不良対策書作成5つのステップ(2)再発防止を確実にするために

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【書き起こし】不良対策書作成5つのステップ(2)再発防止を確実にするために:高崎ものづくり技術研究所品質改善手法動画シリーズ!「無料:モノづくりネット相談」

(00:00) 高崎ものづくり技術研究所では製造業の 現場ですぐに使える品質改善手法改善 ツールを提案しています 今回は不良対策書作成5つのステップに ついて解説しますチャンネル登録も よろしくお願い致します始めにこの動画で は不良宝庫苦笑を正しく作成するステップ を解説します報告書の形式はこのように なっています左側の10代の報告書と右側 の新しい報告書の異なる箇所を赤字で示し てあります 納得いく報告書が書けないまた再発防止 対策が甘く繰り返し不良が発生するなど 疑問や悩みを持っている方は是非新しい 方法を試してみてください まず最初にルールのピラミッドについて その構造と内容を理解します 製造現場において部品やユニットが不良と して現れます 見つからずに客先に流出しクレームになる こともあります物理的な不良現象は自然 科学のルールに従います
(01:04) 例えば製品を落下させると傷がつきます次 に落下させたのは取り扱い普通運搬時の ミスなど現場の管理の悪さがあるためです 取り扱い運搬のルール作業手順書を守って いなかったのかそれとも手順書に不備が あったのかそのどちらかです次の階層は 上流工程のルールの問題です 落下させないような固定具をあらかじめ 準備する運搬を行わない方法を考えると モノづくりを始める前に工程設計製造準備 の段階で事前に予防策を講ずるように ルール化する必要があります 一番下は暗黙のルールです組織風土慣習 などとも言います悪い暗黙のルールが組織 内にはびこっている場合には品質に悪い 影響を与えます ルールのピラミッドを踏まえて順番に原因 の絞り込みと対策を講じていきます第1 段階はなぜ発生したのかです 固有の不具合事象に対する事実因果関係の 解明と品質管理の対象となる5 m 1
(02:10) 機械方法材料測定の要因を洗い出します それぞれの管理のルールに対して実際の 作業はどうなっていたのかを調べます 例えば工具の始業点検手順書により点検を 行うことになっているがそれを怠ったため ドリルが摩耗しているのに気付かず加工 寸法が規格外となった このように現場のルールに照らし合わせ 実際の作業とのギャップを指摘し対策し ます第2段階はなぜ上流で防げなかったの かですつまり本格生産を始める前に予防 対策を講じなかったという問題を指摘し ます 工具の始業点検を行うルールの中に点検 チェックシートの運用が規定されているが 点検方法は点検者に任せられており各工具 の点検ポイントを十分に理解していない まま合格の判定を行っていたことが分かっ た そこですべての工具の資料点検内容を明確 化し周知徹底a を図ります また点検車確認者の2重チェックを義務
(03:13) 付けるなどの対策を講じます こちらのフォーマットはなぜ発生したのか 第1段階の因果関係と現場ルール原因の 対策を記入するフォーマットで現場管理者 が記入します事実と in な関係ルール はどうなっているかご m に関する現場 ルールの要因ルールと現場作業のギャップ を調べ原因を絞り込みます 対策はルールの設計つまりルールの不備を 修正する欠落している内容を追加するなど となりますそしてその内容を関係者に周知 し教育後実施に移し正しく実施されている かどうか確認します 一定期間正しく実施されていれば再発防止 の有効と判断します次になぜ発生したのか なぜ上流で防げなかったのか第1段階と第 2段階の原因と対策を行うフォーマットを 紹介しますこのフォーマットは製造技術 部門品質保証部門など上流2工程における 予防対策の方法を検討するメンバーが使い ます
(04:17) 先ほどのなぜ発生したのかの原因と対策を 踏まえなぜ予防できなかったのか の原因を探ります工程設計段階製造準備 段階そして正しい作業の実施状況の確認 段階の角ルールを見直す作業を行います 製造工程の原因と対策は現場部門作成の なぜ発生したのかの原因と対策をそのまま 採用します 実際の記入方法事例解説は概要欄に記載の ホームページ url を参照して ください こちらはなぜ発生したのかなぜ上流で防げ なかったのか第1段階と第2段階の対策 記入フォーマットです同じく実際の記入 方法事例解説は概要欄に記載の url を 参照してください 最後に客先提出用車内保管用の報告書を 記載します なぜ発生したのかなぜ上流で防げなかった のかの原因と対策フォーマットの内容を 要約して記載します
(05:20) 1不具合現象1事実関係発生場所日時発生 した現象などに因果関係 それはどのようなメカニズムで発生したの かに原因1現場ルール原因現場のルールと 実際の作業とのギャップ に上流工程ルール原因予防策の不備欠陥 さん対策1処置に暫定対策さん現場ルール 原因の対策再発防止策 4上流工程ルール原因の対策予防水平展開 4実施状況確認 家作業観察とルール順守状況確認の仕組み 24 m 変化点処理の確認の仕組み5 効果確認1管理者による職場巡視の仕組み に品質状況記録 see 確認の仕組み 以上となりますでは今回のまとめです不良 対策書作成までの5つのステップは以下の 通りとなります 1ルールのピラミッドの構造を理解するに
(06:25) 不良原因2段階解析法の構造を理解する3 なぜ発生したのか原因と対策 再発防止策を現場管理者が記載する4なぜ 上流で防げなかったかあっ上流工程におけ る予防水平展開内容を技術部門品質部門で 記載する 5以上の内容を顧客窓口部門で報告書に まとめる 以上で解説を終わりますご静聴ありがとう ございましたなお不明点ご要望等につき ましては概要欄の無料ものづくりネット 相談にて受け付けておりますお気軽にご 相談くださいまたちゃんねる登録もぜひ 宜しくお願い致します

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