第一回 不良対策がなぜうまくいかないのか? 動画講座「不良ゼロ対策」シリーズ

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【書き起こし】「不良ゼロ対策」講座(1) 不良対策がなぜうまくいかないのか? 高崎ものづくり技術研究所動画講座 –

(00:00) 2021 new 工場の不良ゼロ対策 第1回不良対策がなぜうまくいかないのか 高崎ものづくり技術研究所の浜田と申します 不良ゼロ対策講座をご視聴いただきありがとうございます この講座は全部で9回のシリーズでお送りします 今回は第1回目として不良対策ななぜうまくいかないのかについて解説します ではしばらくの間お付き合いをお願いしますそれではがんばっていきましょう 第1回目の講座はもぐらたたきゲームについて考えてみます もぐらだ何匹もあちこちから飛び出すあのゲームです ゲームの最初はゆっくり間隔を置いて出てくるモグラですがそのうちだんだん速くなり でては引っ込みでては引っ込みするようになります 最初は頭が出そうになると叩いていてもそのうち頭が出てから叩き 最後には頭が出ているのに叩くのが間に合わなくなってきます ゲームではそれがとても楽しいですね そのことを不良対策のケースで考えてみましょう 1もぐら不良が出てから対策するにもぐら不良が出そうになったら対策する
(01:08) 3もぐら不良が出ないように全部対峙する さてゲームでは1 day たくさん叩くと点数が上がります でも不良対策はゲームとは違います さんのモグラが出ないうちに全部対峙することが以前予防を目的とする 品質管理では求められています そうは言ってもいきなりさんのレベルまではいきません ならばまず1を確実に叩けるようにしてから次の段階でにまで管理レベルを引き上げて 最後に3まで到達させる このような手順を踏んで不良ゼロを達成させます ここで理解していただきたいのは一応いくら完璧に実施して頑張ってもそのうち疲れ 切ってギブアップしてしまいます また新たな製品や新たな工程で新しい問題が発生します ですからにのレベルまでは早急に実現していただきたいのです つまり以上変化点に気づいたら不良になる前に潰す前て処置を講ずるということです そして絶対に客先には流出させないことです でも一般には1だけを完璧に実施することだけを一生懸命考えている企業が多いのです
(02:16) 今ではとても頭が回る余裕はないまたは気づいていないのが実際のところでしょう いやそれは理解できても目の前の問題を早急に片付けなければと思われるかもしれませ ん でもにさんを見据えた上で市にまず注力することが大事なことなのです ただゲーム機の場合でも1で頭をたたいてもまた同じモグラが出てきてしまいます それは出てくる原因がなくならないからです つまり再発防止が完璧ではないのです 日本の品質管理はそういう意味で今は危険的な状況といえます テレビで頭を下げて再発防止を図りますと繰り返す経営者は本当に再発防止ができる でしょうか では工場では一のモグラたたきがなぜ再発防止につながらないのでしょうか 原因が3つあると考えています 一つ目は三現主義の放棄です 現場をよく見ていない現物をよく見ていない現実をよく見ていないです どんな不良が発生したのですかとの問いに対してどのような答えが返ってくるかという と傷が発生しています
(03:21) 作業ミスを起こしましたほとんどの場合この程度の答えしか返ってきません まったく品質管理の素人固有技術について無知な人の答えです これでは何も始まらないのです なぜなら傷とか作業ミスというのは一般用語であってその時発生した固有の現象では ないからです 固有の現象をとらえて初めて固有の対策が可能になります fun in は身長170cm の二十歳ぐらいの丸刈りの男という風にできるだけ 対象を絞り込む必要があるのです ただ若い男だけでは犯人は特定できません 二つ目は問題の放置です これは現場の作業者の責任ではなく管理監督そうの責任です データ捏造問題が最近取り上げられていますが現場の問題が薄々わかっていても 管理層がそのまま放置してしまう担当者はしかたらしい 手っ取り早い方法に走る現場からのムリムダムラの改善提案を取り上げ 現場の問題を改善することを積極的にフォローし支援しなければならないのです 管理者による職場人会実施などによりこのような社内の風土改善活動の仕組みづくりが
(04:30) 管理層の重要な職務と言えます 3つ目は正しい対策方法を知らないです 当研究所は不良原因解析2段階方を提案していますが何も新しいことをするのではなく 正しい原因究明と対策方法を正しい手順で行うことを求めているだけです そのフォーマットをネットから無料でお送りしています 一般的によく行われているなぜなぜ分析では原因究明も再発防止も難しいのが事実で 問題解決手法としては疑問符が付きます では第1回目のまとめです 1もぐら叩きばかりに気を取られずにもブラの頭が出る前に叩く方向に早く持っていく ことに均質管理の最終目的は生産開始前に潜んでいるモグラを全部対峙する 以前予防の品質管理の確率です 3もぐらたたきゲームから抜けられない原因は3つあります 1三現主義の放棄現場にいるのは素人でプロがいない に問題の放置管理層の責任 3肌 c 対策方法手順を知らない
(05:36) なぜなぜ分析でも問題は解決しない 思い当たることはいくつありましたかでは次回 ルールのピラミッドについての解説をご期待ください

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