問題解決型QCストーリー「機械稼働率向上による生産性向上」 

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【書き起こし】問題解決型QCサークル活動シリーズ2 問題解決型QCストーリー「機械稼働率向上による生産性向上」 高崎ものづくり技術研究所品質改善手法動画シリーズ

(00:00) みなさまこんにちはご視聴いただき ありがとうございます本日は問題解決型 qc ストーリー機械稼働率向上による 生産性向上 ダイジェスト版について解説します 高崎ものづくり技術研究所では現場ですぐ に使える品質改善手法の開発と普及活動を 実施していますチャンネル登録もぜひ 宜しくお願い致しますこの事例はある工場 の実際の改善事例です 改善グループにより問題解決型 qc ストーリーに基づいて対策案の提案を行っ ています皆さんの活動の参考にして くださいこちらは改善のステップを示した ものです改善チームによる工場全体の把握 からスタートし改善案の提示までの流れを 以下の5つのステップに分類しています 1工場全体の把握に問題の把握3テーマ 設定4病院分析と絞込み5改善案設備稼働 率の向上ではステップに沿って具体的な
(01:04) 内容を説明します 第一小は工場全体の把握ですポイント1 工場方針と社長ヒアリングポイントに工場 全体状況の把握の2つのポイントについて 解説します最初に工場方針についての社長 ヒアリングを行い現在の率直な思いを語っ ていただきまーした更新市では切削旋盤 などそれぞれの専門分野で他社に負けない ように新たな設備を導入し社員の知識技術 力をトップクラスに引き上げたいというが 付い想いを聞くことができました方針にと して時間の設定管理と原価を把握し改善に 結びつけた特に残業時間が多く80時間 から60時間が不通となっている状態を 解消したいとの考えです 今後良い社員を採用するためにも残業を 減らしたい 2020年4月には働き方改革関連法案に より残業時間の上限規制が適用されるなど 残業時間削減が急務であり特に切削工程で
(02:11) は残業が多く様々な課題が想定されます 次2ポイントにとして工場全体の状況に ついてまとめました 問題点の把握改善提案に先立ち関係者への ヒアリング 工場を自分の目で確認し1 良い兆候に気になった兆候を抽出しました その結果良い兆候としては次のような子と が見受けられました 若い社員が多く元気にあいさつする社長 方針や部門方針個人目標があり半期に1度 パートを含み社長面談が実施されている 女性が活躍している技術力の高い人材が 多く数々の表彰を受けているなど 次に気になった兆候についてまとめました 1受注から出荷までの工程管理に関する 項目として 生産管理がさ業者任せで納期が過ぎたもの がある に設備の稼働率に関する項目として機械の 稼働時間が不明
(03:13) 小ロット品が多く段取り外が多い 3材料工具等の管理方法に関する項目とし て作業台の上が乱雑で定位置が管理されて いないの3項目が見受けられましたそして これらの3項目は残業が多くなる要因と 考えられるためこの後の現状把握と調査は この3点を中心に進めることにしました第 二条では問題の把握について1 モノと情報の流れ上の問題点にマシンの 稼働率の問題点3材料工具類の管理方法の 問題点4 work サンプリングによる 作業の実態調査5問題の絞込みの5つの ポイントに沿ってそれぞれ調査結果を まとめました まずはじめにモノと情報の流れ上の問題点 について調査しましたご覧の頭は実際の 工場のモノと情報の流れを示したもので 黄色は各工程の機械設備赤は仕掛品を示し ています工場の生産活動について受注から
(04:18) 出荷までの全体の流れを把握するため作成 しました次にこの頭を使いモノと情報の 流れを阻害している箇所レック工程を特定 し問題点を抽出していきます流れを阻害し ている項目は全体を通して中12項目挙げ られます 中でも主な問題点として4及び5の各営業 担当者から別々に受注情報が来るまた短 納期の特級品が割り込むため工程計画が 立てられない6および7の加工の着工 ジュンは作業者任せで各工程の新著口が わからない 8機械の稼働率が低い9非効率な作業に よる残業増加の4点が挙げられます このような現状から納期遅延が発生しそれ を食い止めるために残業で対応しています 納期の順守率は主要ユーザー過去3ヶ月を 調査した結果 11月27日今での脳気分で42%と低い 数値となっています
(05:20) 納期順守率の低さから受注から出荷までの リードタイムに着眼点を置きましたつまり 受注から出荷までの日数が足りず残業が 発生しているのかどうかに注目しその実態 を調べました さらに受注空から出荷までの流れを把握 するため部品 a b の一日の流れを データで確認しました まず部品 a について受注日が11月 11日であるのに対し 希望納期が11月13日となっている案件 があり納期調整を行っていましたそして 調整の結果等書の希望納期の約2週間後で ある 29nov を納期として再設定してい ます ここから顧客との間で制作のリードタイム の取り決めがきちんと行われていないこと が見て取れます 次に a b の量部品について検査及び 術加工が3日から4日で完了しているのに 対しストアで6日から7日もの間滞留して いることが分かりました出火場所でも トラックの運行間隔の都合で週1便のもの
(06:25) はいつか週2便のものは2日から3日滞留 する可能性があります 以上により生産管理の仕組みが十分に機能 していないことが問題であると考えられ ます 次にマシンの稼働率の問題点について調査 しました 着目したのは代表的な設備である5 c に 設備1号機と vm 53 a に設備2 号機の2台でいずれもいいさんが作業を 担当しています 各設備のレイアウトは図のように配置され ています ここではマンマシンチャートを使用し人と 設備の稼働状況を確認しました マンマシンチャートとは作業者とその担当 する機械の動きを分析して作業 ダイヤグラムで示したものを指します 左の列は兄さんの作業状況 真ん中は設備1号機の稼働状況 右の列設備2号機の稼働状況を示してい ます また設備の稼働状況については青い部分が 可動時間黄色が停止時間を表しています このチャートから設備2号機は稼働時間が
(07:31) 長く停止時間が少ないことがわかります 一方設備1号機は短いスパンで稼働と停止 を繰り返しています さらに員さんは段取り替えと調整作業に 時間がかかり設備1号機は長い時間停止し ています以上設備の稼働状況をまとめると 設備2号機は停止時間が少なく稼働率が 90%を超えるとても良い結果でしたこれ に対し設備1号機の稼働率は非常に低く 30%にとどまりました ここから2つの設備の稼働率の間には非常 に大きな差があることが分かりました この結果を踏まえ設備1号機の停止時間が 長い要因を分析することとしました 詳細は第4章で説明します現段階でまず 判明していることは設備1号機に関しては てし時間が多く稼働時間が少ないことです このことは第一小の気になる兆候で指摘し た設備の稼働率の問題と合致しており残業 時間の長さとの関連性を強く感じます付加
(08:38) 価値を生んでいるのは設備でありいかに 設備の稼働時間を長くするかが生産性 アップや残業時間の短縮につながります ここからは材料工具類の管理方法の問題点 についての調査結果です 第一小の気になる兆候で取り上げた工具の 置き場所置き方についての課題の確認と なります 工具はその名称が明記されたなにきちんと 整理して収納されているものもあれば箱の 中に乱雑に置いてある物もありました すべてが必要なものか不要なものはないか といった点が気になります ダイジェスト版では行こう詳細説明は割愛 します さて次はワークサンプリングによる作業の 実態調査結果についてです まず員さんの作業について work サンプリングを行います 具体的には9時から16時の約6時間 e さんに密着し作業の動きを観察してデータ を収集します 収集されたデータを集計し表にまとめまし た結果合計1029件に上るさ用のうち
(09:45) 上位4項目は次のようになりました 1位ワークのセットがへ170件に機械 操作155件 3エアブロー105件4位工具準備72件 これら上位4校木の作業件数の合計は 502件で作業を全体の約50%を占めて います そしてなんとこの4項目の作業はどれも 付加価値を産まない作業であることが わかります ダイジェスト版では以降の詳細内容の説明 は割愛します 最後に問題の絞り込みを行いますここまで 実施してきた現状把握と問題点の調査より 残業時間が長いことについて次の2つの 方向性を決定しました 1今回は設備の稼働率が低いこと費付加 価値作業が多いことの2項目に絞り要因 調査と対応策立案に進むこととします 2工程管理の不備については営業部門生産 管理部門資材部門製造部門などを含めた 工場全体の問題であるためベッド計画を
(10:52) 立て次の取り組みテーマとして全社で 取り組むこととし今回の取り組みから除外 します以上ここまでが第2条の解説となり ます 第3章テーマ設定第4章要因分析と絞込み 第5章改善案立案と実施計画については ダイジェスト版 part 2をご覧 下さい

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