生産管理と工程管理【実務における工程管理:第1章】

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この講義は、「納期遵守率を向上させる!実務における工程管理 第1章:生産管理と工程管理」です。
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お客様から要求された納期を確実に遵守することで、お客様からの信頼を得続けることは、事業活動には欠かせないことです。
本講座では、納期遵守率を向上させるために必要な工程管理の基本について学習を行ないます。
工程管理のコツを習得し、実務に活かしていきましょう。
第1章では、生産管理とはなにか、生産管理に必要な視点や生産管理と工程管理の違いについて学習を進めていきます。

この講座が、あなたの今後の活動に役立つことを、心から願っています。

 

【書き起こし】生産管理と工程管理【実務における工程管理:第1章】

(00:02) ああああああああ みなさんこんにちは 改善ベースです この講座は納期順守率を向上させる 実務における工程管理です お客様から要求された納期を確実に遵守することでお客様からの信頼を得続けることは 事業活動には欠かせないことです 本講座では納期順守率を向上させるために必要な工程管理の基本について学習を行い ます 工程管理のコツを習得し実務に活かしていきましょう 本講座の目次です 第一小生産管理と工程管理 第2章生産統制の考え方と工程管理のポイント 第3章工程管理のコツ 情報の一元化 第4章工程管理のコツ 仕事の負荷の平準化 第5章工程管理のコツ生産進捗の見える化
(01:09) 第6章工程管理のコツ10分ミーティング 第7章工程管理のコツ just in time 第8勝工程管理のコツ5 s 活動の徹底 それではさっそく第一小生産管理と肯定感日の講義をスタートしましょう 第一小では生産管理って何 生産管理に必要な視点生産管理の3要素 生産管理に必要な視点4大経営資源生産管理と工程管理の違い 第一小まとめの順で学習を行います [音楽] 初めにまずは生産管理とは何か確認します 突然ですが質問です 生産管理の仕事の進め方はどの仕事に近いでしょうか まるいち警察官 marni
(02:18) トラックの運転手 マルサンツアーコーディネーター 正解はマルサンツアーコーディネーターです さてなぜでしょうか ツアーコーディネーターと生産管理担当者はそれぞれどのような仕事を行うでしょうか ツアーコーディネーターはまず顧客から要望のあるツアーの企画を考えてプランに 落とす仕事を行います 一方で生産管理担当者もこれから必要の生産の進め方を考えて計画に落とす仕事を行い ます したがってツアーコーディネーターも生産管理担当者も 計画プランを立てるということが一つ目の仕事の柱となります 計画の次にツアーコーディネーターは必要な人員分の移動手段
(03:29) 宿泊先などを手配し集合時間など旅行者への連絡をするというような手配業務を行い ます 生産管理担当者も同様に材料などを購入 外注加工の手配をしたり生産現場へ連絡 指示を出すなどの手配業務を行います したがって手配を行うことが2つ目の仕事の柱となります そしてツアーコーディネーターは道案内 時間案内など計画通りに進むようにツアーをコントロールします 同様に生産管理担当者も生産状況の予実を把握管理し生産をコントロールしていきます つまり統制業務が3つ目の仕事の柱となります 計画を立てたりコントロールしたりする対象は違っても仕事の流れは同じようなことを 行います
(04:35) 生産管理って何と聞かれた時はツアーコーディネーターを思い出してみましょう ということで経営資源を製品やサービスに帰るという企業活動において生産管理の仕事 の3本柱は 計画 plan デ杯ドゥ 防錆 c の三つです この3つが的確にできていることで企業は顧客のニーズに応えることが可能となります さてあなたは生産管理に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか 一般に次のようなネガティブなイメージのコメントが出てくることが多いのが実情です いつも現場でしか借りを探している いつも電話でお客さんから催促されている いつも無茶な事を言ってくる いつも現場で煙たがられている
(05:41) 管理というよりをかけ屋さん いつもお客さんと現場とで板挟みになっていて大天荘 もっと良い計画立てられないの いつも納期遅れで叱られている もしこんなイメージを持っているとしたらあなたの会社の生産管理は機能していません おそらく生産管理担当者も何で自分が怒られるんだろうと思っており モチベーションが日々低下しているに違いありません このような姿は本来の生産管理の姿ではありません 生産管理は会社にとってなくてはならない存在であり非常に重要な役割を担っているの です 本講座を通して生産管理の基本的な考え方 顧客に満足してもらう為の工程管理の実務について学習していきましょう それではここで工場の物と金の流れについて確認します
(06:53) 工場は 材料を購入し製品を製造します この時支払いを行いお金が出て行きます そして製造が完了した製品は出荷販売され顧客に届きます この時対価としてお金が入金されます これが工場のお金の流れの基本です なお工場では顧客により良い製品を届けなければいけません 具体的には旧品質 c コスト価格 d 納期の3つの視点で製造を行うことが必要不可欠です これが生産管理担当者が持つべき一つ目の4点 生産管理の3要素の4点です 工場内で製造されるものが品質要求を満足しなおかつ可能な限り安いコストで決められ た納期までに作りを得るためにはどうすればよいか考えて行動することが求められます
(08:08) もう一つの視点は4台経営資源の4点です 経営資源を有効活用し工場内だけではなく 遅払入金などのお金の回転まで含めて良くするにはどうしたらよいかを考えて行動する 必要があります事項でそれぞれの視点について 確認していきましょう [音楽] それではまずは一つ目の4点生産管理の3要素の視点について確認します 生産管理の3要素とは 製品のスペックや性能出来栄えを表す 9品質 quality 製品を作るのにかかる費用を表す c コスト 製品を収めるよう指示された期限を表す d 納期デリバリーの3つの要素のことを指します この3要素を確実に守れるような視点で生産を管理することが必要不可欠な視点となり
(09:18) ます ではこの9 cd 具体的にはどのような視点で管理をしていけばよいでしょうか 思いつくものを考えてみましょう それでは解答例です 品質に関しては顧客要求製品の規格基準に合致しているか そもそも顧客要求は明確になっているか過剰品質にはなっていないかなどの視点で管理 を行っていきましょう コストに関しては販売価格にあった作り方になっているか 販売価格にあったし剤原料を使っているか 購入したし剤原料を有効に使っているか
(10:26) 継続的にコストを下げることができているかなどの視点で管理を行いましょう 納期に関しては顧客の要求に合致したリードタイムになっているか そもそもリードタイムを把握できているかあまりにも無理な能化を受けすぎていないか などの視点で管理を行っていきましょう このほかにもたくさんの視点で生産を管理していく必要がありますがここでは品質 コスト納期の3つの視点で管理が必要であることだけはしっかりと覚えておきましょう それではここで生産管理の3要素の完備のポイントについて説明します 生産管理の3要素9品質 c コスト d 納期において 品質コストに関しては顧客の品質要求を明確にし顧客の価格要求に応えるためにはどう いう作り方をすべきか見極めることがポイントです
(11:35) なお必要以上の品質過剰品質はコストを上昇させ結果的に顧客要求にこたえられない ことになるので注意しましょう 納期に関しては顧客要求を守るためにはどう生産をコントロールすればよいか見極める ことがポイントです なお出来ない納期を約束して顧客の信頼を失わないように注意しましょう 以上のように生産管理の3要素である qcd の維持向上を計画的に取り仕切るそれ が生産管理です 生産管理担当者は3要素を日々確実に維持し 3要素を計画的に向上させる策を考えることによって 品質コスト納期の生産管理の3要素を下支えする とても大事な役割なのです それでは次に2つ目の視点4大経営資源の視点について確認します
(12:51) 4大経営資源とは 1 もの かねえ の経営の3要素に 情報を加えたもののことを指します この4台経営資源を最大限生かせるような視点を持つ 生産を管理することが大切です 生産管理の3要素の視点に加え ヒトモノカネと情報の4大経営資源を 工場で実際に動かしていくのも生産管理の役割です つまり生産管理は生産だけではなくお金の流れのコントロールもになっているのです 工場内を生産管理の3要素の視点で管理すること これは競技の生産管理の仕事です お金のフロー回転が速くなるように四大経営資源の視点も含めて管理すること
(13:59) これが抗議の生産管理の仕事になります 生産管理は凄惨なコントロールだけではなくお金の流れのコントロールも担います ただ生産の進捗を工場の中で追っかけるのだけが本来の仕事ではありません ましてや顧客と納期の調整をすることだけが仕事ではありません お金の流れを含めた広い視点で業務を行うことが求められていることをしっかりと認識 するようにしましょう [音楽] それでは生産管理と工程管理の違いについて確認します 工程管理とはお客様から依頼された製品を所定の数量 品質価格納期で納品するために行う 製造工程の管理活動のことを指します 工程管理は生産管理の一部分です 生産管理は生産計画生産手配生産統制に大きく分けられます
(15:12) 生産計画は日程計画 設備などへの投資計画人員計画などが該当します 生産手配は資材手配外注手配 輸送手配などが該当します 生産統制は工程計画進捗管理 現品管理余力管理実績管理などが該当し 工程管理は主にこの生産統制の部分が範囲となります一般的にはこの範囲が工程管理の 範囲となりますが会社によっては もっと範囲が広かったり狭かったりと様々です 本講座で対象にする工程管理の範囲は生産統制の部分とします 工程管理は必ずこの範囲でなければいけないということはありませんので自社の場合は この部分が対象だなというのを意識しながら学習を進めていきましょう それでは工程管理の業務についてもう少し細分化してみましょう
(16:24) 工程管理の仕事は 工程計画事前検討 作業指示作業実行 実績管理改善の3つに大きく分けられます 工程計画事前憲法はどのような順番で生産するか 深尾道ならして生産するかどの設備を使って生産するか どのような人員配置で行うか などの計画にオウム事前検討業務となります 作業指示作業実行はその名の通り 正確な情報の提供 明確な指示の内容 遅れのない計画通りの作業実施 など指示や実行 follow の業務となります 実績管理改善は生産進捗の見える化 生産実績の見える化グラフ化などの実績や結果を管理して必要に応じて改善を行う業務
(17:34) となります これらの業務を行う過程において第2章以降で学習していく基本的な考え方やコツを 組み込んで遂行していくことが求められるので すっ [音楽] 最後に第一小のまとめをしましょう 第一もの生産管理の仕事の3本柱とは何でしょうか 計画プランでハイルー統制 c の三つのことを指します 第2問生産管理では4台経営資源の視点ともう一つ どんな視点が大切でしょうか 生産管理の3要素の4点です qcd で表され9品質 c コスト d 納期の3つの要素のことを指します
(18:44) 第3問4題経営資源とは何でしょうか ヒトモノカネ情報の4つの資源のことです これらの経営資源を有効活用し効率的な生産活動を行うことが求められます 第4工程管理とは何でしょうか 工程管理とはお客様から依頼された製品を所定の数量 品質価格納期で納品するために行う 製造工程の管理活動のことを指します 以上で第一小生産管理と肯定感日の講義を終わります 引き続き第2章生産統制の考え方と工程管理のポイントについて学習を進めていき ましょう
(19:49) 改善ベースでは改善活動に役立つ たくさんの情報を随時配信しています ウェブサイトでは限定動画が視聴できます チャンネル登録をして最新の動画配信情報をゲットしましょう

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