超大型アルミ鋳物のプロセス。 日本の古いアルミニウム鋳造工場

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【書き起こし】超大型アルミ鋳物のプロセス。 日本の古いアルミニウム鋳造工場

(00:28) 茨城県常陸大宮市にある川和工業所 川和工業所は創業以来60年間大型アルミ鋳造をしてきました。 砂込め 製品とそっくりに作った型(模型)に砂を込めて鋳型を作ります。 抜型 樹脂で固まった鋳型から型(模型)を抜きます。
(03:42) 鋳型乾燥 鋳型を乾燥させます。 型かぶせ 製品形状を上下に分けて作った鋳型をセットします。
(05:20) アルミニウム合金を720℃以上の炉で溶かします 注湯 720℃以上に溶かしたアルミニウム合金を、鋳型に流し込みます。
(07:24) 型バラシ 注後、アルミニウムがするのを待ち、十分に固まったら鋳型を落として 製品を取り出します。 押し湯切断 製品以外の部分を取り除きます。
(10:54) ショットブラスト 小さい金属の玉を被討して、表面を滑らかにします。 カメラ検査 製品が正しい寸法で出来ているかをカメラで確認します。

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【豆知識】アルミ鋳造について

アルミ鋳造とは、アルミニウム合金を高温で溶かし、砂型や金型、ロストワックスなどの鋳型に流し込んで製造するプロセスです。アルミ鋳造は、古くから様々な製品の製造に用いられてきた、歴史と実績のある製造技術です。

アルミ鋳造のメリットは、以下の通りです。

  • 軽量:アルミニウム合金は鉄に比べて軽量であるため、自動車や航空機などの輸送機器の製造に適しています。
  • 強度:アルミニウム合金は、適切な合金設計を行うことで、十分な強度を確保することができます。
  • 耐食性:アルミニウム合金は、鉄に比べて耐食性に優れているため、化学薬品や海水にさらされる環境で使用することができます。
  • 加工性:アルミニウム合金は、切削加工や溶接加工が容易であるため、様々な形状の製品を製造することができます。
  • リサイクル性:アルミニウム合金は、100%リサイクル可能な材料であるため、環境にやさしい材料と言えます。

アルミ鋳造のデメリットは、以下の通りです。

  • 鋳造欠陥の発生可能性:アルミ鋳造では、溶湯の流動性が悪く、気泡や巣などの鋳造欠陥が発生する可能性があります。
  • 寸法精度の低下:アルミ鋳造では、鋳型の熱膨張や収縮の影響を受けて、製品の寸法精度が低下する可能性があります。
  • 表面粗度の悪化:アルミ鋳造では、溶湯が冷却する際に表面に応力が発生し、表面粗度が悪化する可能性があります。

アルミ鋳造は、様々なメリットとデメリットを持つ製造技術です。アルミ鋳造の採用にあたっては、製品の用途や要求される性能を十分に考慮して、最適な製造方法を選択することが重要です。

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