最大実体公差

⚫最大実体公差とは?
最大実体公差方式の必要性を簡単に説明すると、はまり合うように設計されている2種類の部品が、実際にはめ合わせてみると”はまらない”ということが起きないようにすることと、はめ合わせるために過剰に厳しい寸法公差を設定するのを防ぐためのものです。
1つの穴と軸に対してのはめ合わせの場合は、はめあい方式によるはめあい公差を適用すれば問題ありません(幾何公差が必要な場合を除く)。しかし、下記のような2つ以上の穴と軸では、個別のはめあい公差を満たしていても位置がズレていればはまり合わないこともあります。

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