2.4 ACサーボとインバータの違い - ACサーボの原理と構成〈はじめてのACサーボ(6/14)〉

2.4 ACサーボとインバータの違い

 

【書き起こし】(2) 2.4 ACサーボとインバータの違い - ACサーボの原理と構成〈はじめてのACサーボ(6/14)〉 

(00:05) サテライトトレーニングシリーズパート2で、 「インバータは速度制御をしてモータを駆動させることができる」と 学びましたね。 ACサーボとインバータはできることが似ているので、 同じではないのか?と思われるかもしれません。 ですが、ACサーボとインバータは使用目的や機能が根本的に異なります。 2つの機器にはこのような違いがあります。 この中で特に重要な違いは、 ACサーボには「サーボロック」があり、 インバータにはロックがないことです。 サーボモータにエンコーダが組み込まれていることで この機能が動作します。 サーボロックとは、 サーボモータが制御可能状態で位置を保持する状態のことです。 サーボロックがないと、
(01:11) 外からの力によってワークの位置がずれてしまいます。 サーボロックがあると、ズレが生じても、 その誤差を修正し元の位置に戻ろうとします。 また、接続できる台数にも違いがあります。 ACサーボはモータと1対1、 インバータは複数台のモータとの接続が可能です。 ACサーボとインバータ、どちらを選択するかは 導入する装置の運転パターンや価格などから決定されます。 導入する装置に合った機器を選定するようにしましょう。

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