スライド部カバー機構【水平搬送/供給/排出/位置決め/ステージ/切削/研磨/手動ワークセット/段取り/直動機構/揺動機構/ハンドル/レバー/扉/安全/フレーム/筐体/チャンバ】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000368.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000368_2
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仕様
目的・動作
装置外でワークセット、単軸ロボットがワークを加工装置内へ取り込む。加工後のワークは別の場所で取り出される
ワークテーブルが装置外に出る(マイクロフォトセンサ:ON)、作業者が扉を開いてワークを投入し扉を閉める(マグネットキャッチセンサ:ON⇒OFF⇒ON)
ワークを装置内へ単軸ロボットで搬送(マイクロフォトセンサ:OFF)
ワークの有ることを光電センサにて検知し、別のロボットが取りに来る
ワークの無いことを光電センサにて検知し、装置外へワークテーブルを搬送
テーブルが装置外に移動したことをマイクロフォトセンサが検知し、作業者に知らせる(別装置によるライト点灯:マイクロフォトセンサがON時ランプを青色、OFF時赤色)
環境・操作性
ワーク投入箇所にエリアセンサを使用できない、又はしたくない投入部に適用
装置内に作業者の手が入る恐れがある扉開放時は、ロボットが停止する制御
対象ワーク
ワーク:短形ブロック(加工前のアルミブロック)
外形寸法:L34.8×W21.8×H25[mm]
質量:0.04[kg]
特徴
動作仕様・寸法
外形寸法:L550×W300×H286[mm]
単軸ロボットストローク:175[mm](動作可能ストローク:200mm)
必要精度・荷重
繰り返し位置決め精度: ±0.02[mm]
主要部品の選定根拠
単軸ロボット
最大可搬質量が各機構の可動部品質量以上となり、許容モーメントを満足するものを選定
設計ポイント
主要部品の計算工程
単軸ロボットの容量が適切であることを検証する
単軸ロボット
単軸ロボット搬送質量 :0.23[kg]
ワークベース:123[g]、ワーク受け:2[g]×2、カバー:19[g]、ドグ:8[g]、ボルト一式:36[g]、ワーク:40[g]
ロボット可搬質量:2[kg]>搬送質量0.23[kg]:OK
単軸ロボットモーメント
モーメント=搬送重量×距離=(0.23×9.8)×0.07=0.16[N・m]
許容モーメント:19[N・m]>負荷モーメント0.16[N・m]:OK
構造の作り込みと設計の勘所
装置外での作業時スライド部に危険空間が出来ない様カバーを設置
センサ付マグネットキャッチャがOFFの状態時、単軸ロボットが動かない制御にしている
高価なエリアセンサを用いない可動部の危険回避を意図
技術計算リンク
単軸ロボット
検索コード:#UL368
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