リンク式位置決めクランプ【クランプ/チャック/溶接/段取り/直動機構/直動による揺動機構/シリンダ/リンク/リニアブッシュ/からくり】

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仕様
 目的・動作
  位置決めピンによりワーク位置を決定し、ワークの基準となる位置決めした穴の近傍をクランプする
  ワークの投入・取出しに影響を与えないよう、クランプがリンク機構で大きく回避すると共に、位置決めピンも退避する

 環境・操作性
  ワーク溶接時のクランプ機構

 対象ワーク
  自動車ボデー部品
  (画像では一部分を表現)

特徴
 動作仕様・寸法
  装置外形:W140×D353×H491[mm]
  位置決めピン径:11.9[mm]/適用ワーク穴径:Φ12[mm]/ピン形状:ダイヤ型
  クランプ部径:外径φ19[mm]/内径φ16[mm]

 必要精度・荷重
  ワーク位置決め精度:±0.05[mm]

 主要部品の選定根拠
  クランプシリンダ:ワークのクランプ、取出し時の回避の為に選定
  シリンダストローク:125[mm]/チューブ内径:63[mm]
  位置決めシリンダ:ワークを位置決めする為に選定
  シリンダストローク:15[mm]/チューブ内径:50[mm]

設計ポイント
 主要部品の計算工程
  各シリンダが負荷に対して適切な推力であることを検証する
   ワーククランプ力/回避
   クランプシリンダー:1560[N](使用圧力0.5[MPa]時、カタログ値)
   溶接作業時想定外力:干渉等がない限り、過大な外力は考えにくい
   よってクランプ力は十分と判断
   位置決めピン退避の力
   位置決めシリンダ:F0 =825[N](使用圧力0.5[MPa]時、カタログ値:作動方向引込)
   溶接後の微小変形によるワーク引張力(想定):200[N]
   ピンとワークの摩擦係数(想定):0.6
   ピン退避のために必要な力:Fi = 200×0.6 = 120[N]
   F0 ≫ Fi により適切と判断

構造の作り込みと設計の勘所
 ワーク位置決め精度±0.05[mm]、ワーク穴径φ12に合うピン径Φ11.9を選定
 ワーク位置決めピンの高さ方向の位置がベース面より高くなおかつ、ストローク量は15mm程度の為、ピンとシリンダーをシャフトで繋ぎ長さを確保
ワーク高さ調整はワーク受けの下にスペーサ(シム)を入れ、調整する構造
 ベースへの取付はブラケットの穴を大きくし、カラーを介したボルトで締付けることにより、位置の調整が可能な構造
 ピン出入シリンダを円形支柱で支えているが、取付を安定させるため、プレートを1枚かませている
 スパッタの発生があるため、適宜スパッタ対策を行う。部材の取付はスパッタ溜まりを防ぐため六角穴付ではなく、六角ボルトを使用
 ワーク受けに角溝を加工しピンの出入り時にエアー抜きをしている

検索コード:#UL353
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