ワーク受渡し装置【コンベヤ/仕分け/分離/位置決め/直動機構/シリンダ/ローラ/リニアブッシュ/フレーム】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000314.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000314_2
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仕様
目的・動作
コンベヤで搬送されてきたワークが位置決めされ、ロボットハンドがワークを取りに来て、次の搬送工程に渡す動作は以下の順序となる
①パレット上にセットされたワークが、コンベヤで搬送される
②パレットの下部のフォトセンサが検知し、減速する
③パレットの下部のフォトセンサが検知し、停止する
④ワーク在荷用のセンサがワークを検知する
⑤シリンダが上昇して、位置決めピンがパレット穴2ヶ所に挿入され位置決めされる
⑥ロボットハンドがワークを取りに来る
⑦シリンダが下降する
⑧空パレットがコンベヤで元の位置まで搬送される
環境・操作性
シリンダによる位置決め機構
隔壁内部の自動装置へ、ワークを受け渡すようなアプリケーションに適用
対象ワーク
円柱の金属部品
外形φ32×40[mm]
質量:0.1[kg]
材質:アルミニウム
特徴
動作仕様・寸法
上下シリンダストローク:15[mm]
外形寸法:W455×D235×H235[mm]
必要精度・荷重
シリンダが持ち上げる荷重:8[N]
フォトマイクロセンサの停止精度:±0.1[mm]
主要部品の選定根拠
シリンダ
荷重8[N]を持ち上げる事が出来るシリンダを選定
設計ポイント
主要部品の計算工程
シリンダが想定負荷を満たすか、シリンダ推力を検証する
シリンダ推力=負荷率×使用圧力×チューブ内径断面積
=0.5×0.4[MPa]×π/4×102[mm²]
=15.7[N]>8[N](=シリンダを押す全荷重:0.8[kg]×9.8)
満たしている
構造の作り込みと設計の勘所
省スペース化のためにシリンダをコンベヤ間に取付けている
パレットがオーバーランした時のためにメカストッパを設置
減速、停止用にフォトマイクロセンサを使用
ワーク在荷確認用に光電センサを使用
ピンがパレット穴に確実に挿入できるようにパレット穴、ピンにテーパを付けている
検索コード:#UL314
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