エスケープ付コンベヤ【コンベヤ/仕分け/分離/直動機構/揺動機構/機構の安定化/重力の利用/シリンダ/リンク/ばね/ローラ/ベアリング/フレーム/からくり】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000068.html/?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000068_2
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仕様
目的・動作
コストダウンを図るため、コンベヤでのワークの流しはモータを使用せず、ワークの自重だけで流れる
先頭のシリンダが上がっている時:
1番目のワークはブーメラン型の部品、前部のローラを踏んでおり、シリンダで停止されている。
その時、後部のローラは上がっている状態で、2番目のワークがそこに当たって停止している。
先頭のシリンダが下がった時:
1番目のワークが次工程へと流された後、ブーメラン部品は後部のばねに引張られ、後部のローラが下がる。
同時に2番目のワークが自重で先頭のシリンダまで流れる。(この時、シリンダは既に上がっている状態)
対象ワーク
製品が箱詰めされたダンボール / 外形:W170xD120xH195 / ワーク重量:5.0kg
特徴
動作仕様・寸法
移動ストローク:250mm
外形寸法:W600xD260xH346
必要精度・荷重
ストックワークの総重量:100[N]
主要部品の選定根拠
引張りばね
ブーメラン型の部品が戻ってくるように引張りばねを選定
ガイド付きシリンダ
ワークをせき止めるため、ガイド付きのシリンダを選定
衝撃吸収ストッパ
部品衝撃吸収のため、低弾性ラバー付のものを選定
エンプラベアリング
許容荷重内のものを選定
設計ポイント
構造の作り込みと設計の勘所
引張りばねの取付がアルミフレーム溝上にあるため、張力の調整が可能
ワークがコンベヤ上を流れる際、ブーメラン型の部品の前後ローラがワーク下部に接して機能している
ワーク搬送用ローラの取付がアルミフレーム溝上にあるため、ローラピッチを変更することが可能
ブーメラン型の部品が左右同時に動作するように連結している
ワークとローラの摩擦を小さくするため、ローラは樹脂製を使用
類似ワード:コンベア
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