コンベヤ上のワーク方向転換【コンベヤ/仕分け/分離/調整/直動機構/揺動機構/シリンダ】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000297.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000297_2
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仕様
目的・動作
コンベヤ上を流れる品種切換のある薄板パネルをストッパで停止させ、パッドで吸着しながらリフトし180[°]方向転換し下流へ流す機構
環境・操作性
搬送途中で反転の必要がある薄板ワークに適用
パレット搬送ではなく、ワークの直接搬送時に有効な手法
対象ワーク
形状:薄板パネル(ガラス)
サイズ:W200×D110~320×H2[mm]
質量:300[g]
特徴
動作仕様・寸法
外観寸法:W219×D410×H523[mm]
単軸ロボットストローク:110[mm]ストッパ上下ストローク:30[mm]・持上げストローク:50[mm]
必要精度・荷重
停止精度:0.1[mm]・持上げ荷重:20[N]
主要部品の選定根拠
対象ワーク旋回時の直径が大きくなると慣性モーメントも増大するのでロータリーテーブルのトルクを考慮
設計ポイント
構造の作り込みと設計の勘所
ロータリーテーブルの回転中心の真下にロータリージョイントを配置し旋回時に起こる真空配管経路のストレスを軽減
ストッパのテーパ部分で薄板パネルを停止させることによりストッパの退避動作時にパネル端面とストッパの必要以上の接触を避けワークを保護している。(テーパ部分を上方に動作させるとパネルから離れる動きとなる)
対象ワークが薄板パネル(ガラス)なので割れや欠けに配慮する必要があり搬送コンベヤ側では停止位置の手前にスローダウン検出を配置し搬送スピードを減速させストッパ先端部にある限定反射型フォトセンサでコンベヤ停止し薄板パネルに負担を掛けない運用としてる。
吸着用の配管は回転時に周囲部品と干渉しないよう、現合にて長さ調整する必要がある。
検索コード:#UL297
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