レーン切替機構【コンベヤ/仕分け/分離/直動機構】

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仕様
　目的・動作
　　エアスライドテーブルをストロークさせ、ワークの合流経路を変更する

　環境・操作性
　　コンベヤ搬送するワークが別ラインから本ラインに合流する

　対象ワーク
　　ワーク：円盤ワーク(A5052)
　　外形：φ50×H10 [mm]
　　質量：68[g]

特徴
　動作仕様・寸法
　　外形：L158×W328×H49[mm]
　　エアスライドテーブルストローク：57[mm]

　主要部品の選定根拠
　　エアスライドテーブル
　　ストロークがワークサイズ以上(50[mm])の物を選定

設計ポイント
　主要部品の計算工程
　　エアスライドテーブル
　　　積載質量、ピッチング許容モーメントから本装置に適しているかを検証する
　　　積載質量
　　　プレート2：m1=129.9[g]
　　　ワークガイド：m2=112.5[g]
　　　ガイドブラケット：m3=43.1[g]
　　　総質量m=(m1+m2+m3)= 285.5[g]=0.2855[kg]
　　　最大積載質量：m’=1.2[kg＞m[kg]
　　　ピッチング許容モーメント
　　　エアスライドテーブルの取り付け位置と積載物の重心までの距離：Lx=89[mm]
　　　ピッチングモーメントMx=m・g(重力加速度)・Lx
　　　=0.2855×9.8×0.089
　　　=0.25[Nm]
許容ピッチングモーメント：Mx’=32.3[Nm]＞Mx[Nm]、OK

　構造の作り込みと設計の勘所
　　エアスライドテーブルを用いることにより、検査レーンの切り替えが可能
　　それぞれのガイド入口とストッパに面取りを設ける
　　長穴で現場調整をし易くする

　技術計算リンク
　　エア式スライドガイドの概要

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