ワーク位置決め機構【位置決め/直動機構/シリンダ/ローラ/リニアブッシュ/からくり】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000220.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000220_2
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仕様
目的・動作
エアスライドテーブルを使用したアライメント機構
スペーサとして、アルミフレームを利用
別ユニットのコンベヤ上にラフに置かれたワークを本装置にてアライメントし、次工程に進める
環境・操作性
ワークは本ユニットにより外部位置決め端に押しつけられる
シリンダ動作方向に対し、垂直な方向から搬送されるワークをローラプッシャ付き機構でアライメントする
対象ワーク
薄板状ワーク(樹脂)
外形:W640xD320(D640)xH2.2[mm]
質量:0.53kg(1.06kg)
()内寸法はもう一つのワーク寸法
特徴
動作仕様・寸法
アライメント機構:
ワーク押し出し(アライメント)ストローク: 5[mm]
装置外形: W100 x D150 x H236[mm]
必要精度・荷重
エアスライドテーブル:
積載機構の総重量[kg]: 0.08(ブロック)+ 2 x 0.04 (ローラープッシャ)+1.06(ワーク) = 1.22[kg]
アライメント精度:±0.2[mm]
主要部品の選定根拠
エアスライドテーブル
ワークを押すのに必要な推力4.8[N]以上を選定
設計ポイント
主要部品の計算工程
ワーク負荷荷重からシリンダ推力を検証する
エアスライドテーブルの推力
負荷:F=mgμ
質量:m=1.22kg(エアスライドテーブル取付部材の総重量+ワーク重量)
別ユニットのコンベヤローラーの摩擦係数:μ=0.4
シリンダにかかる負荷:F=1.22×9.8×0.4=4.8 N
シリンダ出力(押出時)
押出の推力:F1=η×A1×P
負荷率:η=1(カタログより)
押出受圧面積:A1=201mm²(カタログより)
使用圧力:P=0.4MPa
F1=1×201×0.4=80.4 N
安全率:F1/F=80.4/4.8=16.8
構造の作り込みと設計の勘所
シリンダーにアライメント機構を直付けし、垂直設置のアルミフレームの上に設置
アルミフレームの長さを任意のものにして、機構の高さ変更が可能
シリンダ推力がワークにかかるため、ワークの強度(変形、破損)を考慮し、かつ十分な容量のシリンダ選択が必要
検索コード:#UL220
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