第33回 基本設計、詳細設計【 MONOWEB(機械設計編)】

・構想設計で概略の仕様が決定すると、次は基本設計を行う
・構造を具体化させるために、CADを使って設計を進めていく
・基本設計が完了したら、デザインレビューを実施する
・詳細設計ではさらに具体的な構造や寸法を決めていく

について学べます。

【書き起こし】第33回 基本設計、詳細設計【 MONOWEB(機械設計編)】

(00:02) [音楽] ん 機械設計の基礎を学ぶ part 6 基本設計詳細設計 このパートでは製品を開発する時のプロセスである 基本設計と詳細設計で実施する 設計作業について解説しますそれでは早速本題に入っていき ます 基本設計前回の part で構想設計に至るまでのプロセスについて解説いたしまし た 構想設計で概略の使用が決定すると次は基本設計です 基本設計では構造を具体化させるために cad を使って設計を進めていきます デザインが入る部品であればデザインから構造に必要なスペースが決まります与えられ たスペース内で各部品の設計を行います 部品の具体的な 寸法を決めたり部品のつなぎ方を決めたりしていきます 部品同士がぶつかり合わないように干渉をチェックしながら設計を進めていきます
(01:15) 電子部品が入る場合は回路基板の設計者と配置スペースの取り決めを行います 決められた性能が得られるように材料の選定を行います 近年は軽量でコストが安くかつ強度が保てるような樹脂材料が金属の代替と して利用されるケースが増えてきております 決めた材料で強度が確保できるかどうか 強度計算を行いますその際に 解析ソフトを使って強度のシミュレーションを行うケースもありますデザインレビュー 基本設計が完了したらデザインレビューを実施します デザインレビューは英語でデザインレビューです 頭文字を取って通常は dr と言います dr とは設計審査のことですあなたが 設計した結果を社内の関係者に説明 えんします機能安全性操作性生産性などを評価するために関連部署の経験豊富な専門家 を集めて審査を行います
(02:24) 問題の抽出を行い問題があれば改善して次の詳細設計へ進めていく 非常に重要な ステップとなります 詳細設計 基本設計が完了し dr を通過すると次は詳細設計です 詳細設計ではさらに具体的な構造や寸法を決めていきます 寸法は生産地の品質が保てるように許される最大1及び最小値となる 寸法公差 さを設定します また形状については形状の許容値として 幾何公差を設定します 切削加工する場合は加工面の凹凸の許せる度合いを指定するために表面性状の希望を 図面に入れていきます そして設計図が完了したら協力会社へ 図面と1ノット当たりの個数などを添えて見積もりをもらいます ロッドと は1回あたりの注文時の数量のことです
(03:29) 1回で多く購入したほうが生産するテーマが少なくなるため やすくなります 部品商部品表とは製品を組み立てるために必要な全部品を一覧表にしたものです 表には図面番号部品名称 材質数量購入先などその部品に関する情報が入ります全ての組た 立てず及び部品ずには図面番号が振られます その製品を作るために必要な部品と数量が部品表を見ることで把握できます 設計変更が発生した場合は部品表も更新されます ものづくりにおいてこの部品表は非常に重要な役割を持っています 部品表は別名ボムと呼ばれますそして 設計で使われるボムのことを言いボムと言います 以上基本設計と詳細設計で実施する設計作業について解説しました 次回は次のプロセスである試作と評価試験について解説します
(04:44) この動画シリーズでは機械設計が初めての方を対象に 次に示す内容を解説しています ぜひもの web にチャンネル登録をお願いします ん [音楽]

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