第5回 図面の寸法の入れ方【 MONOWEB(製図編)】

・寸法補助線、寸法線、寸法値の記入方法
・狭い箇所の寸法記入方法
・類似形状における寸法記入方法
・円、厚み、穴の寸法の表し方
・寸法の記入の基本ルール

について学べます。

 

【書き起こし】第5回 図面の寸法の入れ方【 MONOWEB(製図編)】 –

(00:00) ん えっての 製図の基礎を学ぶ part 5図面の寸法の入れ方 このパートでは角度や塩といったさまざまな寸法の入れ方について学びます 図面に寸法を入れる場合次のように 寸法補助線を計上の1点から引き出し 寸法補助線の間を矢印の付いた 寸法線で作成します寸法線の上に 寸法値をミリ単位で記入します 美里は記入せず 数値のみ記入しますまた 寸法値は寸法線の中央部に配置するようにします 図のようにやむを得ず形状内に寸法を配置する必要がある場合は 寸法補助線を省略して寸法線と寸法値のみ記入します 角度寸法を記入する場合必要に応じて形状から引き出し線を作成し
(01:08) 図のように縁故で寸法線を作成します 寸法値の記入方法 寸法値の記入の方法は2通りあります 一つは図面のしたまたは右から寸法値が読めるように配置します もう一つはすべての寸法値が下から読めるように配置します ゼノ27や55は直径寸法を示します従って実物はこんな形状になっています 狭い箇所の寸法記入方法 寸法を記入するスペースがない場合矢印の代わりに黒丸を用います また引き出し線を利用して寸法値を入れる場所をスペースのある場所に移動させること もできます この場合は寸法線の両端には黒丸や矢印など何もつけないようにします ルイ gk 上における寸法記入方法 ここからは類似の形状が複数ある場合の寸法記入方法を解説します
(02:18) 直列寸法記入法図に示すように寸法が直列に連なる時の寸法記入方法です a 列寸法記入法図のように類似形状の寸法の基準が同じ場合に使います 互いの寸法の間隔をあけて並列に配置します それぞれの寸法公差が独立できる 寸法配置方法です累進寸法記入法 各寸法の基準に来てん記号を配置します 寸法線は1本の連続した線で表現し 起点の反対側は矢印をつけます 先ほど説明した並列寸法記入4と同じ意味を持ちます 座標寸法記入法穴などの類似形状の位置は座標テーブルとして表すこともできます この場合の xy 座標の基準となる原点は設計基準や加工基準などによって選ばれ ます以上が
(03:22) 類 gk 上の寸法の表し方です 次に塩や厚み穴などの寸法の表し方を説明します 半径寸法 寸法値の前に r をつけます 円弧の中心から寸法線を作成する場合は r を省略することができます この時円弧の中心は10時または黒まるで中心であることがわかるようにします 半径寸法についてはハ11 によって頭のように様々な形式があります 配置スペースなどによってどのタイプを使用するのか選ぶことができます q 寸法の表し方図に示すように 寸法値の前に sr または s ふぁい をつけます 正方形の寸法の表し方 正方形の対象物を側面から見た際に正方形であることがわかるように 寸法値の前に角をつけます
(04:29) 円弧の寸法の表し方 円弧の長さを示す寸法線を描き 寸法値の左に円弧を表す記号をつけます 暑さの寸法の表し方薄い肉厚の部品を図示する場合厚みを図面に記入することで投影図 を減らすことができます 暑さを表す寸法値の前に t をつけて表現します すって 1.2は1.2ミリのイターつを示します メントリースんぽうの表し方面トリートは部品の尖ったエッジをなくして安全性を確保 するなどの目的で45度の角度で角部を削除した部分のことです 面取りの寸法は寸法値の前に c をつけます ana の表し方アナは複数になることが多く同じ穴が複数連なる場合 4かける中に霧のように記入します 切れはドリル穴を表しており12ミリメートルのドリル穴が4個であることを示してい
(05:38) ます 次に穴 の深さを指定する場合についてです穴を上から見た場合12深さ30 または最新脳 jis ではこのように記入します 側面から見た場合図のように穴の直径と深さを記入します 以上主な寸法の表し方について説明いたしました この他にも色々な寸法の表し方がありますので必要に応じて 書籍やネットなどを活用して学習しておきましょう 寸法の記入の基本ルール図面は接見した機械や部品の製作が完成するまでにさまざまな 人が読むことになります従って寸法を記入する際には図面の読み手に配慮して認識の 間違いが発生しないように 分かりやす つく正確に配置する必要があります ここで図面の読みてとは誰のことを指しているのでしょうか
(06:44) 考えてみましょう 読み手とは図面をチェックする先輩 城主など同じ環境で仕事をするメンバーだけではありません 図面が完成して出図された後は 加工業者金型業社製造担当者検査担当者などたくさんの関係者が読むことになります 従ってこのような方々が読み間違いを犯さないように分かりやすい図面の作成が必要 です 寸法ひとつとってもその配置の仕方によって読み間違いを減らすことが可能です そこで次に読みやすくする寸法の配置方法をご紹介します 寸法配置のルール図面に寸法を配置する場合に最も基本的なことを説明します それは一つの投影図に対して集中して配置するということです 特に正面図は形状の全体像を表す図であるためここに寸法を集中させます
(07:53) 正面図で表現できない寸法のみを他の投影図に入れます このように図面を書くことで読み手が寸法を探す手間を省くことができる効果が うん されます それではこの簡単な部品に寸法を入れてみましょう どのようになるでしょうか このように正面図に寸法を集中させるとわかりやすいですね 幅高さはすべて正面図で把握できます 奥行きは平面図で確認できます 20寸法の禁止一つの図面に20の寸法を入れてはいけません 20の寸法とは同じ寸法異なる2つの投影図に入れることですぞー例に説明します 例えば右側面図の80と45の寸法です この寸法はすでに正面図と平面図に存在するため右側面図に入れてはいけません また正面図の35の寸法は爪に入れなくても計算で求めることができます
(09:04) 80-45=35 と計算できます このような寸法は特別に明記する必要がなければ記入しません 並列に記入する時のルール並列に寸法を配置する場合形状から遠い順に大きな寸法を 配置します 左の図のように寸法線が重なると読みにくいからです 形状内にはできるだけ配置しない部品の内部に存在する形状に寸法を入れる場合 引出線などを用いて出来る限り 形状の外に寸法を配置するようにします 形状の中に寸法を配置すると形状の戦と重なって読みにくく なるからです 寸法線に重ならないように配置する 寸法値と寸法線が重なって表示すると読み間違いの原因となります このような場合は寸法値を少し移動させて数字がきちんと読める位置に配置します以上 寸法記入をまとめますと
(10:13) 次のようになります 寸法はできるだけ正面図に集中して記入する 20寸法を入れてはならない計算でも止まる寸法を入れてはならない 寸法線が重ならないように配置する 寸法線はできるだけ形状内に配置しない以上ここに示したルールを守るだ 手でも随分と読みやすい図面にすることができるでしょう この動画シリーズでは設計図面を読めるようになるために必要な基礎知識となる 次に示す内容を解説しています是非 もの web にチャンネル登録をお願いします ん [音楽] ん

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第1回 はじめての図面の書き方【 MONOWEB(製図編)】
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