非対称カムチャック機構【コンベヤ/クランプ/チャック/直動機構/機構の安定化/シリンダ/カム/カムフォロア/リニアガイド/からくり】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000371.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000371_2
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環境・操作性
チャック位置の決まった異形ワークのチャックが可能
左右のカム溝形状をチャックのストロークに合わせて変更・段取することで多種ワークに対応可能
対象ワーク
ワーク:金属ブロック
材質:SUS304
外形:W40×D18×H25[mm]
質量:0.14[kg]
動作仕様・寸法
動作仕様
シリンダストローク:24[mm]
チャック先端ストローク:右6[mm]、左3[mm]
寸法
装置寸法:W100×D111×H265[mm]
必要精度・荷重
必要荷重
シリンダ推力:31.2[N]以上(安全率3倍)
主要部品の選定根拠
シリンダ
スライドテーブルを上下に駆動させる推力を満たすシリンダを選定
主要部品の計算工程
シリンダがワークを把持するのに十分であることを検証する
シリンダ推力
空気圧力:P = 0.4[MPa]
チューブ径:D1 = φ16[mm]、ロッド径:D2 = φ8[mm]
シリンダ推力:F = ((D1/2)²-(D2/2)²)π x P x η
=((16/2)² – (8/2)²)π x 0.4 x 0.5= 30.2[N]
スライドプレート質量:m = 1.06[kg] = 10.4[N]
チャック部把持力
上記推力よりスライドプレートを持上げる力を引いた力が把持力に使われると考えると
シリンダ:ストローク24[mm]、推力:30.2[N]、プレート質量:10.4[N]
チャック部:ストローク6[mm]
比率計算より把持力:F=24×(30.2-10.4)/6=79.2[N]
ワーク質量の20倍以上満たしているので成立
構造の作り込みと設計の勘所
3[mm]ストローク側のチャック先端を基準とし、後から6[mm]ストローク側の先端でチャックする機構
カムプレートは段取できるようピンで位置決めできる形状
チャック用リニアガイドレールは組付け性を考慮し、両端2本のねじのみで固定
技術計算リンク
薄型シリンダ概要
検索コード:#UL371
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