簡略インデックステーブル【回転テーブル/ステージ/回転機構/シリンダ/カム/カムフォロア/リニアガイド/ローラ/モータ】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000163.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000163_2
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仕様
目的・動作
目的
マガジン移載に使用するインデックステーブル
動作
ギヤードモータを回転テーブルに押付けて駆動する。減速センサオン後に減速開始し、停止センサオンでくさびを前進させてインデックステーブルの回転を止める
環境・操作性
メンテナンス時にインデックステーブルをフリーにする
ゆっくりと動作させる
対象ワーク
形状:マガジン
サイズ:W80xD50xH140[mm]
重量:1.5[kg]
特徴
動作仕様・寸法
インデックステーブル外径:φ290[mm]
4ポジション
サイクルタイム:1ポジション、1[sec](設置後変更可能にすること)
外観サイズ:W516xD290xH195[mm]
必要精度・荷重
位置決め精度:±0.5[mm]
負荷重量:1.5×4=6[kg]
主要部品の選定根拠
可変速ギヤードモータ
インデックステーブルのサイクルタイム:1ポジション、t=1[sec]なので1回転に4[sec]、よってテーブルの回転数:Nt=15rpm
ギヤードモータのウレタンローラで駆動される部部の外径D1=φ240、ギヤードモータのウレタンローラ径:D2=φ30、なのでギヤードモータの回転数
N=D1/D2×Nt=240/30×15=120[rpm]
可変範囲:90~1200[rpm]の可変速ギヤードモータと減速比:i=1/3のギヤヘッドを選定し、減速後の可変回転数範囲は30~400[rpm]とする
設計ポイント
主要部品の計算工程
負荷トルクを満足するかギヤードモータ許容トルクを検証する
ギヤードモータの負荷トルクの確認
条件値:インデックステーブルの回転数:Nt=15rpm、テーブル披駆動部外径D1=φ240[mm]、ギヤードモータのウレタンローラ径:D2=φ30[mm]、サイクルタイム:t=1[sec]、ワークを含む回転部の慣性モーメント:J=0.083[kg・m²]
ギヤードモータの回転数N=D1/D2×Nt=240/30×15=120[rpm]
ギヤードモータの負荷トルク:T=J/(9.55×104)×N/t=0.083/(9.55×104)×120/1=1.04×10-4[N・m]
ギヤヘッド取付時のギヤードモータ許容トルク(減速比i=1/3の場合):Tmax=0.06[N・m]
⇒負荷トルク:T=1.04×10-4[N・m]
< 許容トルク:Tmax=0.06[N・m] なので、許容範囲内である。
ギヤヘッドのオーバーハング荷重の確認
本装置で使用しているギヤヘッドの許容オーバーハング荷重は出力軸センターで98[N]なので、本装置の許容オーバーハング荷重は:98[N]×16[mm]/32[mm]=49[N] となる。
⇒φ16シリンダの押し側理論推力は、使用圧力0.2[MPa]時40[N]なので、モータを押し付けるシリンダは0.2[MPa]で使用する
構造の作り込みと設計の勘所
位置確認センサと減速センサとが必要になるので、安価なフォトマイクロセンサを使用
技術計算リンク
小型ギヤードモータ概要
検索コード:#UL163
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