世界で1番使われている3Dプリンターのレビューと製造現場での活用事例!

 

 

【書き起こし】世界で1番使われている3Dプリンターのレビューと製造現場での活用事例!

(00:20) どうも、なんとか重工とんこつです 今回は以前2ndチャンネルのなんとか技研で方でご紹介した こちらのPRUSA i3 MK3S+を 1ヶ月使ってみたレビューと製造現場でのFDM 3Dプリンターの 活用事例をみなさんにご紹介したいと思います 今までFDM 3Dプリンターは複数台使ってきて 自分で購入したものもあれば 企業様からご提供頂いたものもあったんですけど 今のところ、このPRUSAが1番良いです 価格帯の話をすれば まあこれはね組み立てキットでAmazonで10万円 組み立て済みの物でも15万円する 結構高価格帯な3Dプリンターではあるんですけど 初心者の方にオススメするなら間違いなくこのPRUSAがいいと思います 理由はこの後いろいろ言うんですけど 同じ造形サイズで3万円台のプリンターとかあるんですけど やめておいたほうがいいことが結構多いです
(01:24) 結局買って後悔するならちょっと値は張りますけど PRUSAを買っといたほうがいいかなって僕は思います ではまずこのPRUSAの良くないところから言っていきたいと思います まず1つ目、価格が高いですね まあこれは先程も言いましたけど 同じ造形サイズの3Dプリンターが2〜3万円 くらいであるのに対して 10万円という高価格な設定をしているというところですね で2つ目が見た目がチープというところですね これは理由としてはほとんどの重要な部品っていうのは 金属製のフレームで作られているんですけど そこまで重要じゃないパーツっていうのは 3Dプリンターで作られた部品が組み込まれています なので他のメーカーの3Dプリンターと比べると 若干チープな見た目をしている で3つ目がですね結構重要なところなんですけど Wi-Fiが付いていません なのでデータのやりとりする時は このSDカードの抜き差しが必須になりますね
(02:29) 最近の3Dプリンターだと Wi-Fiは標準装備だったりしているのに対して 同じ価格帯、10万円する価格帯で Wi-Fiが付いてないのはちょっと残念かなっていう印象ですね 次はPRUSAの良いところを言っていきたいと思います まず1つ目、もう何もしなくて良いところですね これどういうことかというと 3Dプリンターというのは電子レンジみたいに 誰でも触れる誰でもできるみたいなことじゃなくて 結局やっぱりね少しコツがいります このPRUSAに関しては本当に電子レンジレベルで 本当に誰でも使えるんじゃないかなって思うくらい 本当によくできてて何もしなく良いんですよ 使ってるとちょっとトラブルが起きたりとか もうちょっと造形綺麗にしたいなとか もうちょっと造形スピードをあげたいなとか色々欲が出てきて 改善したくなって、するんですけど 結局沼にハマってまスライサーソフトいじりすぎてわけわからんくなったりとか 色々あるんですけどもうこいつに関しては
(03:33) もうそういった欲が出てきたとしても もうスライサーソフト便りでできちゃう 無料で付いてくるスライサーソフトが有能すぎて 何もしなく良いっていうのが本当にこのPRUSAの 魅力の1つじゃないかなと思います 本当にね使ったらわかるんですけど 何もしなくて良いんですよ 2つ目は拡張性があるというところですね さっきWi-Fiが付いてないとか言ってましたけど この3Dプリンターに関してはオープンソースなので 国内外問わず色んな方がカスタムしていろいろ改良だったり 便利な機能を付けてくれたりしているんですけど その中でWi-Fi機能を付けたい人がいて付けれるようにしてくれる データを公開してくれていたりとか あとタイムラプス撮りたい人は カメラを付けれるようになってるとか いろんな拡張性があって 3Dプリンターでちょっと飽きちゃった人も もうちょっとこうやりたいみたいな そういうのができるっていうのが1つポイントかなと思います
(04:38) 3つ目なんですけど3つ目は品質と精度ですね 造形の質感、精度が非常に高くて 3Dモデル Fusion 360で 作ったりすると思うんですけど 10Φの穴、10Φの軸で作るじゃないですかモデル それをそのまま本出しでその精度が綺麗に出るっていうのは 今まで使ったプリンターではほぼなかったんで 若干縮尺を調整したりとかいろいろそういう必要があったんですけど それも本当に何もしなくて良いっていうぐらい これ何もしなくて良いんですよ 品質と精度が優秀ってことですね この後ご紹介する造形物で パズルみたいに組み合わせするものがあるんですけど コンマ1の隙間を設定しておけば 綺麗にハマっちゃうっていう それぐらいに 品質と制度が素晴らしいものになっています 4つ目がビルドプレートがもう優秀すぎるところですね このPRUSAには2種類のビルドプレートが用意されていて
(05:46) もう1個の方は自分で買わないといけないんですけど 純正で付いているこのビルドプレートもめちゃくちゃ優秀です 後でスナップメーカーの物と見比べて欲しいんですけど のりとか全く必要なくてこのビルドプレートが なんかボロボロになっていくみたいなこともないし しっかり面でペタッと接着するし 外れないしでも外す時はこうやって曲げたらパッと外れるっていう もうビルドプレートの完成形これなんじゃないかっていうくらい ビルドプレートが非常に優秀です こちらの黒っぽい方がスナップメーカー2.0の ビルドプレートで こっちのカーキっぽい方がPRUSAのビルドプレートとなっています どちらも純正のビルドプレートなんですけど 表面に少し違いがあります スナップメーカー2.
(06:39) 0の方はこんな感じで 表面が少しザラザラしています それに対してPRUSA方はめちゃくちゃツルツルします なので下敷きぐらいのツルツルさがあります なのでぱっと見た感じはスナップメーカー2.0のビルドプレートの方が 密着性が高いんじゃないかなって思ったんですけど 実際使ってみるとスナップメーカー2.0の方は段々と密着性が悪くなって 造形物が途中で剥がれるというトラブルもありました 表面もちょっとでくすんできたというかダメージが 表面に見られたりとかもありました でもPRUSAの方に関してはまだ1ヶ月しか 使ってないんですけど 全然そういったダメージは見られなくて 密着性もすごい高くで途中で剥がれると いうのは今のところ一切ないです スナップメーカー2.
(07:29) 0のビルドプレートにどんな変化があったかというと よく使う真ん中のところが若干凹んでるんですよ わかりにくいと思うんですけど さしを当てるとピタッと当たっているところもあれば ここらへんね凹んじゃってるんですよ なのでここにコンマ2とかのギャップがあるんで その分ビルドプレートが剥がれやすくなります まあ使用期間が短いので当たり前といえば当たり前なんですけど PRUSAの方のビルドプレートはめちゃくちゃまっすぐ出ています さらにオプションパーツのビルドプレートを使えば 梨地になっているので造形物の裏側が 梨地の意匠性のあるプリントをすることもできます というわけでこちらのPRUSA i3 MK3S+を 1ヶ月使ってみた感想をみなさんにお伝えしたんですけど 実際の製造現場でFDM 3Dプリンターが どのような使い方ができるのか、どのように使われるているのか みなさんにご紹介したいと思います ちなみに某自動車メーカーでは穴開けの軸とかにね 使われたりしているそうなんでご参考になればと思います
(08:38) ここはイワタツールさんの工具研削盤工場です 最近ちょこちょこ現場にお邪魔させてもらっていて 現場の改善活動とかをお手伝いさせてもらっています そこで出た3Dプリンターの活用事例を 1つご紹介させていただこうかと思います これはイワタツールさんからのご依頼で僕が制作した治具になります 大きいので4分割で作りました この治具は工具研削盤のパレットで純正は こちらのアルミ製の物なんですけど 当然アルミ削り出しなので値段が高くて めちゃくちゃ重たいんですよね しかも工具ごとにいろんな径の治具を揃えないといけないので それだけでめちゃくちゃコストがかかってしまうというわけです でも3Dプリンターを使えばいろいろな形状の治具を 1/5くらいの値段でしかもめっちゃ軽く作れるので 現場の改善になります さらにもう1つ大きなメリットがありまして この機械はロボットアームが自動で工具を掴んで 工具研削盤に取り付け取り外しを行ってくれるんですけど 制作するものが先端の尖った切削工具なので
(09:43) この純正のアルミパレットだと取り付け取り外し行う際に ぶつけてしまって工具が欠けて不良になってしまったり みたいなことがあるんですけど この樹脂パレットは樹脂パレットの方にダメージが行くので 工具が不良にならなくて済むようになっています はいいかがだったでしょうか?
(10:59) 耐久性に関しては今後様子を見ていく必要があるとは思うんですけど コストの話で言うと4枚1組なんで まあ1枚が250g、4枚作っても約1kgで 3Dプリンターのフィラメントはだいたい1kg3000円くらいなので 材料代としてはそれくらい、加工時間造形時間に関しては 4枚の1枚あたりだいたい17時間 インフィル10%のジャイロイドで17時間掛かってるんで 合計68時間というかなり膨大な時間は掛かっているんですけど この3Dプリンターの利点の1つが手離れが良いというところ 寝てる間に造形してくれるって言う利点を活かして 作った物なので人件費という意味ではそんなにかからないんじゃないかなと思います というわけで今回の動画が おもしろかった、参考になったという方が いらっしゃいましたら是非 グッドボタンとか チャンネル登録の方よろしくお願いします Twitter、instagram、セカンドチャンネル いろいろ物販とかもやってますのでよろしくお願いします ご視聴ありがとうございました

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