工作機械の未来。マザックから工場見学から考察

最新の工作機械がどのような考えで創られているのか?皆さんご存じですか?
デジタルと融合することで、今までの現場を超越することが実は可能です。
皆さん知らないだけなんです。もう加工することに重きはおかれず、いかに現場との距離を近くして効率を上げることが重要なのか?それを本気で考える時代が到来しております。

【書き起こし】 加工の既存概念に変化が起こっている!?知らないとマジで置いていかれる。 

(00:00) マシニングセンターのサーボ主軸情報熱情報を加速度情報そして切削抵抗情報などを 一気に集めて最適な加工に近づけるそんなプラットフォームを欲しい方は山本金属 製作所までよろしくそれではものづくり太郎チャンネル始まります ます どうもこんにちはものづくり太郎チャンネルのものづくり太郎でございます本日なんですが後ろ にあるようにヤバいっすね mazak 解剖ということでいままでねものづくり太郎工作機械に対してフォーカスした動画ば話題では触れてはいるんですけども作ったことがなかったんですね その第1弾として工作機械のまあ覇者と言っていいと思う 長と言って良いと思いますマザックの解剖をさせて頂きたいと思っておりまし 今回はですねやーばいですねやばいです過去の動画でやばいって言った動画は めっちゃ伸びてるんで面白いと思いますなぜやばいかというとこの写真見てくださいよここに マザックって書いてあると思うんですけども 堀部事業部長ですねマザックの技術部長ですよもう一人が山崎取締役とこの 山崎取締役からですね twitter にですねダイレクトメッセージ でございましてぜひ工場見学に来てほしいとそんなことあるかですよね
(01:10) 1YouTuberに対して工場見学非常におもてなしをいただきましたお二人なん ですけども 準備いただくいろいろ機械見せていただきましたのでその機械を動かすオペレーター さんの一人一人いらっしゃったりとか まあ非常にねおもてなしいただいいたとこのようにですね工作機械博物館みたいなものもありましてなんかデゴイチがあるデゴイチがこういった物って上場 企業だとなかなかできないですよね ドイツ企業みたいに非上場のところも株主に対しの説明ではなくて自身が未来を見据えて ですね そこに対してどういったことが必要かっていうことに対して愚直にやっていくと そういったところもですねマザックの強みじゃないかなと思いますこの博物館も ですねながえ間長というお前ヒッタイト知ってるか みたいなことを言われましたそのヒッタイトが最初に鉄をつくったらしいんですけど メソポタミア文明的なですね4大文明のお話からいただきましてですね ニコニコしながらその工作機械のこと非常に楽しく話されるこの人実は調べるとですね なんとマザックの元副社長ということで副社長がマンツーマンですね博物館をご案内 いただけると本当に工作機械に関する情報のシャワーを浴びていましたね
(02:14) こういったユーチューバー一人のためにもう目一杯対応をいただいたと前日にですね たろうさんもてなすためにどういう風にしたらいいかみたいなことも話し合って いただいたそうなので 工場見学に魂を込めていただいた感動しました魂込めていただいたある意味お前 プレゼンつくれよっていう感じですけど だからぼくもねこのプレゼンに魂を込めざるを得ない なので面白くなっている間違いないと工作機械のですね 最新トレンドとか話したいんですけどやっぱりマザックもですね 工作機械と一緒に成長してきておりますのでやっぱりマザックの歴史からひも解かない とこれ行けないですね mazak 誰が作ったかというと山崎 定吉さん 石川県出身でございます。13歳ね大変な時代ですね13歳でも京都の舞鶴の方に来まし てそこで初めて仕事をする北海道へ渡りまして今の jsw の日本製鋼所に入賞して ですね初めて 定吉は工作機械触れる室蘭製作所でしたけどドでかいですね工作機械に触れた事が 彼の地盤であったここがマザックの原点1丁目であろうここでですねと忠吉が工作機械に触れる 事なければですね今マザックはなかったですね 定吉ですね技術者魂というかやっぱ俺もこういった機械をつくってみて世の中にいない機械 を作るのが僕の夢だと思い描いて鍛冶屋を愛知県にて起業すると営む
(03:30) 1923年ですねがむしゃらに 働きまして山崎鉄工所と事業所名を改め 山崎氏自ら大八車を大八車が何かということですね 米俵乗っけてですねこういうふうにうんしょむしょ 運んでいく荷台があると思うんですけどそれを社長自ら引きいきますのでみんなついて 行かざるを得ないから 大変ですね28年ですね最初の工作機械の受注を決めていますけどそれが安井 ミシン兄弟商事ですね現ブラザー工業になっている ブラザーも今工作機械作ってますけどそこに最初の工作機械を納めた1934年ですね モーター直列形の工作機械を製造する 先ほどの館長の画像を見て頂ければわかると思うんですけどベルトで動くんですよね当時の工作機械っていうのはなので ベルトが擦り切れてしまうとかですねベルトがその工場内に這わされておりますので 非常に危ないこれはですねこの博物館に展示品がありますのでぜひ行ってみてください非常に面白いですね 1945年終戦ということで大変な時代を生き抜くと 終戦だとやっぱり物資が足りてませんので 1946年から1955年ですね生産台数として4倍になりまして生産高としては 36倍になっていく当時戦争で焼け野原になっておりますので 山崎鉄工所も例外に漏れないと1947年ですね息子のてるゆきがですね再起をかけ 石川から名古屋へ行こう親父もうここで乗ってかないと名古屋に戻らないと
(04:48) 俺たち終わっちゃうとその1946年から親父に言うんですね定吉に対してにもう名古屋に戻っ てやろう工作機器に対して俺たちはあの運命をとしてきたから いやここで再起を誓うということで親父もですねああわかった お前がそこまで言うならならやっぱり名古屋へ戻ってもう一回更地から再建をしていく 今まで培ったものがもうゼロになってしまうということです 終戦間際ということで非常に苦労しまして持ってたですね機械を売らざるを得ない しかしですねやっぱり機械が売れるということと朝鮮戦争が勃発するので 特需が発生するんですねただ特需発生するものの ghq の統治下でございますので工作機械の製造が制限されてたんですねしかし需要 は高えと爆発的な工作機械の需要から リビルド業に着目する当時はやっぱり日本製というよりはですね海外製品のほうが良かっ たので海外製品に戦争で動かなくなっているものとか 精度が出なくなっているものをオーバーホールしてですね動かすようにするとこれであれば 特需に対して答えられるんじゃないかということを 勘付きましてそのリビルド業に邁進してこのリビルド業がですね山崎鉄工所に もたらした恩恵としては海外工作機械のノウハウを蓄積できたんです いまでこそ日本の工作機械というのは世界最強だとは思うんですけども当時ですね
(05:57) どのくらいのレベルであったかというと 海軍の の将校はここ言いますこれで負けては当然アメリカに視察に行ってですねアメリカの工作機械 と日本の工作機械を知っていますので見比べるとかそうすると これじゃあ戦争勝てんとそれほど下がったですねというのもう工作機械というのはですね マザックさんからこのような本を渡されて読めと言われたんですけども まあ読めと言われてないんです読まざるおえないですよね マザーマシンと書かれてる工作機械の精度が作ったワーク 削り出したワークに対して母なる機械で精度移植できるんですよね最終製品の精度が決まっ てくる やっぱり工作機械の精度が良いと最終製品が非常に精度高くできるこういった戦争と いう怒涛の時代を乗り越えてですねノウハウを ここで蓄積して戦後でございます 1957年ですね通産省今の経済産業省が金属工作機械製造業合理化基本計画を発表 する 要するに日本政府がですね工作機械に対してお墨付きを与えてこれを盛り上げて国の力を グレードアップしていく 御触れをだす非常に盛り上がると山崎鉄工所ですねこうしてはいられぬ俺たちも何か作んないと 景況感を読んでですね旋盤がどうやら不足しているようだ 旋盤製造に乗り出すそこで先ほどですねでリビルド業で培った
(07:09) そのノウハウを惜しげもなくその旋盤に投入していく例えばギアはスイスの最新機械 で研削をしていきますしベアリングは米国製を使って精度を決めるようなコアなところ はですね精度の良い 海外製品を使って旋盤の精度を非常に上げるとこの山崎鉄工所の旋盤は非常に良いと いうことで飛ぶように売れたってことですね現ナマを 持ってきてですね現ナマを前払いするからもう旋盤売ってほしいとということが頻発 今 リース だったり 銀行に対して借り入れをしてローン組んでですねやったりする訳ですけどもう現ナマで やるとそれほどやっぱり 山崎鉄工場なんですね旋盤よかった1960年代ですね 不況がございまして全然売れなくなったキャラバン隊を結成してトラックの荷台にですね 旋盤を乗せてですね 全国行脚して説得するこの旋盤 a ですけどで実物触っていただいて 営業をかけた泥臭くやっていく1955年までの生産高を先ほどお伝えしましたけど この当時はですね生産台数としては1万8000台生産高として37億だったんですけど この本計画もありましてどのくらい成長したかというと生産台数として13万台になる とヤバイですよね生産高としても910億円あると10倍以上の伸長をみせるからあのヤマザキマザックですね攻勢に転じてですね米国へ初出荷しますが日本製品
(08:22) はやっぱり当時の海軍将校を言ってますけど 安かろう悪かろうということで辛酸でフランスに工作機械を持っていってもそれは フランス人に対して日本のワインを売るようなもんだ なめてるのかお前はみたいな事をですね言われてしまった 非常に苦労したとただしやっぱりここの経験がですね非常にマザックを鍛え上げて くれたという風に書いてあります1968年初めて米国に進出しまして徹底した現地 主義ということで現地法人の社長の現地人の社長を雇ってですね現地の商売感を 取り入れるというトヨタ自動車よりも速い工場進出だってみたいですね すごいですねいかに 米国進出が早かったかということですね工場そこに作って1981年は初めて対話 型の nc 装置を投入する対話型って何かというと当時の nc 装置がですね 複雑なプログラミングができる人じゃないと nc を動かすことができなかったですね町工場のおっちゃんとかですねそのプログラムの プログラムもある pro ああああああ プログラミングなんてですねできるわけじゃないですよということでどういったワークを削りたいですか x寸y寸どういったワークですかみたいなことですね入力して いけば プログラムが勝手にできてしまうと画期的なものを開発しましてそれを投入してバカ売れ
(09:32) するプログラムの認識いらずで利用が可能でございました1984年はですね最初の 複合機を世の中へ出していくということで nc 旋盤とマシンニングセンターをこれ初めて融合してくる1987年はサッチャー のあの鉄の女がですねラブコールで英国に工場建設1981年に無人化工場を つくるんですけどそこが起因であんな素晴らしい工場を作れるマザックというですね工作 機械メーカーを やっぱり 英国に呼び込めはやっぱりさ プライチェーン上が非常に強固になると工場新設の半分ぐらいの予算を出してもらうという 破格の条件で英国からラブコールもらうここが表しているのは怒涛なんですけどその 初ですよね 初めてとか初めて投入したとか初めての無人化工場みたいな 要するに世の中にない機械を作るというその定吉のDNA を受け継ぎですねこういった工作機械業界に風穴を開けてきたわけですよねマ ザックというのはそういった dna がマザックに あるということでございますじゃあその時代の先を読みですね日本初だったり業界初を 世の中に送り出してきた そんなマザックが今の現場の先をどう読んでいるか気になると思うんです逆におうどうどうなんだ のみたいなって想像すると今どうなってるのって最新トレンド
(10:48) どうなのってマザックが見据える将来ですねそれどこかっていうともう最初のプレゼンですこれを あげましたね先ほどの堀部事業部長でございます最初に僕が撮った写真で堀部部長目閉じておりまして目つぶってるやんけ いまのは冗談でございますがその堀部事業部長はですね こういったマザックには映画館がございましてここでですね僕が一人 ちょこんと座ってですね事業部長がプレゼンをして頂いてねマザックって書いてる プレゼン始まりますすごいよねこんな準備してくれたんですよプレゼンな最初に持って きた スライド何かというデジタライズORダイ近代マーケティングのさフリップコトラーです ね 日本の企業はこれまで成功を収めてきたのは急速に変化する世界において自らの戦略を 再検証する必要がある モバイル iot など新しい分野 はどう捉えるか変化に対する事業の虚弱性を分析し将来のシナリオを導きだしてこれらの 方向性を考えなければならないと日本企業の課題を指摘 課題なんですね iot とかデジタルに乗り遅れてまっせと どうするねんとマザックはどうしたかというと工作機械にデジタルを 移植する事業部長が技術のトップがプレゼンの最初にこれを持ってきたことに意義 があるんですね途中であれば
(12:05) あぁまあデジタルにも取り組んでまっせっていうレベルではなくて 絶対的にデジタル化が必要だってビジネスモデル変革を成すにはデジタルが絶対必要 です必要ですと位置づけ をしていまったく現状に甘んじておらず 生き残りには dx デデジタルによる企業変革が必要ということを認識して じゃあ手始めに工場のデジタル活用を解読させていただく工場の iot 化は当たり前に 実行してますねこういったモーションボードですね ウイングワークさんが出してるモーションボードめちゃめちゃシェア高い 使いやすいですこのウィングアークさんには実お声がけいただいてますで近々ですね 動画を出す予定でを でございます これ何を表しているかと言うと製品ごとにですね部品とかモジュール 削ったワークごとに rfid というタグ付けをしている RFIDのタグってなってユニクロのタグを考えていただきたいんですけどあの たと一つ一つにはこういったメモリーとそのメモリーを読み取るために電波を傍受する アンテナですよねそれ で構成されているものが RFIDタグでございまして
(13:11) 部品やモジュールの位置を特定できるんすね例えばゲートを通るとどこに部品があって どこに移動したみたいなことが一発で分かるとそうすることによって ボトルネック工程と稼働の表だしができる驚くべきはですね 2工場あるんですね2工場で役割が分かれそうです1つが加工工場 僕が行ったのは組立工場だったんですけどもう一つの組立工場、2工場あるとその サプライチェーンを色々構築するのは難しいんですよしかし 工程完了これを実行したことによって生産効率なんて1.5倍に引き上げた すごいよね何を表してるかというと緑色はここに緑色あると思うんですけども 移動後24時間以内の モジュールだったら部品黄色は移動後24時間から48時間以内のモジュールです赤色が もうそこに移動されて48時間以上経ったのでこれ削ってください 在庫になってます在庫をためない仕掛けとか要するに赤色が溜まる工程っていうのは人もうちょっと 人員をどうかしないといけない とかですね配置を転換しないといけないあー改善が必要な場面っていうことが如実に わかるようになってるもの稼働の見える化を実行しております要するに無駄ムラを省く思想 があるんですね そういった思想はもちろん工作械に落とされてるわけですよ 設備稼働時間の概念を設備に内蔵しております
(14:24) OEEて皆さんご存知ですか知らなければですね今日覚えて帰ってください非常に重要です 今のトレンドは これで稼働率はみられるまずは設備の負荷時間ですね要するに電源が入ってると もちろん休みとか は電源が抜かれたり夜は電源が入ってませんのでそういった部分はですね負荷時間になら ない この中でもさらに時間稼働率というものが あるんですね要するに電源は入ってるんだけど機種切り替えロスとかでワークを取り出してる 時間とかは削ってるわけじゃないじゃないですとか 立ち上げ時のロスですよ工作機械すぐ立ち上げてすぐ使うわけじゃないんでそのロスが あったりすると で性能はですね設備そのものの性能って例えばチョコ停が起こったりエラーですよね サイクルタイムダウンロスとか材料 供給ロスみたいなものがありますマイランドリーうまくいってなかったです設備の操作 作業管理起因とさらにさらに良品率です 不良ロスというものがありました例えば工程とか入ってきた材料を加工機であれば削っ たりするんですけど 材料がそもそもイカンかったりすると良品率って下がってくるとここを max 化すれば 工作機械としての稼働率が max になりますので見える化によってポテンシャルを
(15:29) 最大ができる時代なんですね ここを最大化した企業が勝つように なっている工作機械に見える化当たり前に装備して来てましたしかもトライアル時は一定期間無料で行えるこんなものがすでに工作機に内蔵されていましてそれしかも モーションボード等必要なくてですねマザックさんのシステムで行えるこれってただ 装備しているだけではなくて自社の工場で 見える化ツールを磨き込んでるんですねこれ実際にマザックさんとこれ使って改善し ての事例ですね自動運転とか一時停止とかわかってるでしょ段取りとどんどんどんどん この稼働してない部分がギュッとされて稼動してる部分が上がってきてるわけじゃない ですか何が言いたいかというとすでに マザックの工場で磨きこまれたツールがあるわけですそれを を内蔵しておりましてユーザーはメリットだけを享受できるわけですね こういうふうに使えるの皆さん認知がないですよ OEE 高めないと今後の勝負って絶対 勝てないようになってるんですね 別に iot 2入れなくても最新のジェネレーションもあるんですけどハード ウェアーがそこに対応していれば入れるほどできるんですよ oe をおもてなし できるんで強豪を持って出ししてないだからおもてなししてるところが改善が速くする
(16:38) ので全然勝てますよね なんで日本人使わないなという感じですね扱っている人はもちろんいると思うんですよ そしてマザックは工作機械メーカージャネス 工作機械メーカーの目指すところはねやっぱり iot とかもやっぱりいいと思うん ですけど 工作機械メーカーであれば望み通りの加工精度とそして最適な時間で削ることが前提 じゃないですか この2つを叶えることが  前提ですよ iot 化されていってもここが良くなければ意味ないじゃん そうですもちろんそれを超越するプラットフォームをマザックは 機械に内蔵してきており 最適な加工とはなんですか最適最速の加工を求めるがさまざまな要因が作用するはずなんです 工作機械僕もそんなにプロではないのであれですけど知らない皆さんも理解いただけるように細かく 説明するですねワークをぽんって置いてそれキーンって削れば終わりじゃない いろいろ段取りがあるその段取りとしてまずデスクですね cad を作成す cad に合わせてワークに合わせですねどういう風な加工手順で cad を作成するcad に合わせてワークに合わせですねどういう風な加工手順で 加工していくかっていうキャムを作成 CAMを作成し終えたら現場に行ってですねそして工作機械の条件だしですプラス
(17:49) キャムの擦り合わせまあこういった条件で問題ないよねっていうすり合わせをしてあと はそれ以外の切削工具の状況だったり加工条件を出しさらに干渉チェックもしないと いけないですね 要するにですね干渉チェックで ng とか切削工具の状況が間違ってたりでキャム が間違ってたりするんですその多くしないといけですねキャムを作り直さないといけないと いうことでかなり無駄が発生している感じですマザックはどうしたかというと こういったデスクで同じようにデスクですね cad 作成してなんかキャムを自動 生成できる キャム擦り合わせたとか干渉チェック  どうしているかと言うとデジタルツイン上に仮想現実上に 要するにデスクトップ上に今の工作機械がどういう状況かっていう数値とそのビジュアルで どうなってるかっていうのを表だしできるんですよ もちろん3 d で干渉チェックも行えますし そして切削工具の状況とも全て 数値化 されています要するに削る前に削った時の条件だしを全て終えることができますので加工 前の段取りを仮想現実で終わらせる現場では削るだけいいんです そして設備に工具情報をフィードバックするどれくらいこの工具が削ったかっていう
(18:59) ことが蓄積されていきますので削れば削るほどですね最適解を進化していくとさらに このキャムも人間のノウハウをつぎ込むことができますので進化していくこれが工作 機械のデジタル transformation DX ございますこれだけ見てもをええじゃん削るだけでいいんだっ手戻りが少なく なるんだ 素晴らしい思うと思うんですけどもユーザーの成功って具体的にどこにあるあんねん バリューチェーンに置き換えれば要するにバリューチェーンの勝ち連鎖でございますので何を超越したか火を 見るよりも明らかでございます今までの加工フローをおさらいし ておきましょうこのように cad をつくってそしてキャムを作成しますよこれが デスクですよね ここがデスクその後に干渉確認を行いそして加工条件の調整をする加工をやっと行い これが現場でございますまぁ速度等も測ります デスクと要するに現場が遠いので手戻りが発生しますチェックを現場でするわけだから まあ手戻りじゃないことなんてありえないですマザックの加工フローでございますまず デスクでこのような CADをつくってキャムは半自動になりますので90%とか80%を キャム削減できるんですよこうするやばくないですかそれだけでもやばいと思うけどさらに
(20:10) 干渉確認か加工条件調整というものもデスクで終わりますデジタルツイン上にこれを描く ことができましたので このような干渉チェックとか工具条件速度もここで見える化されてますし そしてミルにどれくらいが負荷がかかっているかと言うものも を実は確認することができるんですねこういった加工条件であればモーターに負荷かけないから 最適な加工だよねみたいなことも分かります後は加工するだけでございます要するに リードタイムがかなり短縮されます しかし本質はここじゃないですよく見て下さい工作機のリソースを最大化的できるんです みてくださいこの赤いところが工作機械を触っている時間だってそういった前段取りが 前までは現場に行かないとできなかったんですよね本来であれば工作機械でございます のでワークを 削ってる時間を最大化すればより儲かりますよね 工作機械本来の仕事である加工のみに時間を投入できるわけです ほとんど前取りを現場で行わずに削ることができるんですよね 加工機をずーっとずーっと動かすことができる要するにワーク 量産がめちゃくちゃ速くなるわけですよ隣の町工場がこれで隣の隣の
(21:20) 町工場がこれであったらその隣の隣の町工場が絶対的に勝ちますよね原価が どんどん下がっていくわけですよ粗利を稼げるようになるじゃあ次の投資ができる ようになっていると工作機械もっと買えるようになってくるとすごくないですか mazak のソリューションです今まで当たり前に現場で干渉チェックとか 工具とかの設定とかってする を現場でするのが当たり前だと考えられていたものが当たり前じゃなくなってそこも 時間を削減するだけではなくて 工作機械の加工は時間の最大化を起こすこともできる さらに現場からのて手戻りも最小化できるわけですよ リードタイムを短縮できれば加工機はめちゃくちゃ動かせるは戻れば少なくなること 1個の提案で各所の改革を実現できるとこれがデジタルの力ですねどうですか それを使うのかそれとも死ぬのかその真意 ご理解いただいて おりますでしょうこれがデジタルの力デジタナイズオアダイとそれでもまだデジタル使いませんか はい今後どんなワークを削りだすか等に重きが置かれません 工作機械のノウハウというか削る力っていうのは例えばさ よく twitter とかですがこういうワーク削れましたみたいなそういったもの
(22:33) って実はこの付加価値生んでいかないですよね でも工作機械がもうかなり成熟されちゃってるんでそんなどこでもできるんんですよ そういったものには全然重きは置かれずにデジタルいかに駆使して現場と距離をゼロ近づけるか そして限られるリソースを最大化するそれが加工屋の生き残りを決める時代なんですよ それを暗示してると思いませんかさらにこの時間戦略の中で工作機メーカーしかなし得ない ある仕掛けが ございましたそれないかというとこのような検査機械がある検査機器ですこれ何をして いるかっていうとここに工具があるんんですここで測るんだけど今の工具がどのくらい擦り切って ますか みたいなその工具の個体差を見ることができる それをこのデジタルツインにフィードバックすることによって 最新の工具情報を加工機に戻し最適な条件下でどういった加工であれば最適になるかって いうものを実行できるようになってですね要するにカンコツに頼らずミクロン台の精度を 出すことができるようになります さらに工具情報の蓄積できますよねこの工具がどれだけの時間を持ったとかこういった 加工速度であればこの工具の最適条件だねみたいなことがわかるようになってきますの で使えば使うほど加工を凌駕するようなシステムだ
(23:47) ハードを持つ企業工作機械を作っているメーカーだからこそ加工精度も追及ができる ようになっただからここまで デジタルツインでできる、皆さんデジタルツールめちゃめちゃマザックさんって準備してる んですよもう本当にいろいろやってた写真のってると思うんだけどなのに現場は認知がない例えば こういった web 上のサービスもあるんですよねこんなことができます所有機械一覧とか マシンインフォメーションとかダウンロードセンターのメンテナンスビデオ マザチャットまずちょっと盛っちゃっぷ もう マシンFAQ マザック e ラーニングEラーニングもできるでマニュアルダウンロードパーツ 注文履歴サービス訪問履歴にみたいなことがわかるようになってるし この青い網掛けはなんと無料です iot 要素の素地が既に準備されているし クラウドサービスもある工作機器情報を クラウド上に上げておくとかそういったこともできるはずです知らないのはもったい ないです そして複合機のお話をしたじゃないですか冒頭にその複合機の先にあるものもあるはずです 旋盤とマシニングセンターを融合したのは1984年でした そこから複合機が進化していないわけがないですよ
(24:50) 興奮しましたこのような複合機があります従来の複合加工機プラスアルファでござい ますこのプラスアルファーは旋削・円筒研磨県・内面研削・端面研削・ミル加工色々あります けどそれは当たり前にこなしますし 一番驚いたのがアディティブ・マニュファクチャリングの力を融合し文字通り 要するにアディティブ・マニュファクチャリングって3 d プリンターなんですよ3 d プリンターが内蔵されていますので ワークに対して盛ることができるんですよね物質を構成できるその構成したものから 削り出しを行いますので 持って削ることで形の創造みたいな事が出来るんですねこれが実際にアディティブ・マニュファクチャリングしたものなんですけどシャフトじゃないですけど この棒に対してですねこのアディティブ・マニュファクチャリング盛ってるんですよねこれは盛ったものに対してこのように 綺麗に加工ができるスクリューができるですよねひとつの加工機でですよ し焼き入れ、で話戻るんですけどこういうような 要するに今までにないままでってこういったものの部品て一個一個 バラバラだったんですけど一つで複雑な加工ができるってこと は dx で非常に速く進むんですよいろんな加工ができるから加工のノウハウを蓄積 できる
(25:55) 日本は早くそこに気づかないといけないですね溶接そしてレーザークラッド検査ももちろん できるし fswですねこれ日本人知らない方多いです摩擦撹拌接合もできるとこれちょっと後で詳しく触れていきましょうこれを組み合わせる ことで既存のバリューチェーンの破壊ができるビジネスでは既存のバリューチェーンに価値 連鎖を許容内の価格で破壊した者が勝利を収めることは歴史が証明しておりますし競合は 知らぬ間に置いに行くんですね隣町の加工屋さんがどういうような 装置の使い方とかどのような装置入れてるっかて知らないじゃないですか だから知らぬ間に競合に出し抜かれている既存の複合機のバリューチェーンです切削加工し ます輸送して焼き入れしますまた輸送が研削 輸送して仕上げ加工をするという感じですねしかし beyond 複合機 1984年から進化してきたバリューチェーンだとどうなるって言うとこの ように1台これは検査も入れると5台でやらないといけないんですけど1台で切削加工 アディティブ・マニュファクチャリングそして研削仕上検査を終わらすことができる これが1980年代から進化を遂げた現代の複合機の力なんですリードタイムの短縮圧倒的な 短縮ですねそして輸送費の撲滅
(27:04) さらに電気代の低減段取りの低減が可能になる すべて1台で実行できるんですねこの工程1台に行っちゃうんですよってやばくないです か旋削。円筒研磨・内面研磨・端面研磨 内面研削端面研削ミル加工内面研削アディティブ・マニュファクチャリングミル歯研検査完成と1 台で実行しておりましてしかもhr c コードですね58 から63を実現してます15項目の精度硬度検査に合格してるんですねこのアディティブ・マニュファクチャリングで俺そんなことできるの?って質問したんですけどここで硬度担保してるん ですよ焼き入れもできるんですね 複合機でここでの加工ができるんですけど需要と供給のバランスは確かにあると思う非常 に需要がでかいインドとか中国でこういった物って どんどん発達してくるはずなんですね日本法人に海外に工場があるメーカーなんかはこういった ことを察知しておかないと負けますよ 輸送を低減する圧力が高まるわけですと何を言ってるかっていうとさっきのスライドで 輸送っていうものがバリューチェーンのなかに含まれていたじゃないですか例えば まあこう言って大きいワークをめちゃめちゃ作れてことはそんなにないと思うんです けれどもこういっ 大きいワークってなると輸送費だけで200万かかるんですよ日本の予想現場は既存トレンドだとと需給
(28:14) のバランスが完全に崩壊していくんですねこれはものづくり白書の資料ですねもう 2025年のこのギャップ見て くださいやばいでしょこれ億トンですけど27.2億tもあるわけですよギャップ が そして sdgsの波も押し寄せる 輸送という問題はエネルギー問題に直結しますので必ず日本でもし表面化してくるん ですね なので複合加工機とかどういうふうに一緒にその工場内で加工するかっていうトレンド がくるはずです 先ほどお伝えした fsw ですね摩擦攪拌接合という工法を皆さんご存知ですが こいつはすごいですね 結構僕加工にフォーカスするようになっていたるところで聴くようになってきたんですけど 世界では日本よりも進んでまして当たり前化した加工トレンド このようなここにですね溝があるんですけどそこに対してこういった金属をはめ込む そこにこういった工作機械用をフォルダーをセットしまして なぞるとウィーン 撹拌しながらこういうふうに接合し、数十秒で接合するとこれデモみましたこういう感じ ですね 撹拌してまあ溶かすっていう表現があってるのわかんないですけど撹拌してですね 混ぜ混んじゃうとあとは仕上げ研削後です こんな風にきれいなということでヒートシンクでめちゃめちゃ簡単に作れるんですよ 非常に簡単に作れる今までってこういうのって
(29:27) 鋳造とか鋳物で作らないといけなかったわけですもう一つが電動化する時のキー パーツでもふんだんに利用ができるんですよねスターターローターオイルポンプレゾルバ インバータ冷却とかインバータ減速機みたいなものをこういったものって金属が 接合されているわけですよ すごいのが異種金属の接合もなんと可能ということで アルミ+鉄とアルミサスアルミ銅などですから他もできるんですよ これ日本人のほうがで認知が少ないんですよこういったもねじれ接合するのとこういう ふうに接合した場合どっちの方が早いですから どっちの方が装置少なくて済みますかっていうことですよね火を見るより明らかで ございます+ 工作機械の複合機の考えがありましたそれを板金に移植している mazak は実際レーザーに強いんです 先ほども溶接とか焼き入れであってですかこれって板金のノウハウがあるためなんですね レーザー焼き入れ レーザードリルそしてレーザー溶接 コレっていうのはこういった板金機械を持っているしかもシェアとして天田に次ぐシェア らしい驚いたのが レーザー加工で板厚40ミリを加工できる 40ミリをさ 切断できるんですよ板厚加工面は荒かったですけどそれだけ レーザーっていうのは今後のその技術革新のトレンドの一つになってくるとこれも半
(30:40) 導体に構成されているので半導体の ノウハウがあっていけばレーザーもどんどん 強くなるとそんなですねノウハウがある 板金加工機ですけどそんな板金加工機にも複合機の考えはもちろん移植して モンスターマシンができましたこれすごかったですね今複合加工機も進化しています どういったことができたかあの皆さんわかったじゃないですか それを板金加工機に移植する輸送でしょ切断でしょう開先加工とかボール盤の穴あけとか パンチング穴あけもできるようになってる今動画流れてるどうぞめちゃめちゃ加工早いですよ次元が 違うこれ1台2.3億をするんですけど 2点でペイできるなぜかというとこういった加工機知らない業者っていうのはこう いったバリューチェーンだって他の加工機 に持ってってやらないといけないでしょ他の工場に持ってってやらないといけない でしょっていうふうに思ってるから て非常に価格設定を高くできないですねただこれ実は一度に出てきましてめちゃくちゃ 粗利とれますみたいなことになってる 購入したユーザーは他社には知られたくない機械とうなる こういった考えを移植しているともちろんこの複合機のことを知っていればこういったことを 板金加工機で絶対にやってくるだろうということは認識できます バリューチェーンを破壊するもしくは競合よりも短くすればビジネスで勝つことが
(31:49) できると皆さんも想像できたはずなんです ビジネスで勝つことができるどうですかこんな最新トレンド知ってました あーこれだったら俺もバリューチェーン破壊できそうだ mazak も工作機械ももってたけど そういったことができる知らなかった 今気付いたからそれチャンスですから絶対にものにしてください隣の町工場木っ端微塵に ね 砕くチャンスでございますそのチャンスを取るのはあなた次第です mazak の工場見学はそういった情報の塊だったですねはーいいかがでしょという ことで世にない機会を作るDNAですね定吉さんから永遠と脈々と受け継いできた その dna を次はデジタルで その dna を花開かそうとしてる工作機械の長マザックの解剖でございました いじょうでございますお疲れ様でございました。 4kになってなくて画像荒かったんだよ しかも雷めっちゃなって雷の音めっちゃ拾っちゃってたからどうしても 本番にもさパワポに魂込めたからそのプレゼンの本番にも魂もめたかったからという ことで2回目
(32:59) とりましたこれであの魂込めたのでマザックくさんあのお仕事ですね ください 冗談なんですけど今後は工作機械に対して結構力を入れていきます工場見学の依頼等 待ちしております なぜかというと生産技術と工作機械をつなげる今まで動画ってなかった ですワーク削って自己満で終わりみたいなねそういったものを見たとしても生産技術者って使い方 とかどうなのとかどういった時に使ったほうがみたいな事わかんないですよねこういった動画が皆無なんですよマジでふざけんなって感じですけどこう いったつなげる動画を発信していきます twitter で工作機械を触らせて くださいっていうふうにツイートしたらですねいきなりジェイテクトからあうちの工場来て くださいっていう話がありましたやばいでしょ訪問決まってます他にも九州の加工屋 さんとか岩倉の加工屋さんにも行っていきます いろいろ引き合いが来ているので 引き続きお楽しみいただければと思いますこのようにですね本日は工作機械メインの動画 一発目ということでものづくりに関連したトピックを毎回発信しております ものづくり関連で働いている方ものづくり好きな方そしてものづくりだろうに興味を 持っていただいた方はぜひチャンネル登録頂いて応援をしてあげてください
(34:05) そしてねマザックさんのその魂こめた 工場見学と太郎がですねプレゼンに魂こめましたので一つでも刺激になればいつも通り いいね押していただけると僕のモチベーションになりますということで次回ですね ちょっと未定ですね いろいろ引き合いはいただいてるんで動画必ずアップしていくんですけど未定ですいろいろ ありすぎる 最後の最後になりますけどスポンサー まだまだ募集してます例えば動画の冒頭に15秒くらい動画流したいとか 途中にロゴを表示したりとか最後に動画挿入したいよって言うねぇメーカーさん まだまだお待ちしてますめちゃくちゃ安く短縮動画とかロゴを流せますからよろしくお 願いしますとはいということでまたね次の動画で会いましょうありがとうございました そして本当に最後の最後になるんですけどこんなね 一介のユーチューバーをですね工場を招きいただきました山崎さんはじめですね マザックの方々案内いただきましてどうもありがとうございました また次の動画でお会いしましょうありがとうございました

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■ものづくり太郎チャンネル ものづくり太郎のプロフィール
1980年代生まれ。ものづくりに関連することが好きである。また、製造業に関わる仕事に従事。
日本には、製造業に関わる人口が非常に多いが、youtubeの投稿に製造業関連の動画が少ないことに気がつき、「これでは日本が誇る製造業が浮かばれないと」自身でも製造業(ものづくり)に関わる色々な情報を提供しようと決心。

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