全固体電池の開発でGSユアサが『電池技術委員会賞』を受賞しました!【硫化物系固体電解質】

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12/25 ~ 12/31 までの期間は正午にも動画を公開します。
非常用ストック動画の年末整理です。通常の動画は19時に公開します。

 

【書き起こし】(2) 【年末特番1226】全固体電池の開発でGSユアサが『電池技術委員会賞』を受賞しました!【硫化物系固体電解質】

(00:00) おはようございますこんにちは 本日は全固体電池のお話をします GSユアサが全個体電池について 電池技術 委員解消を受賞したと発表しています 電池技術委員会は 公益社団法人 電気科学会の一部門です 電池討論会の開催 電池技術の出版活動を行っています今回 GSユーザーさが受賞した 電池技術 委員会賞は 電池討論会において 表彰されています 電池技術 委員会特別賞という 賞もあります 電池技術委員会は 1951年に 発足していますが 表彰制度ができたのは 1998年と 比較的 新しいです DSの受賞理由は 全個体電池のキーマテリアルとなる 個体電解質について 実用化に向けた 研究成果が評価されていますすごい全固体 電池ができたという
(01:06) わけではありません 具体的にどのような成果であったのかを見 ていきます全個体電池は電解液の代わりに 固体電解質を使用します 可燃性の電解液を使用しないことから 火災リスクの低い 安全な電池を製造できるとされています この個体電解質は大きく分けて2種類が 存在します 酸化物系の個体電解質と 硫化物系の個体電解質です GSユアサは硫化物系の個体電解質を 開発しています 硫化物系個体電解質は 水分と 反応をして人体に有害な硫化水素を 発生するという大きな問題がありますこれ を防ぐために 製造工程の水分を 徹として状況する必要がありますしかし 乾燥には非常に 多くの電力を 必要とします
(02:09) 製造時の環境負荷が大きいという点も課題 の一つになっていますこの問題を 解決するため GSユアサは 窒化物を組み合わせることで 耐水性の 向上を実現しています 公式発表によると40倍以上も向上したと されていますまた個体電解質は イオン電動度も 重要な要素となりますハロゲン化物を 組み合わせることにより イオン電動度は2倍以上 向上したと 発表されています グラフは縦軸の数値が表記されていない ため評価の難しい 部分もありますこの2点について GSうわさが改善を行った 窒素含有利用化物 に展開室は審査委員に高く評価されてい ます 表彰理由の改善点については今年ではなく 昨年2021年の
(03:12) 第62回電磁討論会で 発表されています 窒化物とハロゲン化物の件についても 昨年このチャンネルで 取り上げています GSユアサの全個体電池については 2022年は 目立った動きがありませんでした 唯一大阪 公立大学との共同研究が スタートしたということが 発表されていますこれは グリーンイノベーション 基金 事業ですこの前個体電池 開発事業の各項目を見ると高いイオン電動 度と優れた 耐水性を 兼ね備えた 個体電解質の開発コバルト含有率が少ない 応用量制局開発 長寿命かつ高容量を有する負極 開発となっています 全個体電池の開発はこのように 要素技術の面でも 多数の課題が残っていますが グリーンイノベーション基金事業では
(04:18) 全個体電池大量生産を可能とするセル設計 製造プロセス開発という 次元の異なるテーマについても並行して 取り組んでいますなぜそんな大変なことを しているのかと疑問が出てきますがこれは タイムリミットが 近いためです 誰も覚えていないかもしれませんが 未来投資戦略 2018において2025年に全個体電池 を 実用化すると 閣議決定されています 実用化の目は 全く 立っていませんがまもなく2023年と なりますもちろん2期限のみではなく 性能要件も 提示されています 例えば全固体電池のコストについては 2025年に1万5000円 毎kwh2030年に1万円 毎kwhにすることが 目標とされています大量生産が進んでいる 現在の
(05:23) 駅系リチウムイオン電池であっても 200$ 固体電解質が40% 程度の市場シェアを 構成していることになっています ちなみに日本の全固体電池開発体制を見る とこちらの図のような 構成になっていますネドーの配下に日本 国内の主要な大学や研究機関が結集してい ます大阪 公立大学と GSユアサのように各大学が民間企業と
(06:29) 共同研究を行っている ケースもあります オールジャパンといえば聞こえは良いです が 開発体制に無理があるような気もします そんな悪い組織はないと 信じたいところですが 予算だけいただいて 適当な研究でお茶を濁しておくそんな組織 があってもプロジェクトリーダーは見抜け ないような気がします 特に粘土が 直轄していない 委託先の大学には 目が届かない可能性があります グリーンイノベーション基金による研究 資金の増加は 効果が出ていると 発表されています2021年度は 特許出願件数が14件論文発表数が16件 と前年度と比較して大幅に増えています 2025年の年末で見ても 残る時間は3年程度しかありませんこの まま全個体電池の実用化にこぎつけること
(07:35) ができるのか 注目されますまとめです GSユーワサが 電池技術 委員会長を受賞しています 全個体電池の 個体電解質を 改良したことが 評価されています 全個体電池の実用化に向けては 電極などを含め 改善が必要な 要素が 多数 なっていますここまで ご視聴いただきありがとう ございましたこのチャンネルでは新 エネルギーや電池 電気自動車に関する情報を 発信していますよかったらチャンネル登録 高評価コメントをしていただけると嬉しい ですいつも高評価ボタンを押していただい ている皆様本当にありがとう ございます

 

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