宇宙から始まるイノベーション(宇宙産業) ー日本の現在地と課題ー 【今枝宗一郎×高岡浩三×堀江貴文】

今回は自由民主党の今枝宗一郎様、元ネスレ日本代表の高岡浩三様とISTファウンダー堀江が対談。

日本が再び成長するために必要なことは?
宇宙ビジネスは10年後、日本と世界に何をもたらすか?
という観点から、日本の戦略と勝ち筋について対談していただきました。

本対談は、2023年1月24日に開催されたインターステラテクノロジズ事業戦略発表会のトークセッションを収録したものになります。
同日に行われた代表の稲川からのZERO開発進捗報告及び事業戦略発表会はこちらから。(アーカイブ)

 

【書き起こし】対談企画 宇宙から始まるイノベーション ー日本の現在地と課題ー 【今枝宗一郎×高岡浩三×堀江貴文】 

(00:00) もう黒時間見えてるじゃないですか だからチャンスだからここで投資しなさい よこれも一気にもう1兆円貼る最も先進的 なところに目をつけられている [音楽] 宇宙から始まるイノベーション日本の現在 地と課題というテーマで3名の登壇者に ディスカッションしていただきますそれで はご登壇者の皆様ステージにお願いいたし ますどうぞ皆様 拍手でお迎えください [拍手] では登壇者の皆様どうぞおかけください では私から 登壇者の皆様ご紹介させていただきます まずは自由民主党 衆議院議員今枝宗一郎様ですはい今枝です
(01:07) どうぞよろしくお願いいたしますよろしく お願いいたします 今枝様は名古屋大学医学部をご卒業後 医師を経て2012年に 衆議院総選挙にて当時日本一若い国会議員 として初当選し現在4期目2017年には 史上最年少で 財務大臣政務官に就任されました現在 党経済産業部会長代理 宇宙海洋開発特別委員会 幹事長代理 スタートアップ推進議員連盟事務局長など を務められています 続きまして 元ネスレ日本代表インターステラ テクノロジーズ マーケティングアドバイザー高岡耕造様 ですよろしくお願いしますよろしくお願い いたします キットカット受験 応援キャンペーンを手掛けキットカットの ビジネスを世界一に導かれました2020 年3月までネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEOとしてDXによる
(02:12) ネスカフェアンバサダーモデルを構築され ました後に2020年4月から K&カンパニー株式会社 代表取締役としてDXを通じた イノベーション創出のプロデューサーとし て 活躍されています2021年6月から インターステラテクノロジーズ マーケティングアドバイザーに就任され ましたそして最後はインターステラ テクノロジーズパウンダー 堀江貴文です 以上お三方にディスカッションして いただきますではここからはモデレーター の稲川さんに司会を引き継がせていただき ます平賀さんお願いいたしますありがとう ございますそれではここからパネル ディスカッションということでテーマ用意 しておりますのでそれぞれお話しいただき たいと思います最初に日本が再び成長する ために必要なことはということで最初に 今枝先生にですねお話いただきたいんです けれどもまずスライド1枚あります
(03:16) 骨太の方針のスライドを出しております ちょっとあの登壇者の方が見えにくいかも しれないんですけれどもこの 骨太の方針と言われる 政府の非常に重要な 財政に関わる文章の中で宇宙海洋という 単語だとか 詳細の中に 衛生コンステレーションの構築そして ロケットの打ち上げ能力の強化という 具体的なこういう文言が入って 政府の中でも 宇宙というのは重要なところばというふう に書かれているわけなんですけれどもこう いうまさに今田先生がこういう文章だとか 作られたというふうに聞いてるんですけど もこのどういう経緯なのかとか日本のこの 成長のためにどういう思いがあってこう いうことになっているのかというところを お話しいただけるとありがたいですはい ありがとうございますもうこういう事前 資料まで用意していただいてさすが しっかり準備いただいてありがとうござい ます 日本ですね残念ながら失われた30年と またしばらく35年8人になる年なんです けれどもほぼ 意識がある都市なんとかな時期っていうの はずっと失われた30年と言われる時代で
(04:19) 来ましてそこに対してその時代の間に残念 ながらいろんなやっぱり 産業が 登っては落ちというかなかなかですね競争 力を世界を失ってきたというところがあり ますそういう中でもう今日本の中である 意味経済成長というか世界で冠たるものに なっていける可能性になる勝ち筋といわ れるものっていうのはもういくつかしか 残ってないという風に思ってまして逆に 言うとそこにも徹底的に貼っていくとと いうこともリスク取って徹底的に張って いくということが 我が国の政府 政権としても絶対に必要だという意識の もとでもかなり 絞って実はやらせていただいてまして 大きく言うと今の政権においては3つだと 思ってます一つはAI量子の分野ここも まあ1回いいとこは行ったんですけど1回 落ちましたがまたもう1回ちょっと スーパーコンピューターもですね含めて 世界一になったりとか取り戻していこうと いうことでなっておりますのでここをなん とか頑張っていきたいなというところで2 つ目がバイオとかヘルスケアとかですね まあ高齢化社会もありますし 元々の日本のいわゆるお家芸と言われる ようなところにもですね関わってくるこの
(05:22) 場合をいわゆるヘルスケアこの辺りの領域 そして3つ目が 宇宙海洋分野だと思っていますただですね 宇宙海洋分野においても勝ち筋でしっかり 貼っていって勝つ可能性があるというふう に思っている 必ず勝てるとかですね 必ずいけるだろうみたいなことは全然思っ てませんしこのままぽやっと 失われた30年さらに継続するような同じ 程度の対応していたらはっきり言って話に ならんというふうに思っているもんです からそこでこの3つの分野を生かしていく ために スタートアップに対してもう徹底支援をし ていくっていうのがこの我々の政権の 大きな流れでございまして先ほどちょっと ご紹介いただきましたけれどもそういう上 で横串を指すということでスタートアップ 支援を徹底してやっていくということで スタートアップ 推進議員連盟というのをもう5年ぐらいに なりますけれども作らせていただいて私も 事務局長としてずっと 推進をさせていただいているんですがここ でですね今年はかなり大胆な スタートアップ 去年ですね去年大胆な税制の対応と予算の 対応というのをやらせていただいたもの
(06:26) ですからここで 宇宙海洋をはじめとするこの3つの分野で 勝つ数字を取っていくためにリスク取って 貼ってですねやっていこうということで今 政府としてはやろうという動きになりつつ あるなりつつあるもんですから気を抜くと ですねまた同じような30年が繰り返され ちゃっ時間ですからそこに対して僕らは チェックをしながら見ていくということで やっていますそれでまあそうです スタートアップに関してはですね特に年末 スタートアップ5関連計画 育成集中でこの5カ年で日本のですねまあ VC市場も10倍以上にするしなんとか もう超のレベルを取っていこうという ぐらいの勢いでですね今やろうとしてます 今800億円でありますだいたい3年で3 倍ぐらいにはなったんですけれどもそれで も世界中比べるとですね例えばアメリカに しろ 欧州にしろだいたい10分の1ぐらいの VCの投資額のサイズしかないもんです から経済規模を考えてもですねこれ桁を 変えていこうということでやっていますで その中で特に大きかったのがやっぱり税の 問題でいわゆる qsbs制度っていうのがアメリカとか
(07:30) ありますけれどもこれの日本版を作って しかもアメリカよりも非課税額が大きい だいたいアメリカと13億とかそれぐらい の年間の規模なんですけど我が国は1.5 倍の20億をだいたいの毎年 非課税額まで持ってくるということもまあ 決めましたしあと予算もですねこれまでは もうちびちびちびちび出したんですけれど もこれも一気にもう1兆円貼るということ で年間1兆円という大規模な スタートアップへの支援策ただこれもです ねかなり正直 貼るところと抑えるところと多分かなり出 てくると思います今までの日本の予算の 貼り方ってはっきり言ってノン弁だらりと じゃないんですけれども全体に合意形成が なんかなんとなくできるような感じで 貼ってきたみたいなところがあるという よりも配ってきたみたいなところがある もんですからリスクテークしてでも貼ると 後から怒られてても張るというふうな形で の予算のこの1兆円の使い方もやって いこうと思ってますまあそんな形で いろんな政策を打っていこうという気概を 持ってとりあえず今進めようとしている ところだと思ってますいや本当にもう政府
(08:34) の動きだとか思いについてもやはり今数年 前から全然違うなっていうのは我々も いろんな先生にご説明行ったりする中でも あの感じているところですし 従来この民間でロケット宇宙っていうと なかなかもう相手にされないようなところ が我々創業時ではありましたけれども ようやくこの結構危機感もあると思うん ですけれども 認識して抱いて 応援していただける土壌は少なくともでき たのかなと思っておりますので 我々もしっかりとそこを選ばれるような 選択と集中というところだとも思いますの でそこにしっかりとなりたいなという ところを改めてちょっと思いました ありがとうございますじゃあ続いての ところも含めて日本の成長というところも 含めて高岡さんにここを話し聞きたいん ですが 宇宙ビジネスのこのテーマの1と2を 合わせたようなところですけれども日本の 成長というところと 宇宙ビジネス10年間後日本と世界に何を もたらすのかというこの辺り マーケティングのプロフェッショナルで ある高岡さんから見てどのように見えて いるかお話いただければありがたいはい
(09:37) ありがとうございますと言いまして本当に 人工衛星とかロケットとか全く 縁がなかったもんですから 素人でして2年前にホリエモンから声を かけられてちょっと手伝ってほしいと言わ れたところからでその時実は堀本を 付き合いは長いんですけど何のためにあの ロケットを打ち上げてるか実は知らなかっ た人でで 待機中へ連れて行かれてそこでいろいろ 教えてもらって初めて僕自身も実は気が ついたというぐらいの 素人なんですねでもまあその時に マーケティングと言われたんですけど大事 なのはそのなぜ宇宙ビジネスが将来の イノベーションに重要なのかということに より気がついてもらうことが重要だと いうところで僕は僕はお引き受けしたと まあそういった意味では本当にこの2年間 あのistの皆さんが一丸となってそして また政府の後あの後押しもあってだいぶね この 民間のロケットが実は人工衛星と関係して いてそれを格安にこう打ち上げるという
(10:43) インフラがいかに大事なのかっていうのは 徐々に 浸透してきたかなと思うんですよねでこの テーマに戻って日本がって言うんですが まぁ実質ってやっぱり日本企業がねどう やったら成長できるんかとその先生 おっしゃられちゃう失われた30年の後に で僕は今年63歳なのであのそういった 意味ではねその失われた30年の中で自分 のキャリアがほぼあって でしかもあのネスレというグローバル企業 で日本だけしかやれない要するに輸出も できないという国でやってきたので正直 一番大変なところでやってきたんですね まあだからイノベーションが必要だと思っ てまあ自分が社長になった時は10年先に こういう会社にします 利益率は12%から24%に倍にしますと 何の操作もなかっただけども何をやり たかったかというといやもう残念ながら今 のスーパーさんとか ディスカウンターの小堀さんに一生懸命 売っていただいても 利益が上がらない 人口も減ってますからだから売上の20% は
(11:49) eコマースにします でそれもAmazonさんとか楽天さんに お願いするんではなくて自分で作ったもの は自分で売るそれができる時代になってき たのでそれで作ったのがネスカフェ アンバサダーとか いうことなんですよそれで実に本当にでき たわけです 14年で 倍になったわけですよね利益がでその間も 実は売上個数は減ってました あとは値上げしただけです まあそういうことで 言うと僕は実はすごく大事なのは 日本の企業がこれから必要なのはその特に 社長さんがなんですけどもやっぱり10年 先のプランを作らなきゃいけない であの実は皆さんご存知ないかもしれませ んけど皆さんは大きな会社の方も いらっしゃると思うんですけど上場して たらあの中期計画って大事じゃないですか で優秀な人ほど経営企画室って世界では ないんですけど日本だけです 社長の仕事なんで
(12:53) だけど3年計画なんてやらないです ネスレも発表したことあるそんなことやっ てない日本だけでで普通まあ 邪魔になるのが社長の人気なんですこれも 世界には例がない 株主総会で本当は決まるんですけど高度 成長期に誰がやっても社長で伸びられた 時代があってその時代の名残でね もうみんな誰がやってもうまいこと行くん だったら一人の人が10年も15年もやら れたら不公平だって言うんで再来島社長 ですよオーナー社長はいいですけどそれで 作ったルールですよねだからそういうもの が 失われた30年バブルがはじけてからも 変わってこなかったんで いまだに人気4年とか3期6年でじゃあ 10年先にこんな会社にしますこんなに イノベーションこんな問題を ソリューションを作りますっていうような 目標が掲げられないです よそうするとですねじゃあこの istに投資しようかって 投資した結果自分たちがこんな ソリューションを作ることができるという ことができないところが日本が
(13:58) イノベーションが進んでいけない一番 大きな僕は原因じゃないかなと まあですからここにお集まりいただいて いる株の人も皆さんやその出資者の皆さん はそういう中では最も先進的なところに目 をつけられていると僕なんか思うんですよ ねであの僕なんか 縁遠い食品企業にいながらも 3日前かたまたまあのダボス会議にうちの 元会長社長やってたピーターブラックと いう大物ですねダボス会議を作ってきた男 ですその手話部先生とねまあだから個人で 参加してるんですけど 久しぶりにメールもらったんでちょっと 電話したらですねお前何やってんだって みたいな話でいや実はなんかロケットの 仕事もちょっとやったりするんですよ みたいな話をしたらねいや実はねそれも それ考えてると その世界的な気候変動の中でねまあネスレ はカカオ豆とコーヒー豆世界で一番勝って ますからそれに年間500億も出して農家 を支援して平米あたりの出来高を上げるの に一生懸命やってるわけです でそういうことももうなんかその作り方
(15:04) だけをやるのは限界だからいかに早く天候 の違いだとかそういったものがやっぱり 通信衛生のリモートセンシングでも彼は 知ってましたねやっぱりそういうことにも 力を入れていかないともうどうにもなら ないとまあそういう風なところを僕は 日本企業自体が変わっていかないとですね 新しいものに目をつけてだからあの仲良く 言われるんですけどオーバープランニング オーバーラリススオーバー コンプライアンス今言われてるんですけど 日本 あのその3年先5年先こうなるという予測 を立てるんではなくて 5年先10年先にこうしたいと これが僕は日本の成長の鍵になってくるん じゃないかなというふうに思い ますありがとうございますそれでは堀江 さんに 我々テクノロジーとアワースターズの ビジネスで世界で こう使えるビジネスを作っていこうと思っ てますけれども 宇宙ビジネスが10年後っていう5年後 10年後っていう時間軸で日本と世界に何 をもたらすのかっていうそう考えてる
(16:08) ところお話お願いしますまあでもなんか あれですよね 宇宙のビジネスが こうお金になるちゃんと商売になるって事 がそのまあなんとなくイメージできてなく ておそらくですけど最近ねスターリンクっ ていうあのスペースX社が我々の業界の トップランナーですけど 圧倒的トップランナーでめちゃくちゃ先 行かれちゃってますけどあの会社が スターリンクってサービスを 結構23年前ぐらいに始めたんですね で彼らはファルコン9っていうロケット 自前のロケット持っててでそこに 専用の 衛星を入れる 仕組みを入れて めちゃくちゃ 効率的に自分ところの衛星を自分とこ専用 なんで 専用の衛星バスを作って入れてるんです けど MAX60機ぐらい乗るんですね ファルコン9に マックス60期って言ってるのは相乗りで 他の会社の衛星とかも入れてるんでそれで
(17:14) 打ち上げ費用をある程度賄えるんですねで まあおそらくですけどこれは公表されて ないんで原価わかんないですけど 我々も一応専門なんで一気当たり ファルコン9で15億から20億ぐらいで 打ち上げられてるだろうなと原価ですよ 販売価格はもうちょっと高いんですけどで そう考えると スターリング衛星が1機いくらなのか わかんないけど例えば1億から2億だとし ましょうそうすると1回あたりの打撃を 100億ぐらいなんですよね 100万100億で平均50期 打ち上げるとすると今多分もう3000機 近く打ち上がってるんで560回で 打ち上がったらベースを56000億で 打ち上がってるということですねでさっき 値下げしたでしょ日本円で6600円とか に値下げしたんです一番安いプランが多分 多分50ドル切って49ドルとかなんです けどもともと99ドルだったんですよそれ は大幅値下げしたんですけど100万契約 あるらしいんです だから99ドルで100万契約あったんで それだけで月100億以上売り上げてん ですよで年間1200億ですよだから初期
(18:19) 費用もあるんで多分年間1500億ぐらい の売り上げになってるんですよ てことは もう黒字化見えてるじゃないですかもう 単純計算も経営者だってこれしか見えたな 値下げしようってなるわけですよで値下げ すると6600円とかになるとこれ フレッツ光とか 固定回線と値段比較が価格比較できるよう になってるんですよ日本でもこんだけ光 ファイバー 普及してる国でも多分ね田舎の方行くと まだADSLだけとかいうところは結構 あるんですよ むしろなんかモバイルの方が大きいんです けどただモバイルって ギガやっぱ100GBまでは安いんだけど 超えるとちょっと高くなるそれ超えても 安いのは実は3980円で楽天モバイルな んですけど 楽天モバイルギガ使い放題なんでいや本当 に 楽天モバイル何で使ってるの繋がりにくい んじゃないですかって聞いたらいや自宅が 楽天モバイルが繋がりやすいと ギガ使い放題なんで動画も見放題ネット ゲームもし放題で500GB使ってます
(19:24) みたいな人が結構ゴロゴロいてこれじゃ 商売なんねえだろうとか思ったりとかした んですけどつまり 楽天モバイルよりは高いけど だけど2000円ぐらいしかないわけです よっていうところまで下げたんで俺多分 これで1000万契約とか見えてくると 思うんです よね1000万契約いったら月5600億 ですよ年間7000億とかですよそしたら もう今のペースで年間50機スターリング 衛星を打ち上げ続けてもペイするんですよ とかも 余裕で黒字化するわけですよで僕言ったん ですけどこれ結局ライバル1Webって 会社なんですけど多分 打ち上げ始めてのワンウェブぐらいだよね 他にもなんかプロジェクトカイパーとか なんかあとそのロケットラボと会社がやっ てるプロジェクトとかあるんですけどまだ 打ち上がってないですから多分あのペース にはついていけないんでこれ何でかって 言うとロケット打ち上げてるからなんです よ自前のロケット持ってるからそういう ことができるんですけどだから自前の モケット
(20:26) 持たない会社負けるんですよ もうだからもう多分ロケットラボぐらい しかまだ 滑舌上はなくてでもほら マーケットを考えると1社独占ってありえ ないじゃないですかだからだいたい マーケットには3社から4社残るんですよ 通信キャリアのマーケットは3社から4車 あるんで僕はね日本の日本一とか日本とか のスロットは1個あると思って んですよだからチャンスだからここで投資 しなさいよってでもスペースXが何で じゃあスターリンクのビジネスで成功し つつあるのかって言ったら 政府が最初にものすごい 投資をして1000億2000億のレベル で投資をしてわーってこう伸ばしたから ですよ そうだからもちろんお金も大事なんですよ だから100% 補助じゃないんで自分たちで資金調達もし なきゃいけないし4分の3とか2/3の 補助なんで向こうもねなんで自分たちで 資金調達もしつつでも政府が後押しをして それがもちろん金銭的な投資とあと保証 ですよねまあそれは 暗黙の保証もあれば
(21:30) 政府が出してるプロジェクトだから安心 だって言って銀行が融資してくれるとか そういうのもこの2つではコンボで アメリカは 宇宙の分野でも 派遣を握ったわけですよだけどね今回の 宇宙に関して言うとあの日本は実は 航空機産業で負けたんですねあの mrjspacejetは失敗したわけ じゃないですかで何で失敗したかって もちろん技術継承ができなかったからなん ですけどやっぱり 原因は 太平洋戦争で負けたからですよね大変戦争 で負けてその失われた10年 航空機産業にとっては戦後の10年間と めちゃくちゃでかくてここで ちょうどレシプロのエンジンからその ジェットエンジンに変わるあの時代に 日本はそう作れなくてその代わり自動車 産業にみんな行っちゃったから自動車では 成功したんだけど 航空機はもう戦後70年80年経っても 全然ダメっていう状況になってしまって いるこれも仕方がないですけどロケット 邪魔されてないんで僕はチャンスあるかな
(22:34) もうもうあの別にアメリカに邪魔される こともなく 頑張ってやれるんでだから今が チャンスで僕ちょっとなんかバイオの話と かもされてましたけどやっぱその 何だろう 血のりが活かせるじゃないですか日本の 場合ロケット 太平洋に打ち上げ放題なんでねこの血糊が 活かせるとかあと本当にそのバイオとかと 違ってその 技術の蓄積とサプライチェーンが自動車 産業主に自動車産業なんかによって作られ ていてあのサプライヤーさんが一応全部 国内で 揃うんですががあそこに置いてある内側の ターボポンプの部品とかあるじゃないです かちょっと大事な部分は秘密なんで 展示されてませんけどそのシールだったり とかその 軸受けだったりとかっていう部品があるん ですね見せられないやつがあるんですけど それは1社とかしか作ってないんですよ これもしかして僕たちいなくなったら
(23:43) 失われてしまうんじゃないかと 失いた100年になっちゃいます何でも これ1回作れなくなるとまた作れるように なるまでに10年20年の歳月と膨大な 経費かかっちゃうから多分今作ってる メーカーさんもJAXAさんとかのために 作ってるんですけど多分 採算 度外視ですよ 今ちょっとホリエモンさん言ったけどね実 はロケットの打ち上げってあの地図でと右 か東側を見てないとダメなんですってだ からヨーロッパにあんまりプレイヤーいな いっていうのはそういうことだよね ヨーロッパ大陸でそうですね地球 低軌道に打ち上げる時には東打ち上げた方 がいいんでな北朝鮮が何で日本の上空を 通るのか北朝鮮のミサイルが通るを買って もそれなんですけどあのそうだから ヨーロッパはその 欧州中機関ESA日本のJAXAに当たる 期間は 南米に南米のフランスの植民地 海外圏に打ち上げ場があってそこまで
(24:47) ロケットを 輸送してんですけどたまにあの海賊に襲わ れる 本当にあの 軍艦がフランスとかの軍艦があの防衛して 持ってってんですよものすごいコスト台 北海道そういうのないんではい北海道は 本当に普通に北海道で作って北海道でその まま実技で打ち上げられるんでいや いろんな条件が めちゃくちゃ 揃っている 成長産業って ほとんどないですよ 日本アメリカ中国って考えるとやっぱその ITとか ITAIとかあとそのバイオとかその ライフサイエンスとかもちろん 成長産業ではあるんだけれども日本である こと日本にいることがそこまでまあ もちろんその技術の蓄積はあるんで そこそこ勝負にはなると思いますけど絶対 勝てるっていう感じではないっていう 手が高いのはこっちであると
(25:51) 宇宙が 宇宙は勝てる可能性はものすごく高いかな と思いますあのしかもその 民主主義で自由主義経済でという風な条件 をつけるとロシアとか中国が脱落するし とはいえね日本の衛生ベンチャーの方々と かも あなたたちも頑張ってくれとでも僕ら ロシアで持ち上げられるしウクライナで 持ち上げられるしって言ってたんですよ そうそしたら 戦争法って打ち上げられなくなったよって 結構青いてるっていうか 日本の 打ち上げをですねあのしたいと宇宙 ビジネスをやってる人たち結構てかほぼ ソユーズだったんですよそうそれが今回の ロシアウクライナの侵略によってですね できなくなっちゃったんで今もう ものすごくもうなんとかな ブルーオーシャンが今広がってるんですよ この分野日本においてで 実はアメリカだけじゃないですかチャンス のベンチャー企業ロケット打ち上げの民間
(26:54) 打ち上げベンチャーが成功してる国って実 はアメリカだけなんですよ そうなんですだからそれはどうなのって いう話は実はあんまり知られてないです けど会いたいっていう規制があって 武器輸出規制があってアメリカのロケット を使うのっていうのは結構大変なんですね そのペーパーワークが結構大変でなんです よなので それは何のためにあるかと北朝鮮とか中国 の 衛星をアメリカのロケットで打ち上げられ たら困 るっていうまあそういうような理由では あるんだけれども日本のロケットってのは すごく 期待をされている だけれどもそのまあアメリカで 民活が成功したわけじゃないですかで圧倒 的にコストが安くなりもっと重要なことは 僕は 打ち上げ回数が増えたことだと思うんです よ もう 桁違いですよ 50回以上打ち上げてるわけですね年間 それはもう今までの宇宙開発の歴史から すると驚異的な数でそれはできたから
(27:59) スターリンクは作れたわけでみんな もちろん大したアイディアじゃないんです よ要はたくさん 打ち上げたら地球低軌道でレイテシーの 少ないインターネット網が作れるよねって みんな知ってたんだけど誰もやらなかっ ですけどなんでやれなかったかっていうと 宇宙の打ち上げ回数が少なかったりとか いろんな理由があったからできなかったん ですけどついぞついにできるような時代に なりましたとそれに対してじゃあロケット の分野は 民間を活用してもうちょっとその安くて あと打ち上げ回数増やせないかという ところがまあ 結局じゃあその何がJAXAさんと 違うかって言ったらまあ安全基準だったり そのなんていうのかな一つはその製造を する上でのどこまで 信頼度を上げるかみたいなその打ち上げの 角度を上げるかでこれは 99.99%で確率が99.
(28:59) 9とか 99.99上げるのに指数関数的にコスト とか時間かかるようになりますよねそれを どこまでそのオミットして 打ち上げられるかっていうところが割と 大事であとそのアジャイルの開発と言い ますとかその何年もかけてその 設計を固めていって すごい高い確率で打ち上がれるような ロケットを作るって思想じゃなく とりあえず 打ち上げてみてまあ失敗したら海の藻屑だ ねくらいな感じで打ち上げてるかどうかの 方が多分大事だなっていうそのJAXAも 含めて日本政府も スタートアップもそうなんですけれども 特にこの宇宙ベンチャーに関しては はっきり失敗をしてもですねかなり容認 するみたいなまあこの5年前は全然違った んですけれども 失敗しても容認するし例えばその補助金 出してる場合でもマイルストーンペイメン トって言ってそのある程度まで来たらです ねそれであの 仮に失敗してもお金出すよみたいなそう いうことやろうとし始めたんですけども
(30:03) そういう流れっていうのはとりあえず最初 ね5年ぐらい前にその話してたんですけど アメリカこれで成功してるんですって言っ てもね色々あるから言ったんですけど みたいな感じだったのが やっと最近そういう流れが出てきましたね ありがとうございます その流れどんどん加速してやっていかない といけないと思っているのでそこはあれを ね結構あの昭和の時代からのなんか トラウマ的なものがあって日本って やっぱり品質がすごく大事でまあ確かに その品質で売れてた時代が高度成長期やっ たわけですよ僕は外資系にいたからもう ネスレといえども輸入したものはだいたい すぐ苦情が入る でもその99%8%でいいと思ってるん ですよ ところが日本でやると 99.
(30:54) 9%これキットカットでもねカフェ でもそんな感じ だからコストが高くなってでその割に値段 上げられないからみんな利益率低いみたい ななんか今話し聞いてたら一緒だなという ふうに思いましたけどね一緒だと思います よそこはただまあさすがにそれは メンタリティー変えていかなきゃいけない んで多分政府がそういう形で 率先して変えていくと 民間企業も 雰囲気を変わってくるかもしれないなと 思います世界で戦うっていうのはそういう ことですよと別に品質を下げ るってわけではなく歩留まりが多少下がっ てもいいやってスピードの方が大事だよね そうですねスピードが大事っていうのが実 は僕この20年で大きく変わった点は スピードが大事かどうかっていうことで実 は品質と関わってるんですがあの [音楽] なんでスピードが大事になったかというと インターネットのせいなんですよ だからインターネットのせいでそのなんか 人的なつながりとかコネとか
(32:00) 家柄とかわかんないですけどその 情報を手に入れるのにコネとかないと 骨とか例えば大学に入るとか大学院に行く とかってブランドがないと無理なことが たくさんあったんですねそれはその情報が 民主化してないからなんですけど大学の 図書館に行かないととか大学の教授に聞か ないととかそういうことが実は 技術分野でも山のようにあったんですが ある 程度の部分までは情報が簡単にネット経由 で手に入るようになったんですねだから実 は我々のロケットも 日本では 初めて 実用化したピントルインジェクターと使っ てんですね で日本はその衝突型とか同軸型っていうね ちょっとまあインジェクターの話なんで マニアックですけど僕 らはピントル型っていうインジェクターを 使っていてこれスペースXと同じやつなん
(33:05) ですねなんですけどもう 論文がほとんど出てないんですよ もう日本語の論文なんだもうなくてで ネットでこうみんななんか必死に検索して すっごい古い1960年代の trwっていうその元々スペースXの エンジンを作った人たちがいた会社が出し たなんかNASAと共同で出した論文とか の写真とか見てちょっとインジェクターの 形が なんかこんな感じになってるよ これ試してみようよみたいな感じで試し たりとか実際にして めっちゃ効率上がったみたいなことが結構 あったりとかしてあんまり言うと来られる んですけどすごい確信に関わることなんで 技術的に結構重要な結構重要な話なんだ けど要はピートル型インジェクターの基本 基本的な部分を公開されてるんですけど そのもう 宇宙って要は普通のマスプロダクトじゃ ないんで特許とか出さないんですよ
(34:10) はい必要ないんですよだってね海の藻屑に なるだけなんで海底から引き上げて インジェクターの形こうなってるぞとか 絶対わかんないんで絶対見れないんで みんなそれは隠す戦略に入るんで わかんないですよだからスペースXの ロケットエンジン周りにロケットエンジン めちゃくちゃ効率出てんだどうやってやっ てんだろうって最初はすごい悩んでたんだ けどそうやってネットで検索したりとかし て情報が出るようになったんでつまり何が 大事かってスピードが大事になったのは 情報がいくらでも手に入るようになったん でとりあえず試してトライ&エラーを 繰り返す方が得なんですね はいスピード感というところでそろそろお 時間もですねあと残り今5分弱ぐらいに なってきたので最後に進めお一人ずつ前田 先生からこの場で少し 追加で伝えたいことあればお願いいたし ますありがとうございます けれども先ほどスターリンクの話でもう 毎週一回くらい打ち上げるわけじゃない ですか 桃がねそういう風になっていくためには もうゼロですね なっていくためには何が必要なのかといや
(35:15) あのゼロできたらそうなりますなるほど あとはもう皆さんの投資の ゼロがそうなったらそうなりますなるほど じゃあもう2つ目の選択肢が世界 むしろゼロの方が早いと思います めちゃくちゃいいですもんねあの多分 スペースXって LAの工場で製造してフロリダ 州まで 陸路を多分陸送してんすよねあるし 距離があるしもちろんコストも買ってん ですけどあんなでっかいやつを持ってって んですけど例えばそういう部分であったり とか もちろんサプライチェーンも日本列島に バシッとこうこんなコンパクトなところに 集まってるんでそういう意味ではすごく しかも国内で全部調達できるの基本的には ねなのであのこんなコンパクトな国内に これだけ 積み重ねてきたものが地塗りが非常に優秀 ですねなので
(36:20) 頻度は上げられるかなっていうのははい もうすごくいい場所で本当でも奇跡の場所 も見つかったんでね大気中はそうなんで ありがとうございます待機中の プロジェクトは国としても全力で応援し ますのではいよろしくお願いします一つ だけそれで 防衛三文書を改定したものですからこれに よってですね実はそのずーっと私が悲願 だった要はデュアルユースが本当にあの 研究としてできるようにかなりなってくる と思いますですので今打ち上げの話 ロケットの話ですけども宇宙に関する他の いろんなものに関しても 宇宙 輸送系であるロケットが基盤ですけれども それからものに関してもどんどんこれから そのアメリカのデュアルユースでですね やっていくように動きを加速していきたい というふうに思いますしその時に今日ぜひ マスコミの方たくさんいると思うので さっきのそのリスクと本当にですね日本 ってゼロリスクを求めるがあまり僕も コロナ本部の事務局長もやってるんでそこ は非常に悔しかったんですけれどもゼロ リスクを求めるあまりスピードが遅くなっ ても企業一致して 負け るっていうのがずっと30年のどころか ですね多分50年70年ぐらいの流れで来
(37:24) てるんでぜひそのリスクを取るということ に関してポジティブにみんなで考えようと というふうに思ってもらえたら 嬉しいなというふうに思いますしそれの一 つこれが大きな象徴になればなとゼロが 象徴になればなというふうに思っています ありがとうございますはい高岡さんお願い いたします時間もあまりないのであれです けどあの本当に今日は集まりいただいた 株主の皆様や投資家の皆様にはまず本当に 心からお礼申し上げたいというふうに思い ますしあの今先生もおっしゃられました ようにそのまあ今の株主投資家の皆さん からもそうですしメディアの方々もいかに この宇宙産業に日本が今通しないとやばく なるかというそしてこの人工衛星に秘め られた可能性ですねあらゆる産業で であの本当にあのちょっと一昔前まで僕実 はあのネスレンにいるとあの 携帯じゃなくてあの衛星電話実は社長だけ 全世界の社長は持たされてたんです使う ことないですところが東日本大震災僕が 社長になった年にすぐに東日本大震災に なった時に使えましたでもあの頃はいや
(38:30) 衛星電話なんてまたアンテナつけないと 地上には届かないから復旧しないと言われ たんですけど今日のあのフォーメーション の話聞いてるともう今直でできる料理に なる可能性もあるわけでそうなってくると 今の5Gだとかそんな関係なくて全部通信 遠征になっちゃう そういうことを 描いた中での 企業の戦略っていうものがやっぱり 描けていかないと先みたいなあの 失われた30年から脱却はほぼ僕はありえ ない それをねメディアの方の力って僕はすごい と思うしやっとね経団連で3団体も給料 上げるってようやく言いました僕はずっと 言い続けたんですよ ねもうあの 給料高い2000万っていう年収 2000万だ世界に行くと 真ん中ぐらいかな いや本当にそれだけ世界を知らない日本人 は貧乏な国になってしまったという認識が 大事でそっから脱却するためにはやっぱり 新しいものにチャレンジし続けていかない
(39:35) とダメだとそこをぜひ皆さんで伝えていっ ていただきたいなと思いますありがとう ございます最後にフォレストデュアル ユースの考え方で言うと一つは多分地球 観測衛星のコンステレーション多分大事に なってきますこれ日本の技術使うと多分 世界でも最高の地球観測網が実現できると 思いますし我々それを狙ってますので ぜひデュアルユースもそこも予算を使える と 世界でも本当に有数の地球を 持てるこれモテると めちゃくちゃ外交上も防衛上も優位に立つ 特に中国に対してはものすごく優位に立つ もちろん何か 衛星を撃ち落とされたりとかするリスクは また出てくるわけですけれどもまあそう ところも含めてそういったところも 考えようと思ってますで高岡さんが おっしゃった通信 衛星のコンステレーションのまあ今の スターリンクの次のあの 衛星通信僕は3.
(40:35) 0ぐらいの感じだと思っ てるんですけどこれをやるとはいあの スマホで ブロードバンドどこでも繋がりますように なりますしかもこれは僕はどっちかって いうとバックボーンが 衛生管理者通信によって 速くなる こっちの方がはい直接レーザー数値にする と光ファイバーの倍ぐらいスピード出るん ではい光ファイバー原理的にちょっと遅く なるんですよ 海底通すんでさらに遅くなるんで倍以上の スピードでますその方が僕結構でかいと 思ってますでさらにそのゼロリスクを 010リスク 症候群からの脱却という意味で言うと当然 我々友人ロケットも 狙っていきます 我々が打ち上げられるようになるとじゃあ 友人やりますよと最初はもちろんリスク 取ってありますよという風なことも言える ようになると思いますんでこれ 今僕が言った3つのこと10年以内に実現 したいと思ってますんでまさにその最初 高岡さんがおっしゃった10年計画の中で
(41:41) 言うとこの3つは全部やりたいです ということで有言実行できるかどうか10 年後お楽しみにしてくださいはいという ことで時間あっという間でしたけれども 以上でトークセッションを終わりたいと 思いますありがとうございました ありがとうございました [拍手]

登壇者プロフィール

今枝宗一郎
自由民主党 衆議院議員
名古屋大学医学部卒業後、医師を経て、2012年衆議院総選挙にて当時日本一若い国会議員として初当選。現在4期目。
2017年には史上最年少で財務大臣政務官に就任。現在、党経済産業部会長代理、宇宙‧海洋開発特別委員会幹事⻑代理、スタートアップ推進議員連盟事務局長などを務める。愛知県出身の38歳。

高岡浩三
元 ネスレ日本代表
「キットカット受験応援キャンペーン」を手掛け、キットカットのビジネスを世界一に導く。2020年3月までネスレ日本(株)代表取締役社長兼CEOとしてDXによるネスカフェ・アンバサダーモデルを構築。
2020年4月よりケイアンドカンパニー(株)代表取締役としてDXを通じたイノベーション創出のプロデューサーとして活躍。
2021年6月より、インターステラテクノロジズマーケティングアドバイザー就任。

【書き起こし】対談企画 宇宙から始まるイノベーション ー日本の現在地と課題ー 【今枝宗一郎×高岡浩三×堀江貴文】

(00:00) もう黒時間見えてるじゃないですか だからチャンスだからここで投資しなさい よこれも一気にもう1兆円貼る最も先進的 なところに目をつけられている [音楽] 宇宙から始まるイノベーション日本の現在 地と課題というテーマで3名の登壇者に ディスカッションしていただきますそれで はご登壇者の皆様ステージにお願いいたし ますどうぞ皆様 拍手でお迎えください [拍手] では登壇者の皆様どうぞおかけください では私から 登壇者の皆様ご紹介させていただきます まずは自由民主党 衆議院議員今枝宗一郎様ですはい今枝です (01:07) どうぞよろしくお願いいたしますよろしく お願いいたします 今枝様は名古屋大学医学部をご卒業後 医師を経て2012年に 衆議院総選挙にて当時日本一若い国会議員 として初当選し現在4期目2017年には 史上最年少で 財務大臣政務官に就任されました現在 党経済産業部会長代理 宇宙海洋開発特別委員会 幹事長代理 スタートアップ推進議員連盟事務局長など を務められています 続きまして 元ネスレ日本代表インターステラ テクノロジーズ マーケティングアドバイザー高岡耕造様 ですよろしくお願いしますよろしくお願い いたします キットカット受験 応援キャンペーンを手掛けキットカットの ビジネスを世界一に導かれました2020 年3月までネスレ日本株式会社 代表取締役社長兼CEOとしてDXによる (02:12) ネスカフェアンバサダーモデルを構築され ました後に2020年4月から K&カンパニー株式会社 代表取締役としてDXを通じた イノベーション創出のプロデューサーとし て 活躍されています2021年6月から インターステラテクノロジーズ マーケティングアドバイザーに就任され ましたそして最後はインターステラ テクノロジーズパウンダー 堀江貴文です 以上お三方にディスカッションして いただきますではここからはモデレーター の稲川さんに司会を引き継がせていただき ます平賀さんお願いいたしますありがとう ございますそれではここからパネル ディスカッションということでテーマ用意 しておりますのでそれぞれお話しいただき たいと思います最初に日本が再び成長する ために必要なことはということで最初に 今枝先生にですねお話いただきたいんです けれどもまずスライド1枚あります (03:16) 骨太の方針のスライドを出しております ちょっとあの登壇者の方が見えにくいかも しれないんですけれどもこの 骨太の方針と言われる 政府の非常に重要な 財政に関わる文章の中で宇宙海洋という 単語だとか 詳細の中に 衛生コンステレーションの構築そして ロケットの打ち上げ能力の強化という 具体的なこういう文言が入って 政府の中でも 宇宙というのは重要なところばというふう に書かれているわけなんですけれどもこう いうまさに今田先生がこういう文章だとか 作られたというふうに聞いてるんですけど もこのどういう経緯なのかとか日本のこの 成長のためにどういう思いがあってこう いうことになっているのかというところを お話しいただけるとありがたいですはい ありがとうございますもうこういう事前 資料まで用意していただいてさすが しっかり準備いただいてありがとうござい ます 日本ですね残念ながら失われた30年と またしばらく35年8人になる年なんです けれどもほぼ 意識がある都市なんとかな時期っていうの はずっと失われた30年と言われる時代で (04:19) 来ましてそこに対してその時代の間に残念 ながらいろんなやっぱり 産業が 登っては落ちというかなかなかですね競争 力を世界を失ってきたというところがあり ますそういう中でもう今日本の中である 意味経済成長というか世界で冠たるものに なっていける可能性になる勝ち筋といわ れるものっていうのはもういくつかしか 残ってないという風に思ってまして逆に 言うとそこにも徹底的に貼っていくとと いうこともリスク取って徹底的に張って いくということが 我が国の政府 政権としても絶対に必要だという意識の もとでもかなり 絞って実はやらせていただいてまして 大きく言うと今の政権においては3つだと 思ってます一つはAI量子の分野ここも まあ1回いいとこは行ったんですけど1回 落ちましたがまたもう1回ちょっと スーパーコンピューターもですね含めて 世界一になったりとか取り戻していこうと いうことでなっておりますのでここをなん とか頑張っていきたいなというところで2 つ目がバイオとかヘルスケアとかですね まあ高齢化社会もありますし 元々の日本のいわゆるお家芸と言われる ようなところにもですね関わってくるこの (05:22) 場合をいわゆるヘルスケアこの辺りの領域 そして3つ目が 宇宙海洋分野だと思っていますただですね 宇宙海洋分野においても勝ち筋でしっかり 貼っていって勝つ可能性があるというふう に思っている 必ず勝てるとかですね 必ずいけるだろうみたいなことは全然思っ てませんしこのままぽやっと 失われた30年さらに継続するような同じ 程度の対応していたらはっきり言って話に ならんというふうに思っているもんです からそこでこの3つの分野を生かしていく ために スタートアップに対してもう徹底支援をし ていくっていうのがこの我々の政権の 大きな流れでございまして先ほどちょっと ご紹介いただきましたけれどもそういう上 で横串を指すということでスタートアップ 支援を徹底してやっていくということで スタートアップ 推進議員連盟というのをもう5年ぐらいに なりますけれども作らせていただいて私も 事務局長としてずっと 推進をさせていただいているんですがここ でですね今年はかなり大胆な スタートアップ 去年ですね去年大胆な税制の対応と予算の 対応というのをやらせていただいたもの (06:26) ですからここで 宇宙海洋をはじめとするこの3つの分野で 勝つ数字を取っていくためにリスク取って 貼ってですねやっていこうということで今 政府としてはやろうという動きになりつつ あるなりつつあるもんですから気を抜くと ですねまた同じような30年が繰り返され ちゃっ時間ですからそこに対して僕らは チェックをしながら見ていくということで やっていますそれでまあそうです スタートアップに関してはですね特に年末 スタートアップ5関連計画 育成集中でこの5カ年で日本のですねまあ VC市場も10倍以上にするしなんとか もう超のレベルを取っていこうという ぐらいの勢いでですね今やろうとしてます 今800億円でありますだいたい3年で3 倍ぐらいにはなったんですけれどもそれで も世界中比べるとですね例えばアメリカに しろ 欧州にしろだいたい10分の1ぐらいの VCの投資額のサイズしかないもんです から経済規模を考えてもですねこれ桁を 変えていこうということでやっていますで その中で特に大きかったのがやっぱり税の 問題でいわゆる qsbs制度っていうのがアメリカとか (07:30) ありますけれどもこれの日本版を作って しかもアメリカよりも非課税額が大きい だいたいアメリカと13億とかそれぐらい の年間の規模なんですけど我が国は1.5 倍の20億をだいたいの毎年 非課税額まで持ってくるということもまあ 決めましたしあと予算もですねこれまでは もうちびちびちびちび出したんですけれど もこれも一気にもう1兆円貼るということ で年間1兆円という大規模な スタートアップへの支援策ただこれもです ねかなり正直 貼るところと抑えるところと多分かなり出 てくると思います今までの日本の予算の 貼り方ってはっきり言ってノン弁だらりと じゃないんですけれども全体に合意形成が なんかなんとなくできるような感じで 貼ってきたみたいなところがあるという よりも配ってきたみたいなところがある もんですからリスクテークしてでも貼ると 後から怒られてても張るというふうな形で の予算のこの1兆円の使い方もやって いこうと思ってますまあそんな形で いろんな政策を打っていこうという気概を 持ってとりあえず今進めようとしている ところだと思ってますいや本当にもう政府 (08:34) の動きだとか思いについてもやはり今数年 前から全然違うなっていうのは我々も いろんな先生にご説明行ったりする中でも あの感じているところですし 従来この民間でロケット宇宙っていうと なかなかもう相手にされないようなところ が我々創業時ではありましたけれども ようやくこの結構危機感もあると思うん ですけれども 認識して抱いて 応援していただける土壌は少なくともでき たのかなと思っておりますので 我々もしっかりとそこを選ばれるような 選択と集中というところだとも思いますの でそこにしっかりとなりたいなという ところを改めてちょっと思いました ありがとうございますじゃあ続いての ところも含めて日本の成長というところも 含めて高岡さんにここを話し聞きたいん ですが 宇宙ビジネスのこのテーマの1と2を 合わせたようなところですけれども日本の 成長というところと 宇宙ビジネス10年間後日本と世界に何を もたらすのかというこの辺り マーケティングのプロフェッショナルで ある高岡さんから見てどのように見えて いるかお話いただければありがたいはい (09:37) ありがとうございますと言いまして本当に 人工衛星とかロケットとか全く 縁がなかったもんですから 素人でして2年前にホリエモンから声を かけられてちょっと手伝ってほしいと言わ れたところからでその時実は堀本を 付き合いは長いんですけど何のためにあの ロケットを打ち上げてるか実は知らなかっ た人でで 待機中へ連れて行かれてそこでいろいろ 教えてもらって初めて僕自身も実は気が ついたというぐらいの 素人なんですねでもまあその時に マーケティングと言われたんですけど大事 なのはそのなぜ宇宙ビジネスが将来の イノベーションに重要なのかということに より気がついてもらうことが重要だと いうところで僕は僕はお引き受けしたと まあそういった意味では本当にこの2年間 あのistの皆さんが一丸となってそして また政府の後あの後押しもあってだいぶね この 民間のロケットが実は人工衛星と関係して いてそれを格安にこう打ち上げるという (10:43) インフラがいかに大事なのかっていうのは 徐々に 浸透してきたかなと思うんですよねでこの テーマに戻って日本がって言うんですが まぁ実質ってやっぱり日本企業がねどう やったら成長できるんかとその先生 おっしゃられちゃう失われた30年の後に で僕は今年63歳なのであのそういった 意味ではねその失われた30年の中で自分 のキャリアがほぼあって でしかもあのネスレというグローバル企業 で日本だけしかやれない要するに輸出も できないという国でやってきたので正直 一番大変なところでやってきたんですね まあだからイノベーションが必要だと思っ てまあ自分が社長になった時は10年先に こういう会社にします 利益率は12%から24%に倍にしますと 何の操作もなかっただけども何をやり たかったかというといやもう残念ながら今 のスーパーさんとか ディスカウンターの小堀さんに一生懸命 売っていただいても 利益が上がらない 人口も減ってますからだから売上の20% は (11:49) eコマースにします でそれもAmazonさんとか楽天さんに お願いするんではなくて自分で作ったもの は自分で売るそれができる時代になってき たのでそれで作ったのがネスカフェ アンバサダーとか いうことなんですよそれで実に本当にでき たわけです 14年で 倍になったわけですよね利益がでその間も 実は売上個数は減ってました あとは値上げしただけです まあそういうことで 言うと僕は実はすごく大事なのは 日本の企業がこれから必要なのはその特に 社長さんがなんですけどもやっぱり10年 先のプランを作らなきゃいけない であの実は皆さんご存知ないかもしれませ んけど皆さんは大きな会社の方も いらっしゃると思うんですけど上場して たらあの中期計画って大事じゃないですか で優秀な人ほど経営企画室って世界では ないんですけど日本だけです 社長の仕事なんで (12:53) だけど3年計画なんてやらないです ネスレも発表したことあるそんなことやっ てない日本だけでで普通まあ 邪魔になるのが社長の人気なんですこれも 世界には例がない 株主総会で本当は決まるんですけど高度 成長期に誰がやっても社長で伸びられた 時代があってその時代の名残でね もうみんな誰がやってもうまいこと行くん だったら一人の人が10年も15年もやら れたら不公平だって言うんで再来島社長 ですよオーナー社長はいいですけどそれで 作ったルールですよねだからそういうもの が 失われた30年バブルがはじけてからも 変わってこなかったんで いまだに人気4年とか3期6年でじゃあ 10年先にこんな会社にしますこんなに イノベーションこんな問題を ソリューションを作りますっていうような 目標が掲げられないです よそうするとですねじゃあこの istに投資しようかって 投資した結果自分たちがこんな ソリューションを作ることができるという ことができないところが日本が (13:58) イノベーションが進んでいけない一番 大きな僕は原因じゃないかなと まあですからここにお集まりいただいて いる株の人も皆さんやその出資者の皆さん はそういう中では最も先進的なところに目 をつけられていると僕なんか思うんですよ ねであの僕なんか 縁遠い食品企業にいながらも 3日前かたまたまあのダボス会議にうちの 元会長社長やってたピーターブラックと いう大物ですねダボス会議を作ってきた男 ですその手話部先生とねまあだから個人で 参加してるんですけど 久しぶりにメールもらったんでちょっと 電話したらですねお前何やってんだって みたいな話でいや実はなんかロケットの 仕事もちょっとやったりするんですよ みたいな話をしたらねいや実はねそれも それ考えてると その世界的な気候変動の中でねまあネスレ はカカオ豆とコーヒー豆世界で一番勝って ますからそれに年間500億も出して農家 を支援して平米あたりの出来高を上げるの に一生懸命やってるわけです でそういうことももうなんかその作り方 (15:04) だけをやるのは限界だからいかに早く天候 の違いだとかそういったものがやっぱり 通信衛生のリモートセンシングでも彼は 知ってましたねやっぱりそういうことにも 力を入れていかないともうどうにもなら ないとまあそういう風なところを僕は 日本企業自体が変わっていかないとですね 新しいものに目をつけてだからあの仲良く 言われるんですけどオーバープランニング オーバーラリススオーバー コンプライアンス今言われてるんですけど 日本 あのその3年先5年先こうなるという予測 を立てるんではなくて 5年先10年先にこうしたいと これが僕は日本の成長の鍵になってくるん じゃないかなというふうに思い ますありがとうございますそれでは堀江 さんに 我々テクノロジーとアワースターズの ビジネスで世界で こう使えるビジネスを作っていこうと思っ てますけれども 宇宙ビジネスが10年後っていう5年後 10年後っていう時間軸で日本と世界に何 をもたらすのかっていうそう考えてる (16:08) ところお話お願いしますまあでもなんか あれですよね 宇宙のビジネスが こうお金になるちゃんと商売になるって事 がそのまあなんとなくイメージできてなく ておそらくですけど最近ねスターリンクっ ていうあのスペースX社が我々の業界の トップランナーですけど 圧倒的トップランナーでめちゃくちゃ先 行かれちゃってますけどあの会社が スターリンクってサービスを 結構23年前ぐらいに始めたんですね で彼らはファルコン9っていうロケット 自前のロケット持っててでそこに 専用の 衛星を入れる 仕組みを入れて めちゃくちゃ 効率的に自分ところの衛星を自分とこ専用 なんで 専用の衛星バスを作って入れてるんです けど MAX60機ぐらい乗るんですね ファルコン9に マックス60期って言ってるのは相乗りで 他の会社の衛星とかも入れてるんでそれで (17:14) 打ち上げ費用をある程度賄えるんですねで まあおそらくですけどこれは公表されて ないんで原価わかんないですけど 我々も一応専門なんで一気当たり ファルコン9で15億から20億ぐらいで 打ち上げられてるだろうなと原価ですよ 販売価格はもうちょっと高いんですけどで そう考えると スターリング衛星が1機いくらなのか わかんないけど例えば1億から2億だとし ましょうそうすると1回あたりの打撃を 100億ぐらいなんですよね 100万100億で平均50期 打ち上げるとすると今多分もう3000機 近く打ち上がってるんで560回で 打ち上がったらベースを56000億で 打ち上がってるということですねでさっき 値下げしたでしょ日本円で6600円とか に値下げしたんです一番安いプランが多分 多分50ドル切って49ドルとかなんです けどもともと99ドルだったんですよそれ は大幅値下げしたんですけど100万契約 あるらしいんです だから99ドルで100万契約あったんで それだけで月100億以上売り上げてん ですよで年間1200億ですよだから初期 (18:19) 費用もあるんで多分年間1500億ぐらい の売り上げになってるんですよ てことは もう黒字化見えてるじゃないですかもう 単純計算も経営者だってこれしか見えたな 値下げしようってなるわけですよで値下げ すると6600円とかになるとこれ フレッツ光とか 固定回線と値段比較が価格比較できるよう になってるんですよ日本でもこんだけ光 ファイバー 普及してる国でも多分ね田舎の方行くと まだADSLだけとかいうところは結構 あるんですよ むしろなんかモバイルの方が大きいんです けどただモバイルって ギガやっぱ100GBまでは安いんだけど 超えるとちょっと高くなるそれ超えても 安いのは実は3980円で楽天モバイルな んですけど 楽天モバイルギガ使い放題なんでいや本当 に 楽天モバイル何で使ってるの繋がりにくい んじゃないですかって聞いたらいや自宅が 楽天モバイルが繋がりやすいと ギガ使い放題なんで動画も見放題ネット ゲームもし放題で500GB使ってます (19:24) みたいな人が結構ゴロゴロいてこれじゃ 商売なんねえだろうとか思ったりとかした んですけどつまり 楽天モバイルよりは高いけど だけど2000円ぐらいしかないわけです よっていうところまで下げたんで俺多分 これで1000万契約とか見えてくると 思うんです よね1000万契約いったら月5600億 ですよ年間7000億とかですよそしたら もう今のペースで年間50機スターリング 衛星を打ち上げ続けてもペイするんですよ とかも 余裕で黒字化するわけですよで僕言ったん ですけどこれ結局ライバル1Webって 会社なんですけど多分 打ち上げ始めてのワンウェブぐらいだよね 他にもなんかプロジェクトカイパーとか なんかあとそのロケットラボと会社がやっ てるプロジェクトとかあるんですけどまだ 打ち上がってないですから多分あのペース にはついていけないんでこれ何でかって 言うとロケット打ち上げてるからなんです よ自前のロケット持ってるからそういう ことができるんですけどだから自前の モケット (20:26) 持たない会社負けるんですよ もうだからもう多分ロケットラボぐらい しかまだ 滑舌上はなくてでもほら マーケットを考えると1社独占ってありえ ないじゃないですかだからだいたい マーケットには3社から4社残るんですよ 通信キャリアのマーケットは3社から4車 あるんで僕はね日本の日本一とか日本とか のスロットは1個あると思って んですよだからチャンスだからここで投資 しなさいよってでもスペースXが何で じゃあスターリンクのビジネスで成功し つつあるのかって言ったら 政府が最初にものすごい 投資をして1000億2000億のレベル で投資をしてわーってこう伸ばしたから ですよ そうだからもちろんお金も大事なんですよ だから100% 補助じゃないんで自分たちで資金調達もし なきゃいけないし4分の3とか2/3の 補助なんで向こうもねなんで自分たちで 資金調達もしつつでも政府が後押しをして それがもちろん金銭的な投資とあと保証 ですよねまあそれは 暗黙の保証もあれば (21:30) 政府が出してるプロジェクトだから安心 だって言って銀行が融資してくれるとか そういうのもこの2つではコンボで アメリカは 宇宙の分野でも 派遣を握ったわけですよだけどね今回の 宇宙に関して言うとあの日本は実は 航空機産業で負けたんですねあの mrjspacejetは失敗したわけ じゃないですかで何で失敗したかって もちろん技術継承ができなかったからなん ですけどやっぱり 原因は 太平洋戦争で負けたからですよね大変戦争 で負けてその失われた10年 航空機産業にとっては戦後の10年間と めちゃくちゃでかくてここで ちょうどレシプロのエンジンからその ジェットエンジンに変わるあの時代に 日本はそう作れなくてその代わり自動車 産業にみんな行っちゃったから自動車では 成功したんだけど 航空機はもう戦後70年80年経っても 全然ダメっていう状況になってしまって いるこれも仕方がないですけどロケット 邪魔されてないんで僕はチャンスあるかな (22:34) もうもうあの別にアメリカに邪魔される こともなく 頑張ってやれるんでだから今が チャンスで僕ちょっとなんかバイオの話と かもされてましたけどやっぱその 何だろう 血のりが活かせるじゃないですか日本の 場合ロケット 太平洋に打ち上げ放題なんでねこの血糊が 活かせるとかあと本当にそのバイオとかと 違ってその 技術の蓄積とサプライチェーンが自動車 産業主に自動車産業なんかによって作られ ていてあのサプライヤーさんが一応全部 国内で 揃うんですががあそこに置いてある内側の ターボポンプの部品とかあるじゃないです かちょっと大事な部分は秘密なんで 展示されてませんけどそのシールだったり とかその 軸受けだったりとかっていう部品があるん ですね見せられないやつがあるんですけど それは1社とかしか作ってないんですよ これもしかして僕たちいなくなったら (23:43) 失われてしまうんじゃないかと 失いた100年になっちゃいます何でも これ1回作れなくなるとまた作れるように なるまでに10年20年の歳月と膨大な 経費かかっちゃうから多分今作ってる メーカーさんもJAXAさんとかのために 作ってるんですけど多分 採算 度外視ですよ 今ちょっとホリエモンさん言ったけどね実 はロケットの打ち上げってあの地図でと右 か東側を見てないとダメなんですってだ からヨーロッパにあんまりプレイヤーいな いっていうのはそういうことだよね ヨーロッパ大陸でそうですね地球 低軌道に打ち上げる時には東打ち上げた方 がいいんでな北朝鮮が何で日本の上空を 通るのか北朝鮮のミサイルが通るを買って もそれなんですけどあのそうだから ヨーロッパはその 欧州中機関ESA日本のJAXAに当たる 期間は 南米に南米のフランスの植民地 海外圏に打ち上げ場があってそこまで (24:47) ロケットを 輸送してんですけどたまにあの海賊に襲わ れる 本当にあの 軍艦がフランスとかの軍艦があの防衛して 持ってってんですよものすごいコスト台 北海道そういうのないんではい北海道は 本当に普通に北海道で作って北海道でその まま実技で打ち上げられるんでいや いろんな条件が めちゃくちゃ 揃っている 成長産業って ほとんどないですよ 日本アメリカ中国って考えるとやっぱその ITとか ITAIとかあとそのバイオとかその ライフサイエンスとかもちろん 成長産業ではあるんだけれども日本である こと日本にいることがそこまでまあ もちろんその技術の蓄積はあるんで そこそこ勝負にはなると思いますけど絶対 勝てるっていう感じではないっていう 手が高いのはこっちであると (25:51) 宇宙が 宇宙は勝てる可能性はものすごく高いかな と思いますあのしかもその 民主主義で自由主義経済でという風な条件 をつけるとロシアとか中国が脱落するし とはいえね日本の衛生ベンチャーの方々と かも あなたたちも頑張ってくれとでも僕ら ロシアで持ち上げられるしウクライナで 持ち上げられるしって言ってたんですよ そうそしたら 戦争法って打ち上げられなくなったよって 結構青いてるっていうか 日本の 打ち上げをですねあのしたいと宇宙 ビジネスをやってる人たち結構てかほぼ ソユーズだったんですよそうそれが今回の ロシアウクライナの侵略によってですね できなくなっちゃったんで今もう ものすごくもうなんとかな ブルーオーシャンが今広がってるんですよ この分野日本においてで 実はアメリカだけじゃないですかチャンス のベンチャー企業ロケット打ち上げの民間 (26:54) 打ち上げベンチャーが成功してる国って実 はアメリカだけなんですよ そうなんですだからそれはどうなのって いう話は実はあんまり知られてないです けど会いたいっていう規制があって 武器輸出規制があってアメリカのロケット を使うのっていうのは結構大変なんですね そのペーパーワークが結構大変でなんです よなので それは何のためにあるかと北朝鮮とか中国 の 衛星をアメリカのロケットで打ち上げられ たら困 るっていうまあそういうような理由では あるんだけれども日本のロケットってのは すごく 期待をされている だけれどもそのまあアメリカで 民活が成功したわけじゃないですかで圧倒 的にコストが安くなりもっと重要なことは 僕は 打ち上げ回数が増えたことだと思うんです よ もう 桁違いですよ 50回以上打ち上げてるわけですね年間 それはもう今までの宇宙開発の歴史から すると驚異的な数でそれはできたから (27:59) スターリンクは作れたわけでみんな もちろん大したアイディアじゃないんです よ要はたくさん 打ち上げたら地球低軌道でレイテシーの 少ないインターネット網が作れるよねって みんな知ってたんだけど誰もやらなかっ ですけどなんでやれなかったかっていうと 宇宙の打ち上げ回数が少なかったりとか いろんな理由があったからできなかったん ですけどついぞついにできるような時代に なりましたとそれに対してじゃあロケット の分野は 民間を活用してもうちょっとその安くて あと打ち上げ回数増やせないかという ところがまあ 結局じゃあその何がJAXAさんと 違うかって言ったらまあ安全基準だったり そのなんていうのかな一つはその製造を する上でのどこまで 信頼度を上げるかみたいなその打ち上げの 角度を上げるかでこれは 99.99%で確率が99. (28:59) 9とか 99.99上げるのに指数関数的にコスト とか時間かかるようになりますよねそれを どこまでそのオミットして 打ち上げられるかっていうところが割と 大事であとそのアジャイルの開発と言い ますとかその何年もかけてその 設計を固めていって すごい高い確率で打ち上がれるような ロケットを作るって思想じゃなく とりあえず 打ち上げてみてまあ失敗したら海の藻屑だ ねくらいな感じで打ち上げてるかどうかの 方が多分大事だなっていうそのJAXAも 含めて日本政府も スタートアップもそうなんですけれども 特にこの宇宙ベンチャーに関しては はっきり失敗をしてもですねかなり容認 するみたいなまあこの5年前は全然違った んですけれども 失敗しても容認するし例えばその補助金 出してる場合でもマイルストーンペイメン トって言ってそのある程度まで来たらです ねそれであの 仮に失敗してもお金出すよみたいなそう いうことやろうとし始めたんですけども (30:03) そういう流れっていうのはとりあえず最初 ね5年ぐらい前にその話してたんですけど アメリカこれで成功してるんですって言っ てもね色々あるから言ったんですけど みたいな感じだったのが やっと最近そういう流れが出てきましたね ありがとうございます その流れどんどん加速してやっていかない といけないと思っているのでそこはあれを ね結構あの昭和の時代からのなんか トラウマ的なものがあって日本って やっぱり品質がすごく大事でまあ確かに その品質で売れてた時代が高度成長期やっ たわけですよ僕は外資系にいたからもう ネスレといえども輸入したものはだいたい すぐ苦情が入る でもその99%8%でいいと思ってるん ですよ ところが日本でやると 99. (30:54) 9%これキットカットでもねカフェ でもそんな感じ だからコストが高くなってでその割に値段 上げられないからみんな利益率低いみたい ななんか今話し聞いてたら一緒だなという ふうに思いましたけどね一緒だと思います よそこはただまあさすがにそれは メンタリティー変えていかなきゃいけない んで多分政府がそういう形で 率先して変えていくと 民間企業も 雰囲気を変わってくるかもしれないなと 思います世界で戦うっていうのはそういう ことですよと別に品質を下げ るってわけではなく歩留まりが多少下がっ てもいいやってスピードの方が大事だよね そうですねスピードが大事っていうのが実 は僕この20年で大きく変わった点は スピードが大事かどうかっていうことで実 は品質と関わってるんですがあの [音楽] なんでスピードが大事になったかというと インターネットのせいなんですよ だからインターネットのせいでそのなんか 人的なつながりとかコネとか (32:00) 家柄とかわかんないですけどその 情報を手に入れるのにコネとかないと 骨とか例えば大学に入るとか大学院に行く とかってブランドがないと無理なことが たくさんあったんですねそれはその情報が 民主化してないからなんですけど大学の 図書館に行かないととか大学の教授に聞か ないととかそういうことが実は 技術分野でも山のようにあったんですが ある 程度の部分までは情報が簡単にネット経由 で手に入るようになったんですねだから実 は我々のロケットも 日本では 初めて 実用化したピントルインジェクターと使っ てんですね で日本はその衝突型とか同軸型っていうね ちょっとまあインジェクターの話なんで マニアックですけど僕 らはピントル型っていうインジェクターを 使っていてこれスペースXと同じやつなん (33:05) ですねなんですけどもう 論文がほとんど出てないんですよ もう日本語の論文なんだもうなくてで ネットでこうみんななんか必死に検索して すっごい古い1960年代の trwっていうその元々スペースXの エンジンを作った人たちがいた会社が出し たなんかNASAと共同で出した論文とか の写真とか見てちょっとインジェクターの 形が なんかこんな感じになってるよ これ試してみようよみたいな感じで試し たりとか実際にして めっちゃ効率上がったみたいなことが結構 あったりとかしてあんまり言うと来られる んですけどすごい確信に関わることなんで 技術的に結構重要な結構重要な話なんだ けど要はピートル型インジェクターの基本 基本的な部分を公開されてるんですけど そのもう 宇宙って要は普通のマスプロダクトじゃ ないんで特許とか出さないんですよ (34:10) はい必要ないんですよだってね海の藻屑に なるだけなんで海底から引き上げて インジェクターの形こうなってるぞとか 絶対わかんないんで絶対見れないんで みんなそれは隠す戦略に入るんで わかんないですよだからスペースXの ロケットエンジン周りにロケットエンジン めちゃくちゃ効率出てんだどうやってやっ てんだろうって最初はすごい悩んでたんだ けどそうやってネットで検索したりとかし て情報が出るようになったんでつまり何が 大事かってスピードが大事になったのは 情報がいくらでも手に入るようになったん でとりあえず試してトライ&エラーを 繰り返す方が得なんですね はいスピード感というところでそろそろお 時間もですねあと残り今5分弱ぐらいに なってきたので最後に進めお一人ずつ前田 先生からこの場で少し 追加で伝えたいことあればお願いいたし ますありがとうございます けれども先ほどスターリンクの話でもう 毎週一回くらい打ち上げるわけじゃない ですか 桃がねそういう風になっていくためには もうゼロですね なっていくためには何が必要なのかといや (35:15) あのゼロできたらそうなりますなるほど あとはもう皆さんの投資の ゼロがそうなったらそうなりますなるほど じゃあもう2つ目の選択肢が世界 むしろゼロの方が早いと思います めちゃくちゃいいですもんねあの多分 スペースXって LAの工場で製造してフロリダ 州まで 陸路を多分陸送してんすよねあるし 距離があるしもちろんコストも買ってん ですけどあんなでっかいやつを持ってって んですけど例えばそういう部分であったり とか もちろんサプライチェーンも日本列島に バシッとこうこんなコンパクトなところに 集まってるんでそういう意味ではすごく しかも国内で全部調達できるの基本的には ねなのであのこんなコンパクトな国内に これだけ 積み重ねてきたものが地塗りが非常に優秀 ですねなので (36:20) 頻度は上げられるかなっていうのははい もうすごくいい場所で本当でも奇跡の場所 も見つかったんでね大気中はそうなんで ありがとうございます待機中の プロジェクトは国としても全力で応援し ますのではいよろしくお願いします一つ だけそれで 防衛三文書を改定したものですからこれに よってですね実はそのずーっと私が悲願 だった要はデュアルユースが本当にあの 研究としてできるようにかなりなってくる と思いますですので今打ち上げの話 ロケットの話ですけども宇宙に関する他の いろんなものに関しても 宇宙 輸送系であるロケットが基盤ですけれども それからものに関してもどんどんこれから そのアメリカのデュアルユースでですね やっていくように動きを加速していきたい というふうに思いますしその時に今日ぜひ マスコミの方たくさんいると思うので さっきのそのリスクと本当にですね日本 ってゼロリスクを求めるがあまり僕も コロナ本部の事務局長もやってるんでそこ は非常に悔しかったんですけれどもゼロ リスクを求めるあまりスピードが遅くなっ ても企業一致して 負け るっていうのがずっと30年のどころか ですね多分50年70年ぐらいの流れで来 (37:24) てるんでぜひそのリスクを取るということ に関してポジティブにみんなで考えようと というふうに思ってもらえたら 嬉しいなというふうに思いますしそれの一 つこれが大きな象徴になればなとゼロが 象徴になればなというふうに思っています ありがとうございますはい高岡さんお願い いたします時間もあまりないのであれです けどあの本当に今日は集まりいただいた 株主の皆様や投資家の皆様にはまず本当に 心からお礼申し上げたいというふうに思い ますしあの今先生もおっしゃられました ようにそのまあ今の株主投資家の皆さん からもそうですしメディアの方々もいかに この宇宙産業に日本が今通しないとやばく なるかというそしてこの人工衛星に秘め られた可能性ですねあらゆる産業で であの本当にあのちょっと一昔前まで僕実 はあのネスレンにいるとあの 携帯じゃなくてあの衛星電話実は社長だけ 全世界の社長は持たされてたんです使う ことないですところが東日本大震災僕が 社長になった年にすぐに東日本大震災に なった時に使えましたでもあの頃はいや (38:30) 衛星電話なんてまたアンテナつけないと 地上には届かないから復旧しないと言われ たんですけど今日のあのフォーメーション の話聞いてるともう今直でできる料理に なる可能性もあるわけでそうなってくると 今の5Gだとかそんな関係なくて全部通信 遠征になっちゃう そういうことを 描いた中での 企業の戦略っていうものがやっぱり 描けていかないと先みたいなあの 失われた30年から脱却はほぼ僕はありえ ない それをねメディアの方の力って僕はすごい と思うしやっとね経団連で3団体も給料 上げるってようやく言いました僕はずっと 言い続けたんですよ ねもうあの 給料高い2000万っていう年収 2000万だ世界に行くと 真ん中ぐらいかな いや本当にそれだけ世界を知らない日本人 は貧乏な国になってしまったという認識が 大事でそっから脱却するためにはやっぱり 新しいものにチャレンジし続けていかない (39:35) とダメだとそこをぜひ皆さんで伝えていっ ていただきたいなと思いますありがとう ございます最後にフォレストデュアル ユースの考え方で言うと一つは多分地球 観測衛星のコンステレーション多分大事に なってきますこれ日本の技術使うと多分 世界でも最高の地球観測網が実現できると 思いますし我々それを狙ってますので ぜひデュアルユースもそこも予算を使える と 世界でも本当に有数の地球を 持てるこれモテると めちゃくちゃ外交上も防衛上も優位に立つ 特に中国に対してはものすごく優位に立つ もちろん何か 衛星を撃ち落とされたりとかするリスクは また出てくるわけですけれどもまあそう ところも含めてそういったところも 考えようと思ってますで高岡さんが おっしゃった通信 衛星のコンステレーションのまあ今の スターリンクの次のあの 衛星通信僕は3. (40:35) 0ぐらいの感じだと思っ てるんですけどこれをやるとはいあの スマホで ブロードバンドどこでも繋がりますように なりますしかもこれは僕はどっちかって いうとバックボーンが 衛生管理者通信によって 速くなる こっちの方がはい直接レーザー数値にする と光ファイバーの倍ぐらいスピード出るん ではい光ファイバー原理的にちょっと遅く なるんですよ 海底通すんでさらに遅くなるんで倍以上の スピードでますその方が僕結構でかいと 思ってますでさらにそのゼロリスクを 010リスク 症候群からの脱却という意味で言うと当然 我々友人ロケットも 狙っていきます 我々が打ち上げられるようになるとじゃあ 友人やりますよと最初はもちろんリスク 取ってありますよという風なことも言える ようになると思いますんでこれ 今僕が言った3つのこと10年以内に実現 したいと思ってますんでまさにその最初 高岡さんがおっしゃった10年計画の中で (41:41) 言うとこの3つは全部やりたいです ということで有言実行できるかどうか10 年後お楽しみにしてくださいはいという ことで時間あっという間でしたけれども 以上でトークセッションを終わりたいと 思いますありがとうございました ありがとうございました [拍手]

 


北海道大樹町を拠点とする、インターステラテクノロジズ株式会社(IST)はロケットの開発・製造・打上げを行う宇宙の総合インフラ会社です。
2019年に日本で初めて、民間企業が単独で開発・製造したロケットを宇宙空間まで打ち上げました。
観測ロケットMOMOでこれまでに計3回、国内民間企業単独として初めて且つ唯一の宇宙空間到達を達成、次世代機となる超小型人工衛星打上げロケットZEROの開発を本格化させています。人工衛星開発の100%子会社Our Starsも設立し、国内初のロケット×人工衛星の垂直統合サービスを目指しています。
ISTウェブサイト

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