水素発生装置・メタネーション装置(long ver.)

<水素発生装置「HYDROSPRING®」>
水を電気分解して高純度の水素ガスを発生供給するオンサイト型水素発生装置です。
近年、水素は次世代エネルギーとして注目されており、再生可能エネルギーなどのCO2フリーな電気と組み合わせることで、クリーンなエネルギーとしての活用(Power to Gas)が期待されています。
多種多様な水電解システムのご要望にお応えし、水素社会実現に向けて貢献します。

 

【書き起こし】水素発生装置・メタネーション装置(long ver.) 

(00:00) [音楽] より良い社会を実現させるために世界では様々な目標が定められています それは我々企業にも同じことが言えるのではないでしょうか [音楽] 今地球規模で問題視されていることの一つに地球温暖化が取り上げられています 日々の生活そして産業活動の活発化により発生した 温室効果ガス [音楽] それによって引き起こされた地球温暖化は生態系に様々な影響を与えており原因とされ ている 温室効果ガスの排出削減は決して避けて通れない問題です 持続可能な開発目標 sdg ずのゴールの一つでは気候変動およびその影響を軽減 するための緊急対策を講じると定められています では実効的な温室効果ガス排出量削減の実施に向けてわれわれは何ができるのでしょう か
(01:06) 産業革命以降技術の発展に伴い 温室効果ガスの排出は増加し続けています 地球温暖化に影響を与える温室効果ガスは様々ですが とりわけ排出量の多い二酸化炭素は地球温暖化に及ぼす影響が最も大きく 近年は二酸化炭素排出を削減しながら持続可能な社会を構築することが求められてい ます 3分 二酸化炭素を削減させるためにはどのような技術があるのか 代表的なものをご紹介します 五酸化炭素を削減させる方法は様々です 五酸化炭素を排出しない再生可能エネルギー 生成した電気を蓄えておく蓄電技術 次世代エネルギーとしての水素活用 発生した二酸化炭素を回収し貯留する技術 大気中から二酸化炭素を回収する技術
(02:14) 五酸化炭素を資源と捉え炭素化合物として再利用する カーボンリサイクル 今回はこの中でも今後注目が予想される 水素エネルギーとカーボンリサイクルについて 日立造船がご提案できるソリューションをご紹介します 二酸化炭素の排出を抑えることが可能なエネルギーとして注目されているものに水素と 蓄電池が挙げられます 水素を発生させる方法として代表的なものに 水蒸気改質方があります 国内のほとんどの水素はこの方法で作られていますが 原料として化石資源を使用しているため 日酸化炭素を排出してしまいます [音楽] つ切り蓄電池についてご説明します 昨今太陽光発電を導入している 家庭企業が増えてきていますが 電気の特性上発電した電気はその都度使う必要があり
(03:22) 貯めておくことができませんでした 蓄電池を使えば発電した電気エネルギーを貯めておくことが可能になります しかし寿命が短く使用するにつれて充電できる量も少なくなります また工場などで使用される大容量の電力を蓄電できるものは大型になり設置スペースも 必要です 加えて自然放電やパワーコンディショナーの電気変換におけるエネルギーロスを多く 課題は残っています 日立造船ではクリーンなエネルギーを軸に取り組み サステナブルで安全安心な社会の実現に貢献しています より環境に優しいエネルギーをより安全に 例えば二酸化炭素を排出しないエネルギーの創出や五酸化炭素を有効利用できる社会 日立造船がご提案する技術はそんな できたらいいなを実現します
(04:30) まず一つ目は水素発生装置です 水蒸気改質方では五酸化炭素が発生します 水素発生装置は水を電気分解することで二酸化炭素を排出することなく 水素を生み出すことが可能です さらに再生可能エネルギー由来の電気を使用することにより 水素製造に関わるエネルギーすべてにおいて二酸化炭素をいっさい発生させない クリーンな水素を作るシステムを構築できます 保存という点で比較すると蓄電池は生成した電力をそのまま保存するのに対して 水素発生装置は元気を水素に変換して保存することができるため大容量 長期間べのエネルギー貯蔵が可能になります このように電気をガスに変換して貯蔵利用する方法はパワートゥーガスと呼ばれており 世界規模で普及に向けた実証
(05:35) 利用が行われています 水素発生装置はオンサイト方の設備になりますので必要な時に必要量の水素を発生さ せることができます [音楽] また発生量は小容量から大容量までお客様のニーズに備えて幅広いラインナップを 取り揃えています 続いてはメタネーション装置です 近年ではり酸化炭素を資源として捉え 燃料や素材に再利用するカーボンリサイクルが注目されています カーボンリサイクル技術のひとつとして二酸化炭素をガス燃料に変える技術がメタ ネーションです 日立造船が有するメタネーション技術を用いれば二酸化炭素と水素から高純度なメタン を生成することが可能です メタンと聞くと温室効果ガスの代表的なものではと思われる方も多くいらっしゃるので はないでしょうか
(06:41) メタンはエネルギーとして高いポテンシャルを持っており 都市ガスに含まれる成分のうちおよそ90%を占めています つまりメタンガスをクリーンに作ることができれば 都市ガスなどの既存インフラを利用できるため大きな利点があると言えるでしょう [拍手] メタンは空気中に放出されると温室効果の高いガスになってしまいますが 例えば火力発電所などから排出された二酸化炭素を回収し再エネ電力で生成した水素を もとに メタンを合成することでカーボンニュートラルな燃料となります このような方法で生成されたメタンを発電所などで使用して二酸化炭素を再回収する 仕組みを形成すれば カーボンリサイクルを実現できると考えます 二酸化炭素を資源化できれば炭素循環社会へ一歩近づくことができるのではない でしょうか
(07:44) 日立造船は環境に配慮した技術を用いて地球規模の課題を解決することを目標としてい ます ビジネスからの一方的な視点ではなく 社会が求めているものは何か [音楽] 今回ご提案させていただいたものはそういった我々の思いから生まれたものです 地球環境に優しい低炭素循環型社会を実現させるために環境を考慮した製品を通じて皆 様と一緒によりよい社会を目指していければと考えています 地球と人のための技術をこれからも 日立造船は進み続けます

オンサイト型水電解水素発生装置「HydroSpring®」の動画はこちら↓

<メタネーション装置>
CO2と水素を原料としてメタンガスを生成できるメタネーション装置を開発しました。
産業施設の排ガスから回収したCO2をメタン燃料に変換・有効利用することで二酸化炭素排出削減およびカーボンリサイクル社会の早期実現に貢献します。

<お問い合わせフォーム>
https://www.hitachizosen.co.jp/contact/input?key=041

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