川崎重工が開発した「次世代技術」に世界が震えた!【液化水素運搬技術】

 

【書き起こし】【衝撃】低コスト化に成功!川崎重工が開発した「次世代技術」に世界が震えた!【液化水素運搬技術】

(00:01) 皆さんは 川崎重工が開発した新技術 摘果水素運搬技術についてご存知でしょう か 水素は次世代エネルギーの有力候補の一つ ですが 水素の運搬という部分での課題が顕在化し ておりいかに効率的に水素を運搬するのか が課題です 水素は基本的に常温では期待であり なかなか運搬が難しくさらに物質としての 特性として 爆発するという部分もあり 取り扱いに留意しなければなりません さらに言えばエネルギーとして水素を運用 するのであればコスト面も重要な課題です あまりにも運搬にコストがかかりすぎると エネルギーとしてなかなか普及しません そういった中で日本企業の中で 水素エネルギーの技術開発を積極的に行っ ている企業として有名なのは 川崎重工業です今回は 川崎重工業が開発した 液化水素運搬技術にフォーカスしていき ます
(01:06) 川崎重工が日本 オーストラリア間の水素を運搬に成功 川崎重工業など 7社で構成する技術研究組合は 9日 世界で初めて開発した 液化水村運搬船の実証が成功したことを 受け 神戸市内で式典を開きました 岩谷産業やJパワーなどが参画し オーストラリアで 石炭から水素を生成 滴下視点日本に輸送するプロジェクトで 2016年から 計画としてはスタートしていました 水素社会の実現へ向けての動きは加速して いますが 水素の輸送や生産そして 流通体制を整えなければなかなか水素社会 の実現までの道のりは遠いと言えます 岸田文雄首相はエネルギーの安定調達と 脱炭素化には 水素社会の構築が大きな鍵になると述べて います今回の実証の成功は 水素社会の実現へ向けて大きな前進になる
(02:10) とされます オーストラリアから水素を輸入する理由 今回の水素は オーストラリアから輸入されていますが その理由としては オーストラリアからの活動を用いた水素 製造が 安い水素となる可能性を秘めているため ですまず 簡単というのは 水分や不純物などを多く含む 品質の低い石炭のことです 実は石炭にも品質があってできるだけ純粋 な炭素である 石炭の方が高級品で 不純物が混じった炭素は 燃焼させると 硫黄酸化物などの発生原因になってしまい ます 採掘してもすぐ近くにある火力発電所で しか利用できないなど 利用先が限定されておりエネルギーとして いまいち活用されていません オーストラリアのヴィクトリア州にはこう した発端が大量に存在しておりそれを原料 に水素ガスを生成するのです その製造方法としては
(03:15) 簡単に少量の酸素を供給して 蒸し焼きにすると 発端は一酸化炭素と水素バスを生成します そこから不純物を除きさらに 水蒸気と反応させると今度は二酸化炭素と 水素が主成分のガスになり 水素のみを抽出すると 水素ガスが完成するわけですつまり 発端を蒸し焼きにすると 水素ガスを作ることができるようになり そしてそれがオーストラリアにたくさん あるということなのです 高すぎる水素供給コスト 水素普及の最大の課題となっているのが コスト面です 化石燃料由来の水素で発電した場合 現状の主要電源に比べ10倍以上のコスト がかかると言われています シンプルに水素を製造し 供給するまでのコストダウンを狙っていか なければなりません 2050年に2兆円規模の水素事業を 目指す川崎重工は 運搬コストを足元の石ノルマル立方
(04:20) メートルあたり 89円から同2.5円に 引き下げるとしています さらに 約170円の供給コストを2030年に 30円程度まで引き下げることを目指し 水素インフラの構築を目指します 水素の多くは 自家製造 自家消費されており 国内で販売されている水素は年間約 1.5億立方メートルですが 自家消費分を合算した日本の水素市場は 150億立方メートル程度になると言われ ていますこういった水素は 半導体ウエハや 対応電池式根 光ファイバー 液晶 プラズマディスプレイなどの製造に使われ ており 燃料用ということではありません 世界初の液化水素運搬船 水素フロンティア 具体的に 水素のコストを下げるためにはどうする べきかということを考える中で 有望な候補となるのが 世界初の液化水素運搬船
(05:25) 水素フロンティアです 水素フロンティアは 水素75トン 燃料電池車で 約1万5000台分を運ぶことが可能で その方法というのは LNGのように 冷やして液化して運ぶというものになり ます 機体の水槽マイナス253度に冷却して 体積を800に縮小した 液化水槽内外2つ重ねてその間を真空に する 真空断熱20角構造を採用したタンクに 所蔵し運搬します 水槽液化して運ぶことなんてできるのかと 思われるかもしれませんが 昔は天然ガスを液化して LNGとして運搬できるとは誰も思って なかったのですそれが現在では天然ガスを 液化して大量に日本に運び込んでいます 水槽液化して運搬することを考えた際には 当然 LNGを運搬するノウハウを生かすことが できますがそれ以上のレベルが求められ ます
(06:29) 水槽液体にするためにマイナス253°c に冷却する必要がありこれはLNGよりも 低い温度ですつまりこれは 究極の断熱性能を実現する必要があります が 水素フロンティアはそれを実現し 世界初の液化水槽を運搬できる船となり ました そのために 水素フロンティアには 新開発した 熱を伝えにくいgfrpを用いています 川崎重工業は 1981年にアジアで初となる LNG運搬船を建造しその後LNG運搬船 特に モス方式9Kタンクの分野では 世界をリードする存在です さらに水素需要に関しては10年以上前 から 脱炭素社会の実現に向けて継続して行って おり 水素フロンティアにも搭載された 液化水素貯蔵タンクなど 開発には宇宙関連技術も応用されています 今回の液化水素運搬船の実証が成功した ことは
(07:35) 液化水素の運搬が可能であることを示した ともいえそれは 水素供給の形ができたことを意味します そういった意味でもその意義は非常に 大きなものです 2035年に4.7兆円になる 富士経済は2021年10月19日日本 国内の水素関連市場の調査結果を発表し 2021年度の市場は 前年度比4.6% 増の 183億円 2035年度に2020年度比 268.6倍の 4兆7013億円に拡大するとしています これまでの 水素関連危機が中心の設備ビジネスから 水素燃料が中心の燃料ビジネスに移行して いくと予想されています 市場の拡大が確実視される中で 川崎重工業は 水素サプライチェーンとしての地位を確固 たるものにするべく
(08:38) 積極的な開発を見せています 川崎重工業水素戦略本部副本部長の 山本茂氏は 次のようにコメントしています 水素を作る 運ぶためる 使うというサプライチェーン全体の技術を 一社で保有する企業は 世界的に見ても珍しくその力を活かして かつ炭素社会へ貢献したいと考えています 川崎重工業は 拡大する水素市場にそして 水素社会の実現へ向けて欠かせない役割を 果たす企業として 活躍が見込まれています 今回 実証に成功した液化水素の運搬技術は 世界初のものでありこの技術が世界中で 活用されるということも考えられます 水素社会の実現に向けてという意味では 水素はエネルギーとして使うための テクノロジーも重要ですがどのように作り そして 運ぶのかという部分もかなり重要です 作って運ぶという部分がうまくいかなけれ
(09:43) ば 実際にエネルギーとして水素を使う社会は 形成されません またそれができるというだけでなく 現実的なコストで可能なのかという観点で も考える必要もあります 世界をリードする川崎重工業の水素関連 技術には今後も注目していきたいところ です 皆さんは 川崎重工業の液化水素の運搬技術について どのように思いますか ぜひ皆さんのコメントをお待ちしており ますまた ツイッターとLINEでも発信中です リンクは動画の概要欄に貼っています 気になる方はぜひチェックしてみて くださいね それでは今回の動画は以上ですまた次の 動画でお会いしましょう

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【参考文献】
https://www.khi.co.jp/pressrelease/news_220623-1.pdf
https://answers.khi.co.jp/ja/energy-environment/20210731-j02/

https://minsaku.com/articles/post800/
https://energy-shift.com/news/f9c89dc5-d5c0-49f6-bd31-ecd0f44268c1

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