切削工具の基礎【インサート編1】

切削工具の基礎【インサート編1】のご紹介です。

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【書き起こし】切削工具の基礎【インサート編1】

(00:00) [音楽] みなさんこんにちは この講座ではこれから切削工具のビジネスに携わる皆さんのために 切削工具の基礎知識と取り扱い上知っておきたいキーワードを中心 9回のシリーズに分けて解説していきます できるだけわかりやすく説明しますってどうぞ最後までお付き合いください [音楽] さて切削工具にはいろんな種類がありますが 初回の今日はインサート編の1ということで主に 専売をインサートの型番の意味について説明しようと思います 私今インサートと言いましたが 一般的にはチップと呼ばれている方が多いのではないでしょうか ただ本来チップとは英語で 切りくずを意味しますので この講座ではインサートという呼称で統一しようと思います それでは
(01:06) 最初のスライドです これは基本中の基本になりますが 機械加工においては大きく分けて 旋削加工とミーリング加工の二つがあります まず旋削加工の方ですが飛行作物 これを一般的にワークと呼びますが ワークを回転させ 後部刃物を当てて削る加工を旋削加工 あるいは英語で turning と呼びます 旋盤では主軸によりワークを回転させる種運動を与え 刃物台の移動によりお送り運動を与えます 加工されたワークは基本的に丸い形状のものになります はがありますのでそちらをご覧になってください [音楽] 動画ではワークの端面を削っていましたが
(02:53) ここにある子では ワークの外形な崖方向を削っているところを表しています 次に明倫過去について説明します 工具刃物を主軸により回転させ 固定されたワークを加工することをミーリング またはフライス加工をと呼びます 旋削加工ではワークがを回転させるのに対し ミーティングでは工具がはを回転させるという違いを理解してください ミーリング加工では主軸により刃物を回転させる種運動 テーブルあるいは主軸のヘッドの移動により 送り運動を与えます 加工されたワークは基本的に角張った形状のものになります こちらも動画がありますのでご覧になってください 次に工作機械について少し飲めます
(04:28) 研削加工においては昔は左側の汎用銭婆というのが主流でしたが今や 右側の nc 旋盤というものに進化しています また千万であるのにミーリング機能も持ち合わせた いわゆる複合機というものも登場しています 明倫加工ができる工作機械としては 汎用フライス盤から今やマシニングセンターが主流となっています 二軸ヘッドの向きで縦型と横型があります このように汎用旋盤汎用フライス盤から nc 旋盤あるいはマシニングセンターへと進化したわけですがここでの大きな テクロノジーとしては数値西予かというワードがキーとなります nc 数値制御加工は工作機械の制御を数値情報で行うことであり
(05:39) プログラミングを行うことでコープ-1 動き方主軸の回転ワークの位置制御を行います ここでは主軸の回転は ギアの組み合わせでは決定しないので連続的に指定が可能です どういうことかと言いますと汎用旋盤や汎用フライス盤では会見の設定が例えば 500の次は戦といったようにその間は飛んでいるわけですが nc 旋盤や 6センターではその中間の数字も任意で回転数を決めることができますつまりは工具を 使用するにあたりその後部の最適な回転数の条件で削ることができるというメリットが あります それと nc 旋盤やマシニングセンターでは必要な切削工具を内蔵し 工程順に工具を自動で交換できるようにプログラミングされています そのでワークをクランプして
(06:45) a クランプとは固定することですけれどもスイッチさえ押せば 加工が自動で始まります あと外見上の特徴としては mc 旋盤や マシニングセンターには扉があることが大きく 切りくずが飛び散っても作業者に対して安全ですし また切削油をふんだんにかけることができます 次に旋削用切削後部の変遷について述べます 歌詞は左の写真にあるようなバイトと呼ばれるものを使用していました 先となる先端の兆候部分はロー付けされています ロー付けとは接着剤みたいなものです そして刃先が摩耗すると研磨機で研いで再び使用するという使い方です このシャンクの後ろ側についている黄色青赤とか言った 色については
(07:50) 実は意味があるのですが二回のシリーズで解説します 今では ホルダーのセンターにインサート装着する形になります インサートの着脱は非常に簡単です 写真のインサートは1個で裏表4カ所使えるタイプなのですが 一箇所が寿命になると向きを変えたりひっくり返したりして 4コーナーを使えます そして全て4コーナーを使い切ったところで全く新しいインサートを装着するという ことになります 愛犬回しないためにスロー阿部使い捨てタイプとも呼ばれています さていよいよ旋盤用インサートの型番の説明を行います カタバルの説明をするかと言いますとそのことによって インサートの本質というものが見えてくるからです ここでは cnmg 120408という一つの例を挙げています
(08:59) 最初の4文字 cnm うちは インサートのいわば形状を表しています そして次の6桁の数字は インサートの寸法を表していると言えます ここまでの型番の付け方は is お急ぎ規格によって決まっており全メーカ共通の ものです したがってここまでの型番が一緒であれば ホルダーが違うメーカーのものであっても装着は可能となります 次にまるで表しているところですがさんの部分はチップブレーカーの名前が入ります そして4の部分はインサートの材質の名前が入りますこの34については各メーカーが 勝手に名前をつけてよいということになっています さて具体的に見てみましょう 一番最初の c の部分ですがこれは 形状記号と言いまして insert
(10:04) 上から見たときにどんな形をしているかということになります この例で挙げている c は80度 ノーズ各のひし形を表しています その他に丸い r 正方形の s 次に変形六角形の w 形 我々は俗にを結び方なんて言い方をしています 次に例に挙げているし それから三角形の体 同じし方でもノーズ角が55度ので そして35との子が他の部位があります ここにノーズ書くと書いてありますが コーナー書くと呼ぶ場合もあります あるにからしてはノーズ書くという概念は当てはまりませんが 一応能塚口の大きい順番に左から右に並べてあります 使用できるコーナー数は r は切り込み量にもよりますが うまく使えば片面で6からハチ公な使用できます
(11:15) s は4コーナー w は参考な c はにこうだ 兄は3校な デート v はそれぞれ2コーナーとなります これは片面でのコーナーするになりますので 涼麵使えるインサートではし大できるコーナー数はその倍となります insert 自体の強度としましては r が一番強くてノーズ角が小さくなれば 弱くなるという関係性があります 一方切削抵抗という面でいきますと部位が一番小さく ノーズ各は大きくなればなるほど切削抵抗が大きくなります 切削抵抗は小さいのに越した事はなく 切削抵抗が小さいことを言い換えると切れ味が良いということ 少ない動力で削れるということを意味します それではなぜこのようにいろんな形のインサートが必要かといいますと
(12:22) 加工したいワークの形状に合わせて使い分けが必要となるからです 例えば一般的に外形と端面加工を同じインサートでやろうと思えば c 8 w をよく使います 北南の右側のような倣い加工でしたら ぶりが一番得意とするところです それと同じ低タイプでもホルダーの向きによって 外径専用のもの タンメン専用のもの また外形とタンメンが両方いけるタイプというのがあります このホルダーの向きのことを切り込み書くといいます それではこの体タイプに関してはこの外形とタンメンの両方がいけるタイプのフォルダ があれば すべて事足りじゃないかという意見もありそうなのですが 実は この外径専用のものタンメン専用のものは 外径と短命両方を生けるものに比べると
(13:29) 切りくずの幅が小さくなって キリコ処理の面では優れているのです へんが切削工具の簡単ではない所かと言えます 次にない計画をボーリング加工とも言いますが 種類としては左側から穴を広げる通常の内径加工 あらの中に段差を作ったりする雷加工 奥から手前に引っ張ってくる台形の匹過去 タンメンに r の形状作る タンメン習い過去などがあります な計画については動画がありますのでそちらをご覧になってください [音楽]
(14:37) 次にこの2番目の記号これを逃げ各記号と言います この例では n になります insert 横から見たときに側面に角度がついているかどうかということです タイプとして大きく分けて2種類音がタイプとポジタイプがあります これは極めて重要なワードですのでよく理解してください 音がタイプというのはこのようにインサートを横から見たときに 側面に逃げが全くないタイプです 一方ポジタイプはインサートに逃げがあるタイプでその角度の大きさにより例えば11 とでしたら p 20度でしたらいいといった具合に記号が決まっています 何に背をこのように逃げがあるタイプを総称してポジタイプと呼びます それではなぜ音がと呼んだりポジと呼んだりするかと言いますと 中段にあるワークの端面側から見た図をご覧になってください
(15:45) 左側の音がタイプのインサートは側面に逃げがないので このようにインサートワープの回転に対して若干 寝かして着るという形になります てないとインサートの側面つまり2番が ワークに当たってしまうからです 寝かして切るマイナスに構えるということで音がタイプと呼びます 一方ポジタイプでは側面に逃げがあるので ワークの中心線と同じかあるいは若干プラスに構えて着るので ポジタイプと呼びます 音がたえっとの用途としては一般的な外形切削に使われることが多く 特徴としては切れ味は落ちるもののインサートの量面が使えるので経済的であるといえ ます一方 ポジタイプは片目しか使えず不経済なのですが切れ味 はよくなるためにビビリ屋水晶系のワーク ビビリっていうのは振動するということですけれども
(16:53) もしくは比較的小さい系の内径加工に使われることが多いです 次に3番目の記号ここでは m となっていますが この記号のことを制度記号と言いまして insert 自体の精度を表しています 基本的には2種類 m 9品と地球品です m 9品のことを金型9地球品のことを研磨キュートも行ったりします インサートを製造するときに m 9品は インサートの上下面を研磨して厚み方向 言い換えれば高さ方向の精度を上げています インサートは 原料を金型でプレスしてケージを作りその後 焼き固めて作るのですが m 9品の場合は側面は研磨しないのでそのまま や木肌の麺となります もっとも最終的にはコーティングをする場合が多いので や木肌の綿花県ました綺麗なメンかは分からなくなりますしかしながらノンコートの
(18:00) インサートの場合ですと ギャ木肌の面というのがわかります 一方 g 級品は上下面だけではなく側面も研磨しますので集め方向に加え 来節炎の精度も出ています 内接円というのはこの4型インサートの場合ですと 4つの変に接する園のことでインサート自体の大きさを意味しています 全角は j 9品の方が高くなります 最近では二級品よりも厚み許容さが厳しい e 級品というのもよく見かけるようになりました 次に4番目の記号ここでは g になりますがこれを 溝穴記号と言います インサートに荒があるかどうかチップブレーカーがあるかどうかといったことを意味し ます ここが n ですとインサートに穴はなく チップブレーカーもないタイプです
(19:07) ですと粗はあるけれどもチップブレーカーはないタイプのことを意味します ここが g ですと粗がありチップブレーカーが両面にあるタイプとなります チップブレーカーについては後ほど説明しますが要は インサートの表面にある模様のことです 両目使えますのでここが g の場合は必ず 音がタイプのインサートとなります 最後の例は 体というタイプですけれども これは穴がありチップブレーカーは片面にしかないタイプのことです 片面という事ですのでしたがってポジタイプに多い希望となります 次に 6桁ある数字の説明をします 最初の2桁ここでは12 とありますがこれはインサートの切れ等の長さを表す記号となります ここで気をつけていただきたいのは
(20:10) この霧花が咲き号はあくまでも記号であって実際の長さではありません ng 12の場合は実際の切れあの長さは 12.9mm なります 同じ cnmg でも16の場合は実際のピラー長澤 16.1mm なります 前にも述べましたがインサートの大きさは内接円によって規格化されておりこの内接円 は インチサイズがベースになっています その線がピリ刃の長さを表し 右下の図を見ていただきたいのですが黒が内接円の直径を表しています 上の正方形の s のインサートですと ない節制の直径と キリアの長さは全く同じですが r を除いたその他の形のインサートですと 内接円の直径と
(21:15) 霧葉の長さは違ってきます eu はその両者がわりと近い方ですけれども cnmg 12タイプの内接円は1/2インチて1インチが25.4ですので 2分の1ということですのでその半分ですから 12.7mm となります ように cnmg 16タイプのない節電は5/8インチで ミリで表すと15.875 となります 大淀言いましたけれどもここではこの12という数字はあくまでもきれい刃の長さを 表す記号であって実際の綺麗なの長さではないことを覚えておいてください 次の2桁この例できますと04 になりますがこれはインサートの厚みを表す記号となります ここでもこの数字はあくまでも記号であり実際の厚みを
(22:21) ミリで表したものではありません 例えばここが亭さんですとインチで5/32 ミリですと3.97 04ですとインチで中3/6 右で4.76 06ですとインチで1/4 右で6.35という意味になります ここでも分かりますように インサートの企画はインチがベースになっているのがわかります 一般的にはインサートの厚み= きれい刃の高さということになるのですがこの下の例にありますように 水を入れとかスッキリをのインサートの場合は厚み記号は インサート旋回の厚みではなく良いインサートの底の面からきれい浜での釣り 背の高さここでは s で表した新法が適用されます 最後の2桁ここでは08ですがこれはインサートの先端のノーズ r の大きさを表し
(23:31) ています インサートの先端は尖っているわけではなく 丸みをつけることにより欠損しにくいようにしています また丸みをつけることによって加工した面がきれいになるといったメリットもあります 先ほど説明した切れ花が咲きゴーヤ 厚み記号はその数字はあくまでも記号であって 実際の長さとは違うというお話をしました しかしこのノーズあるに関しては記号と実際の数字は一致します 記号はチェロにですと実際のノーズある アルトはラジアス半径のことですけども 0.2ミリの半径を意味します 4ですと0.4mm 08は0.8mm 12は1.2m といった具合です 一般的に小さいノーズあるは仕上げに 大きいノーズあるは粗挽きもしくは弾速切削など過酷な条件下で使用される場合が多い
(24:40) です このように最初のアルファベット cnmg に続く6桁の数字は2桁ずつ 意味がありますので呼び方として1204マルハチという言い方はせず家に 0408と2けた 外す区切って呼ぶようにしましょう 6桁の数字の後に追記号は チップブレーカーの名前となります チップブレーカーとはインサートの表面にある模様 あるいは溝のことです チップブレーカーには2つの役割があります 一つ目は文字通りチップつまり切りくずをブレーク 粉々にするということです 切削加工において重要なことの1つとしていかにうまく切りくずを処理するかという ことがあります
(25:46) このチップブレーカーにより切りくずがワープやフォルダーに絡むことなくまた 切りくずがせっかく加工した麺を傷つけないようにしております 二つ目の役割は切羽に救いを設けることにより切れ味をよくするということです 言い換えれば切削抵抗を下げるということになります 下の例は住友さんの家 guu というブレーカーの場合ですけども この 丸の中にある刃先を拡大した 図を見てください 0.25身幅のあるランド部と呼ばれる部分に続き 25度のすくい角があります 先ほどのスライドでインサートには音がタイプとポジタイプの2種類があるというお話 をしました そして音がタイプは回転方向に対して寝かして切っているので切れ味が悪いという説明 をしました
(26:51) そこでその切れ味が悪いという弱点をこのチップブレイカーでカバーしているのです ここでは25度のすくい角ですか 例えば インサートをホルダーによって5度 寝かしているとすると このインサートは音がタイプであるものの 25度すくい角の25損 からゴドー引きますと 音がであるにもかかわらず実際の 刃先は20度のポジということになります 音がタイプであってもチップブレーカーの救いによって切れ味をよくしているという わけです ブレーカーの模様はインサートを製造する際に金型によってこの模様はつけられるので 金型ブレーカーあるいは3次元プレイカーと呼ばれます メーカーがうまく機能するとこの左下の写真のように細い 切りくずとなります
(28:01) 次に勝手についてお話をしたいと思います インサートには勝って月とかってなしというのがあります 枚のスライドで説明した金型ブレーカーは基本的には勝手無しです ところがインサートの中には下の図のような 研磨ブレーカーというものがあります 研ぎ付ブレーカーとも言います 研磨ブレーカーは文字通りインサートの製造最終工程で研磨により ブレーカーが付けられます そしてこのブレーカーの向きにより右勝手 左勝手というのがあります もう3買って左買っての簡単な見分け方ですが インサートのノーズ r を自分の顔に向けて右側にブレーカーがある場合が3日って 左側にブレーカーがあるのが左勝手となります そして
(29:06) 右勝手のインサートは右勝手のホルダー 左買ってのインサートは左買ってのホルダーに装着するということになります 県ブレーカーの場合は基本的に買ってなしですので当然ホルダーの左右どちらにも装着 できます ただし例外があります 内径加工でボーリングホルダーを使う場合や 外径加工の場合でも 端面加工で外バーから中心に敷いていく場合は 右ホルダーには左勝手のいいスタート 左ホルダーには右勝手のインサート装着しなければなりませんのでご注意ください 次に材質名の話をします インサートの注文を受ける際に 今まで説明してきました型番に加え 材質名が必要となります
(30:11) ここで言う山室というのはどんな長公募剤を使っているのかまたどんなコーティングを つけているのかという兆候母材とコーティングの組み合わせということになります 消耗材をグレードということもあります ここでは各メーカーさんの p 主つまり鋼加工用の代表的な材質名をリストアップし ました 一番左側に p 15 p 25 p 35とありますがこれがグレードです レイドの数字が小さいほど硬くなり 大きい数字ほど人生があります 材質が硬いということは摩耗しにくいということになります つまり耐摩耗性があるということになります 一方人生というのは簡単に言うと材質の音馬さのことで人生が高いということはねばさ がある つまりかけにくいという意味です この講座で詳しく説明しますが耐摩耗性と人生は相反するもので
(31:23) 硬い材料というのはマムをはしにくいけれどもかけやすいという性質があります 逆にで by 材料は摩耗はしやすいけど かけにくいという性質があります もしユーザーさんで現場 p 25を使用されていて もう少し摩耗しにくいインサートが欲しいという場合は p 中後のグレードを提案し逆に現状 p 25を使用されていて もう少しかけにくいインサートが欲しいという場合は p 35を進めるということになります メーカーでは同じ形状大きさのインサートでも数種類の材質を用意しています 最後に磯型番とアンシー方ばについて説明します 今までルール説明したのは 磯型番ですけれども
(32:27) anthy 型番っていうのもありまして この例の cnmg 120408と安氏の cnmg 43にというのは全く同じ ものです anthy 型番というのはアメリカやカナダで使用されている方番手 インサートのケースには両方併記されている場合が多いです ですのでこの安心型番は日本市場においては無視していただいて結構です [音楽] 今日はこれまでです次回は豊富材料を中心に説明していきたいと思いますご静聴 ありがとうございました

#五光社#切削工具#エンドミル#ドリル#超硬#インサート

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