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【書き起こし】(3) 【500Wh/kg】CATL『凝縮系電池』を発表【生物模倣技術】
(00:00) おはようございますこんにちは本日は 凝縮系電池のお話をしますcatlが 凝縮系電池という 謎の電池を発表しています 凝縮系電池の最大の特徴はエネルギー 密度です重量エネルギー密度は最大 500whmykgとされていますこれは 非常に高い数値です通常のリチウムイオン 電池の場合200whermykg 程度です 比較するとエネルギー密度は2倍以上と なりますこの特徴を活かして高い エネルギー 密度が要求される電動航空機に利用する ことも 想定されていますcatlはパートナー 企業と 凝縮系電池を 搭載した電動航空機を共同開発しています 凝縮系電池という 謎の名称がついていますがリチウムイオン 電池の一種ですcatlは 独自開発した 凝縮に電解質によりエネルギー 密度を高めたと説明していますこの電解質
(01:06) の正式名称はバイオミメティック 凝縮状態電解質ですミクロンレベルの事故 適応型 ネット構造を構築することでリチウム イオン輸送の 効率を向上させる効果があるとされてい ますバイオミメティックというキーワード が出てきましたバイオミメティックは日本 語では生物模倣と呼ばれています生物が 持つ優れた機能を人工の物質および人口の 物質を組み合わせることで実現する 技術です電池とバイオミメティックという 組み合わせは中国においても 研究事例が少ないです今回の事例のように 生物模倣により電池のエネルギー密度に 劇的な変化を得られるというのは非常に 意外なところですただし具体的な仕組みに ついては説明されていません 駅でバイオミメティックというのは少し 無理があります 凝縮系電解質という名称からも 固体電解質の一種と考えた方が良さそう
(02:12) ですしかし 固体電解質は電極と密着させるため電池の 製造時に高圧で プレスする必要があります バイオミメティックの加工をしても プレス工程によって 失われてしまう可能性が高いですこの問題 を 解決するためには住友化学が開発した10 個体電池のような仕組みが考えられます このような プレスを必要としない電解質を バイオミメティック加工をして使用をして いるという可能性がありますもちろんこれ は 完全な 想像となりますcatlCF サイエンティストのウージは半固体電池で はないと述べています電解質の 詳細については 謎に包まれれています現時点では中国系の メディアも 謎として 結論付けていますcatlによると 凝縮系電池は電解質のみで実現したもので はないと説明しています超高エネルギー 密度の正極
(03:18) 材料 革新的な 負極 材料セパレーター製造プロセスなど 革新的な技術を 統合した結果 凝縮系電池が 完成したとされています正極材料から見て いきます 政局は3弦系の材料を使用しています つまり ニッケルコバルトマンガンを使った正極 材料です 特徴としては ニッケルの比率を高めているとされます 一般的に ニッケルを増やすことで3弦系リチウム イオン電池のエネルギー 密度を高めることができますしかし安定さ せることが 難しくなるためこの問題をどのように 克服したのか 注目されます 負極材料については 秘密とされていますcatlによると 従来の 負極材料とは全く 異なる 完全に新材料を 採用したと説明していますつまり グラファイトやハードカーボンではないと いうことが 示唆されていますこのように 謎に包まれた部分の多い
(04:23) 凝縮系電池ですが年内に量産を開始すると 発表されていますただし年内に量産を開始 する電池は電気自動車向けとなっています 電動航空機向けではありません何を言い たいかというと年内に量産される 凝縮系電池の重量エネルギー 密度は500wher毎kgよりも少ない 数値になることが 想定されますcatlは 凝縮系電池について優れた情報伝性能を 持つと説明していますただし具体的な数値 については明らかにしていません数値を 出さないところを見ると サイクル回数が少ないといった 課題を 抱えているのかもしれませんまた優れた 安全性能を 持つという説明もされていますがこちらに ついても具体的に 釘刺し試験などのデータは出ていません 一般的にエネルギー密度が高い電池になれ ばなるほど安全性を確保することが
(05:31) 難しくなってきます特に 航空機向けを 想定している場合どのようにして優れた 安全性能を確保したのかという点も 重要なポイントになります安全性能と関連 しているのかは不明ですが今回発表されて いる 凝縮系電池の外観をよく見ると 謎の出っ張り部分があることに気がつき ます 複数の電池を組み合わせようとするとこの 出っ張りは明らかに邪魔になってしまい ます無意味な 装飾をしているとは考えにくいことから 放熱など何らかの目的がありそうです 画像だけを見ていると電池のサイズは 手のひらサイズなのかと5回しそうになり ますが実際に展示品を見た方によると およそA4サイズであると 報告されていますもちろん 展示品が実際の製品と同じサイズなのかは 不明です体積エネルギー密度の目安として 電池のサイズと
(06:36) 容量を発表して 欲しかったところですcatlは 凝縮系電池をゲームチェンジャーになる 製品として 位置づけていますこちらの画像のように 電池のお披露目のために大々的な 宣伝をしています日本の自動車メーカーを 含めて世界に大きな 影響を 与えることになるのか 注目されます最後になりますがcatlは 現時点では 凝縮系電池の価格について言及していませ ん高級電気自動車向けと説明されている点 からかなり高価な電池になることが予想さ れますまとめですcatlが 凝縮系電池という新しい種類のリチウム イオン電池を発表しています 凝縮系電池は従来のリチウムイオン電池と 比較して2倍以上の重量エネルギー 密度を実現できます電動航空機の実用化 など世界を変えるゲームチェンジャーと なるのか
(07:41) 注目されますここまでご視聴いただき ありがとうございましたこのチャンネルで は新エネルギーや電池電気自動車に関する 情報を発信していますよかったら チャンネル登録高評価SNS共有をして いただけると嬉しいですいつも高評価 ボタンを押していただいている皆様本当に ありがとうございます
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