【木質電池】ストラエンソが『リグノード』を開発【新負極材料】

動画をご視聴いただき、ありがとうございました。
電池生産時の二酸化炭素排出は注目されるようになってきました。
動画は毎日19時に公開しています。

 

【書き起こし】【木質電池】ストラエンソが『リグノード』を開発【新負極材料】

(00:00) おはようございますこんにちは 本日は 木星電池のお話をします 電気自動車に木が乗っているイメージの 画像が公開されています以前別の動画で 紹介している日本製紙の木質電池とは 全く 異なる技術です今回の木星電池は新しい 電極材料をリグノードを使用した電池です 電池全体が木製というわけではありません このリグノードは舞曲材料として使用され ている 黒煙グラファイトを 置き換える目的で 開発されていますなぜ 置き換える 必要があるのかという疑問が出てきます リチウムイオン電池の不極材料としては 黒鉛グラファイトが最も 多く使用されていますこの 負極用のグラファイトは 90% 以上が中国産となっています 電気料金が安価なうちモンゴル自治区が グラファなどの主要生産地となります 石炭火力発電に依存して
(01:06) 生産されているという点が問題視されてい ますグラファイトの生産は環境負荷が高い です高音の炉で長時間 加熱して 生産する 工程があります先ほどもお話をしています が 石炭火力発電によって グラファイトの生産に必要な電力を 賄っているため 従来のグラファイトは 製造時に二酸化炭素が大量に排出されて しまいます グラファイトの製造工程についてもう少し 詳しく見ていきます 電池の舞曲材料として 使用するためには 化学物質で不純物を除去し電気伝導性を 高める必要がありますまた リチウムイオンの保持力を 向上するためのコーティングを施します この 工程には 約1300度ので15時間にわたり加熱 する必要がありますこのような環境面での 問題がある中国産グラファイトを
(02:10) 置き換える 環境に優しい負極材料として リグノードは開発されています リグノードを開発したのは ストラ塩素です シトラ塩素はヨーロッパ最大の林業会社で あり 木材及びバイオマスベースの ソリューションを 開発 生産しています 林業会社が製造しているということから 想像がつきますが リグノードの原材料は 木材から 生成されるディグニンという 物質です ディグニンは地球上において2番目に 豊富な 有機化合物です 樹木を含む植物の主要な構成要素の一つ です 正式産業などでは副産物として リグニンが 発生しますがあまり 有効な利用用途のない物質です 使い道がなかったディグニンを 電池材料として 有効活用することができます 樹木の20から30%は
(03:14) ディグニンにより 構成されています ストラ演奏のスニラ工場では 世界最大となる年間5万トンのリグニンを 生産することができますもともと ディグニンを生産することが 目的ではなく スニラ工場本来の目的はパルプの生産です パルプを年間37万5000 トン生産していますディグニンはパルプ 生産の副産物ということになりますこの ディグニンを加熱処理生成するとこちらの 画像のようなハードカーボンパウダーと なりますこのハードカーボンパウダーを 使用し 電極シートを生産します最後に ロール上に 巻で出荷しますこれらの生産工程に再生 可能エネルギーを利用すれば 環境に与える負荷が小さくなりますこの 電極シートはノースボルトなどの電池セル 工場において 正極セパレーター
(04:17) 電解質など他の材料と組み合わせて リチウムイオン電池として 完成します ノースボルトというキーワードが出てき ました ストラ演奏という 刻印のある電磁セルの画像が発表されて いるため5回しそうになりますが ストライ塩素自体は リチウムイオン電池を生産しません リグノードはスウェーデンの電池メーカー である ノースボルトのリチウムイオン電池に採用 される 予定です ノースボルトは世界で最もクリーンな リチウムイオン電池を生産することを 目指しています ストラ演奏はリグノードの製造に 1000万ユーロ日本円に換算して 14億5000万円 程度を投資します ストラ演奏は2025年までに 商業規模でリグノードを生産する最初の 工場を建設する予定となっています ノースボルトの電池工場も2025年頃 から
(05:22) 創業を 開始する予定です ストラインそのリグノード量産と同じ タイミングとなっています ディグノードの 公式サイトを見ると 木からバッテリーを作る方法 ストラ演奏のリグノードなどと書かれて いるため一見 怪しげですがここまで見てきたように リグノード自体は 怪しい技術ではありません ストラインそのハードカーボンリグノード のメリットとしては大量生産が可能 欧州域内の資源を利用できる 現在量の木材は 植林などで 再生が可能 リチウムイオン電池の 充放電性能が 改善する 低温環境での性能が改善するといった点が 挙げられていますどうして電池性能が 改善するのかという 疑問が出てきますが リグノードはアモルファス 構造を持っているためあらゆる方向から リチウムイオンが
(06:27) 入り込むことができます リチウムイオンは 従来のグラファイトより 容易かつ迅速に移動することができます この 性質により 充放電性能の改善低温環境での性能が 改善するとされていますただし具体的に どの程度改善するのかは示されていません アモルファストは結晶構造を 持たない物質の状態のことを 示しますこちらの画像のように 原子が不規則に 整列していますもともとディグノードの原 材料である ディグニンはアモルファスです ノースボルトの目的は2つあります電気 自動車用バッテリーの製造に関連する 二酸化炭素の 排出を最小限に 抑えることそしてもう一つは 欧州域内での車載電池セルの生産を目指す ことです ストラ演奏のリグノードはその目的に適合 をしていることがわかりますまとめです
(07:33) ストライ演奏が 木製電池という 提案をしています 付極材料のグラファイトを 置き換える 新材料をリグノードを使用した電池です 電池製造時の環境負荷対策は今後の 重要なポイントになって きそうですここまで ご視聴いただきありがとう ございましたこのチャンネルでは新 エネルギーや電池電気自動車に関する 情報を発信していますよかったら チャンネル登録高評価 SNS共有をしていただけると嬉しいです いつも高評価ボタンを押していただいて いる皆様本当にありがとう ございます

 

[サブチャンネル]
https://www.youtube.com/channel/UCeURBbI0eyf8OqZ4swMk38w

[お知らせ]
☆ 本チャンネル初の書籍がAmazonに登録されました ☆
▽▽▽ よかったら見ていってください ▽▽▽
https://amzn.to/39FVEs0

[アフィリエイト]
◇ Amazon → https://amzn.to/3eHPvf2
このリンクを介して買い物をして頂きますと、私の懐に売上の一定割合が入る仕組みです。協力頂いた皆さまに感謝の心を持ち、チャンネルの改善活動に利用させて頂きます。

[SNS]
TikTok:https://www.tiktok.com/@erestage
Instagram:https://www.instagram.com/erestagelab/
Twitter:https://twitter.com/erestage
Official Site:https://www.erestage.com

#木質電池
#ストラエンソ
#リグノード

関連記事一覧

Skip to content