【書き起こし】空の忍者】ステルス戦闘機「姿を消す」仕組み【軍事技術】【防衛】
(00:01) 戦闘機の世界は最先端のテクノロジーが 押しげもなく使われる世界ですが 近年重要視されるのは 敵から見つからないことです 敵のレーダーから見つかりにくく 自分の場所を 補足されないステルス性は 戦闘機にとって 重要な要素です ステルス性能を持ち合わせた ステルス戦闘機の配備は 世界各国で急速に進みつつあります日本で も 安全保障の問題から 次世代戦闘機の開発が進められていますが 次世代戦闘機は ステルス性能を持つ機体になるのではと 言われています今回はそんなステロス戦闘 機についてフォーカスしていきます ステルス戦闘機とは ステルス製という言葉は 敵のレーダーに見つかりにくい性能という 意味ですがそもそもレーダーが登場したの は 第2次世界大戦です 第二次世界大戦では
(01:05) 戦闘機や爆撃機の性能が 飛躍的に進化し 航空戦力は 戦線の主役になっていました 航空戦力に対応するためにはとにかく天気 の位置を補足し 対空砲で対応するあるいは 味方の戦闘機で迎撃する必要がありました そこでレーダー技術が発達したわけですが 今度はそのレーダーに移らない航空機を 研究開発するようになりましたそれが ステルスです ステルス機の歴史は意外に古く レーダーが本格運用され始めた 第二次対戦で ドイツはすでに 研究を開始 試作機で終わった フォルテンのムビヨクギジェット機 コルテン229にその技術を投入していた とされます 本格的にステルス機の研究開発が始められ たのは 零戦機でアイゼンハワー大統領時代の アメリカでした ベトナム戦争や
(02:09) 第4次中東戦争で ソ連性地帯空ミサイルによって 多くの航空機を失ったこともアメリカ軍の ステルス機開発を 後押ししました 実際に研究開発を行ったのは ロッキード社の研究開発部門 スカンクワークスです 1981年に 世界初の本格的な実用ステルス式 F117が開発されこれ以降F22やYF 23B2といった ステルス戦闘機や爆撃機が開発されました そんな ステルス機が活躍したのが 1991年の 湾岸戦争ですこの戦争は イラクがクウェートに進行を開始したこと がきっかけとなった戦争ですが ステルス爆撃機のF117が大きな変化を 上げることになります イラク空軍の防空網をかくって高い生徒で の空爆に成功し ステルス技術の軍事的重要性を証明した形
(03:14) となりました 一躍名を高めたステルス機はそれ以降 各国が開発を進め 現在では 必須の能力となりつつあります ステルス戦闘機が見えない理由1 形状制御 レーダーに見つからないようにするために は レーダーを機能不全にすることが重要です レーダーの仕組みはまず電波を発して 物体にぶつかって反射して帰ってきた電波 を捉えることで 対象のものを見つけます 例えば 雨雲レーダーではハッシュタ電波が雨雲に 当たりそこから帰ってきた店舗を捉える ことで 雨雲の位置を見つけていますそこで ステルス機では 形状請求という技術を用いて 反射する電波の方向をコントロールすると いう方式で レーダーを欺いています 電波を捕らえられない方向へ反射すること で レーダーに機体の位置を見つけられない ようにするのです
(04:19) 例えばF22は 主翼前衛 垂直尾翼や水平尾翼の前衛など 翼の多くの部分は 正面から向かって42度の角度が設けられ ており 正面からぶつかってきた電波が均一に 真横に跳ね返るように設計されています ステルス戦闘機が見えない理由2 レーダー電波のエネルギーを減衰させる レーダーの目を欺く方法はこれだけでは ありません レーダーが発射する電波そのものを吸収し 反射しなければ良いという方向性で開発さ れた 電波吸収剤を使用する機体もあります レーダーから照射された電波を 電波吸収剤によって吸収しエネルギーを 減衰させれば レーダーに補足されることはありません 電波吸収剤を期待全体に貼り付けることで 理論上はレーダーに全く映らない機体に なるわけですがこの技術だけではまだまだ
(05:25) 不完全であるというのが現状なようです 逆の発想で 反射する電波の方向をずらす 電波反射剤が使われる機体もあります ステルス戦闘機が見えない理由3 レーダー反射断面積の削減 最後に レーダー反射断面積の削減ですこれは レーダー反射断面を削減することで レーダーに移りにくくする技術です シンプルに レーダーの電波を反射する面積が少なけれ ば 移りにくくなるということで 完全ステルスは難しいですがそれに近い 状態を作り出すことが期待され 開発が進められています ステルス戦闘機のデメリット レーダーで補足されにくいという点は ステルス機の大きなメリットですがこの 能力を獲得するために 犠牲にしている部分も多くありますまずは 空力的不安定になりやすいという点です
(06:30) ステルス機といえば 特徴的な形状の機体が多いですがこれは ステルス性能を獲得するためですこのため 機体制御が困難になりやすく高性能な機体 制御系統や最先端の制御技術を 必要としますですから一般的には コントロールが難しい機体が多いとされ ますこの点では 戦闘機動士のドッグファイトでは 運動性の面で ステルス機の方が不利となってしまう ケースも考えられます 次に 連覇使用制限がある点です レーダーなどを使用し自ら電波を発信する と 逆探知されてしまい せっかくのステルス性が 台無しになってしまうため 電波を使用する機器の使用が制限されます そのため 運用上の制限があるということは 留意するべき点と言えますさらに 武装の積載量が 限られるという部分です 爆弾やミサイルなどを着替え装着すると
(07:36) ステルス性能が失われてしまうため 兵器を全て機内角度をする必要があり 積載量が制限されてしまいますそのため 作戦継続時間が 限られるという面はあります 最後にコスト高になりやすいという部分 です ステルス機は常に気体表面の研磨や電波 吸収性塗料による塗装を必要とするなど 維持コストが高く 当然製造コストも高いので 期待数を増やすことは難しいのです アメリカですら苦労しており 必要な期待数を揃えるまでかなりの時間が かかっていますこういった部分を考えると ステルス機はレーダーに補足されにくいと いうメリットも大きいですがそれ相応の デメリットも抱えていると言えます 日本が保有するステルス戦闘機 実は日本もステルス機を保有しています 日本が保有する 代表的なステルス機としては
(08:39) F35ライトニング2が有名です F35ライトニングツーは ロッキードマーティンが開発したステルス でマルチロール性能の高い機体です 2017年2月10日 クージパイロットがアメリカで初飛行させ 現在は 三沢基地に2体の飛行隊が編成されてい ます F35は計147機まで増える計画で 航空自衛隊での主力戦闘機となる予定です また 航空自衛隊の 次世代戦闘機開発においても ステルス性能の拡充は重点項目となってい ます 2010年8月に発表した 防衛省の 将来の戦闘機に関する 研究開発ビジョンでは 敵を凌駕するステルスが掲げられており ステルス性能を持つ機体であることは絶対 条件です ちなみに ロッキードマーチン社は F35Aの価格を1機 6500万ドルと説明しており日本円で約
(09:45) 96億円となりますお 安い価格とは言えませんが日本周辺の 安全保障のことを考えれば高い買い物とは 言えないかもしれません 期待される次世代機ですがどういった性能 でロールアウトされるのか 注目していきたいところです 皆さんは ステルス戦闘機についてどのように思い ますか ぜひ皆さんのコメントをお待ちしており ますまた ツイッターとLINEでも発信中です リンクは動画の概要欄に貼っています 気になる方はぜひチェックしてみて くださいねそれでは今回の動画は以上です
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