センターレス研削の仕組み

センターレス研削は、「一直線上にない3点を円周とする円はただ一つだけ存在する」という定理を研削に適用しています。ビデオをご覧の通り、心なし研削は、円筒研削や旋盤のように中心を支持せずに加工物の外周を丸く削ることができます。まさに、文字通り’Centerless Grinder’は「中心のない研削盤」と言うことになります。メーカーによってはセンターレスを「芯なし」と表記する会社もありますが、当社は「心なし」と言う言葉にこだわっています。ミクロン精密が扱う製品は「心なし」研削盤ですが、一つ一つの製品に「心を込めて」製造し、お客様に納品しています。
http://www.micron-grinder.co.jp/

参考までに、センターレス研削盤は、「センタレス研削盤」、「センターレスグラインダー」、「センターレス研磨機」、「センータレス加工機」、「心なし研削盤」、「芯無し研削盤」、「無心研削盤」・・・と言葉の組み合わせで膨大な呼び名があります。因みに英語では”Centerless grinder”^^;日本語って難しいですね。

 

 

【書き起こし】センターレス研削の仕組み

(00:12) センターレス研削には4つの方式があり 加工物の形状や精度、能率などによって 最適な方法が採用されます。 インフィード研削のメカニズムです。 加工物はブレードと調整砥石で支えられ 正確な回転が与えられます。 加工物、ブレード、調整砥石の 位置関係を保った状態で 高速回転する研削砥石の方へ切り 込むことにより 研削が行われます。 加工物が研削砥石で加工され 形状が変化する様子です。 モデルとして素材加工物の最初の 歪を大きな凸部で示します。
(01:20) 回転するたびに歪が徐々に減少して 最終的に真円に近づきます。 スルーフィード研削です。 加工物はブレードと調整砥石で支えられ 調整砥石によって回転と送りが与えられながら ブレード上を通過し、研削されます。

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