製造業の作業ミス防止対策事例3:工程飛ばしによるネジの欠品:高崎ものづくり技術研究所

【書き起こし】製造業の作業ミス防止対策事例(3)工程飛ばしによるネジの欠品:DVD版若手リーダー品質改善テキスト:高崎ものづくり技術研究所

(00:03) 作業中断による工程飛ばし 以下のような不良があります 納入した製品設備でオプション品の典範が外れているというクレームが発生した 10パンはネジ4本で締め付けるが4本と求めた形跡はない 作業者はベテランだがオプション品は4から5台月と生産数は少ない では作業手順を見ていきましょう 1 製品1台分の部品を一つ一つ作業は周辺の棚から取ってくる 2 棚から取ってきた部品を作業場に集める 3 部品をはめていく4 ネジの入った箱からネジを取り出すこ 取り出したネジで取り付けた部品を締めこんでいく 6完成後に分パン作業車を呼ぶ 7 製品運搬後再び次の製品に取り掛かる 8 (01:05) 製品は検査場に運ばれる9 製品仕様を踏まえて検査を行う 10 検査終了後に梱包する 11 出荷ばに運搬し出荷される 前提条件は以下になります今までオプション品の天板のネジがなかったことはない 初めての事例 製品となる設備本体は標準品等が今回はオプション品の取り付けがあった オプション品の取り付けは毎月4から5台ある 典範の目地締め作業に難しい点はない 作業者の杉さんは組み立て作業に従事して5年目 作業者の杉さんは毎月オプション品を組み立てていた 作業標準書はある次さんは部品の組立だけでなく鼻への補充も行う 次さん以外に同じ組み立て作業を行う人は3人いる 杉さんを含めて4人とも補充及び組立のやり方は同じである 作業の途中で火災報知器が鳴って工場から避難した (02:12) こちらはなぜなぜ分析の解答例歩い米になります 作業手順と前提条件を三現主義 現場現物現実に基づいて詳細に調べているので このようななぜなぜ分析を行う必要はありません 時間の無駄というしかありません理由は基礎編を参照してください 回答はこちらです 作業の手順作業の前提条件 経緯を整理することによってムラななぜを省略できます 思いつきでなぜなぜを繰り返すのではなく事実の念入りな調査と現場の見える化を行っ た後になぜなぜ分析を行う必要があります この例の背景には4 m 変動による影響が潜んでいます 通常ネジを忘れることはありませんが作業集団によってベテラン作業車でもミスを犯す ことがあります 従ってこのミスの起きた背景をよく調査することが重要です さらに掘り下げを行うとすると作業者に対する (03:19) 作業中断時の処置部品の必要数量の管理は個別作業指示書に記載するのではなく共通 組み立て児童書などを作成し教育を実施するなど他の機種の組み立て会も水平展開を 行う必要性を年 頭になぜなぜ分析を進めることを推奨します フレームワーク設定がないために原因調査に抜け漏れが生じる恐れがあります それでも運良く原因にたどり着く場合もありますが 上の例を見ても step 1で4本のネジを取り付けなかったと step 3で組み立てがまだだったことを忘れてしまったは同じ意味の内容を表現を 変えで繰り返しているだけなので無駄な分析作業となっています 組み立てがまだだった事を忘れ4本のネジを取り付けなかったそれは作業中断後再開時 に取るべき確認を怠ったとして2段階で原因究明は終わりです それでは原因と対策をフォーマットにあってハメてみましょう 事実と因果関係事実関係 (04:25) 納入した製品設備でオプション品の天板が外れているというクレームが発生した 因果関係 天板はネジ4本で締め付けるが4本ともなし 作業ミス処置暫定対策検査用の架台を制作する 品質管理の要因5 m と対策 人のスキル 作業者は経験がありスキルに問題ない ただし火災報知器が鳴って作業中断後再開した時に天板を止める工程を飛ばした 合法 作業中断再開時中断箇所の管理をしていなかった ネジの本数管理は実施していなかった 材料 組み立てに必要なネジの本数を管理していなかった 測定検査検査場所で全数検査を実施した ただし店バーを検査するための課題がないため 天板のネジ検査は実施していない関連するルールの有無不備順守状況 丸一作業指示書 (05:28) ん 作業中断再開時の中段フラのルールなし 丸みネジなどの材料の数量管理ルールなし 原因の絞込み 突発的な作業を中断が発生した場合 再開時の工程を明確にするため再開カ所に中断札をつけるがそのルールがなかった またネジの本数管理を行っていなかったため ネジの取り付けはするに気がつかなかった 検査で見えない箇所の検査は実施 していない対策ルールの設計ルール名 対策丸一作業指示書 中段フラの運用を義務付けるネジなどの材料の数量管理を義務付ける 組立作業共通のルール丸に検査し辞書 組み立て製品のネジの検査は全数実施するように義務付ける 組立品の検査共通 羞恥中受の方策を組み立て作業における共通ルールとして勉強会で全員に周知する実施 状況確認方法 (06:31) 管理者が職場巡回で確認する1回日以上が作業中断による工程飛ばしの原因と対策でし た

 

高崎ものづくり技術研究所は
現場ですぐ使える品質改善手法・ツールの研究を行っている
日本最大級の品質管理情報専門サイトです。
★ブログサイト:http://factorysupport-takasaki.com/
★公式サイト:http://monozukuri-takasaki.com/

★セミナーのお申込み
http://factorysupport-takasaki.com/article/416480897.html
★DVD版解説書のお申込み
http://factorysupport-takasaki.com/article/461790700.html

関連記事一覧

Skip to content