図面の種類

機械設計者の皆さん、図面は機械設計プロセスの重要な部分です。主に以下の5種類の図面があります。
概略図 (Conceptual Drawing): 機械の概念設計段階で用いられる図で、全体像や基本機能を示す。正確な寸法や詳細は含まれない。
アセンブリ図 (Assembly Drawing): 複数の部品がどのように組み合わされるかを示す図。全体的な寸法、部品の位置関係、組立順序が記載される。
部品図 (Part Drawing): 個々の部品の詳細を示す図。寸法、形状、材質、表面処理等が記載され、製造時に使用される。
配置図 (Layout Drawing): 機械やシステムの配置を示す図。設備の位置や機器間の相互関係がわかるように描かれる。
回路図 (Schematic Diagram): 電気・油圧・空圧回路等の機能関係を示す図。シンボルを用いて、回路の動作原理や接続関係が分かるように表現される。
これらの図面は、設計者間でのコミュニケーションや製造・組立時の指示書として使われます。正確かつ効率的な機械設計のために、図面の種類と目的を理解し、適切に活用してください。

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