【リーマ加工の基本の話】 ものづくりマイスター 機械加工 岡崎光重

今日は機械加工の数ある中の一つのリーマ加工の基本をを一緒に勉強してみましょう。
エンドミル加工とよく似ていますがリーマ加工は前加工との兼ね合いが重要でなおかつもう一つ前の前加工などにも精度の必要性を兼ねているものが沢山あります。どれか一つでも欠けてしまえば不良品となってしまう難しい加工です。私もこのリーマ加工だけは100%の仕事にする自信がありません。なぜなら10Dクラスの深穴に穴精度20ミクロン、位置制度に20ミクロンの精度があればもうリーマ任せになってしまいますよね。センターの位置精度、下穴位置精度、下穴リーマ垂直度、入り口のボーリング、面取り、
バックテーパ無しのリーマ選択、最終的にバックテーパ少なめのリーマで仕上げ穴など取り止めのない所へといってしまいますが自分なりにデータを残して頑張ってください。最終的には経験とそのデータの先読みですね。勘を養ってこれならこうなるという事を予知出来る力を付けて下さい。現代では素晴らしいリーマもたくさんありますので止まり穴など難しいリーマ加工にもリーマの選択によっては容易に出来ますが最初は基本通りにチャレンジしてみて下さい。

 

 

【書き起こし】【リーマ加工の基本の話】 ものづくりマイスター  機械加工 岡崎光重

(00:03) はい機械加工 今日は数多い加工の中の リーマ加工 こちらの方の基本を少し一緒に勉強して いきましょう 今日のお話 ボール盤から動きまで様々な リーマンを使って加工をされている方の 初心者さん用の動画となっています 熟練さんは 許してください また今日のお話少し長くなりそうです最後 までお付き合いください 今日のポイント リーマーには数多くの 種類があることをしろ かなりあります [音楽] 実際に加工をして特性を体で感じて いただきたいです
(01:08) 実際に リーマーを開けないとわからないこと かなりあります [音楽] 基本が 理解できれば今は簡単に使いこなせます 現代の 素晴らしいテーマを 使いこなそうということで今日の基本のお 話最後まで聞いてください [音楽] まず [音楽] ピーマン 最新の リーマはここには入っていませんが何 種類かに分かれてきます 最初に手に留めていただきたいのことそれ は シャンクに回り止めテーパーシャンクあり ますどうしても
(02:12) リーマンは力がかかりますので 空回りをすることを嫌います もう空回りをしてしまうと 刃こぼれを起こして リーマーそのものがもう使えなくなります ですから 昔の機械 特に ミーティングなど 力がない機会が多かったのでどうしても このような形式に なっていました 最近ではミーティングチャックかなり良い ものが出ていますので ストレートシャンクも多いようですが リーマーはかなり力がかかるということを 認識していただきたいと思います まず最初にハンドリーマン [音楽] こちらはこの食いつきのテーパー部分が かなり長いです
(03:15) これは手で回すためにどうしても 穴に対してまっすぐ開けることが難しいの で なじましながら 穴を開けていくというハンドリーマーです [音楽] 次にこのマシンリーマンこちらはボール 盤フライスマシニングそれぞれ機械に 取り付けて 穴を開けていきます [音楽] 次にテーパ リーマン 様々なものがあります このようなペーパー リーマーは ノックピンなどペーパーピンのノックピン こういう場合にこれを通すわけですが 下穴が小さいためにかなり 切子が 出てきます 根詰まりもしますですので
(04:19) [音楽] テーパーリーマーの場合はこのように [音楽] いくつかの花径を少しずつ変えて 彩りをするような仕組みになりますこれを しないとどうしても 根詰まりがひどくなります [音楽] その他にも [音楽] アジャスターこの辺ありますがこの辺は このネジを締めることによって 葉が大きくなったり小さくなったりしてH 7H8の穴を 調整することができますただしこれは機械 では難しいので手動となります最後の 仕上げなど少し住みクロン硬いなという時 などに 昔はよく使っていました
(05:24) [音楽] リーマーの 刃先ですが [音楽] 食いつきのテーパーの長さこれも様々あり ます ハンドリーマンなどはかなり長いです そしてマシンリーマーなどは1mm程度の 10杯で1mm程度の食いつきの長さと なります [音楽] 歯にもねじれ角やストレート 歯の数様々なものがあります [音楽] これが 8枚の そしてこちらが5枚刃となります これは5枚刃の方はポケットが 大きいですので
(06:30) 切子の刷毛がいいと思います 8枚刃は8枚の良さもあります強度的に 強いと思います [音楽] ビビりが出る時などはやはり ビビリは少ないと思いますその他にも 径がばらつくなど様々なことが出てきます [音楽] これが リーマーの 削りしろドリルの径ということですね まあ例えば6 杯から18杯の場合であれば 削りしろ Kで本場の3程度が 理想となりますがこれも リーマーによって様々違いますので一概に は言うことはできません調整しもっての コンマの3となります
(07:37) この 削りしろ 少なければいいというものでもなく 多すぎると 負荷がかかりますし難しいところであり ます一番 重要視するところではないでしょうか 穴が曲がっていれば [音楽] リーマーを通した時にその 穴になじんで 隙間が通ってしまうということは 穴1 フェードなども落ちてくるというような 様々な要因が重なってきます 今日は 穴径だけの話をすれば 問題はないのですが花が 歪んでいたり 下穴の取り代が多かったり 様々な要因が
(08:40) 絡んで最終的に不良というパターンも出て きます [音楽] そこで 簡単な [音楽] トラブルの対策 穴径が大きくなるパターン これは リーマーの 芯と工作物の芯があっているかを確かめ たり リーマーのプレがないかこれを確認したり していきます またスリーブやソケットを使った場合は そのスリーブやソケットに 傷がないかこの 傷が入るとどうしても新ブレを行使して しまいますのでDMRの 穴径こちらが大きくなるパターンがあり ます また逆に 穴径が小さくなる これは
(09:47) リーマーの研磨が大きいかもしくは 傍聴による 熱で 縮む というパターンが多いです [音楽] 材料が ワークがあったかい間に リーマンを通して 冷めてしまうと穴が小さくなるこのような パターンが多いです そのために 極力 熱を出さないような加工をする回転数を 落とす ランド幅を小さくする リーマーの裏刃ですねこちらの方を きちんと再建する ランド幅を小さくするということになり ます この辺を 調整する必要があると思います 小さくなる 鼻の進捗度 真円度こちらは
(10:53) なかなか ゲームは任せないところがありますが 最初の ドリルの 穴の最初が真円 度が出てない場合このようなパターンに 良くなります ですので 下穴系もきちっと出してやらないと リーマーもしんどいということになります [音楽] ボール盤の主軸にガタがないかこれは ボール盤での話となりますチャック スリーブに筆がないかこれはマシニング 浦安全てのものに当てはまります天板も 同じですボール 盤は特にテーブルの水平度これがきちんと 出ているかというのも大事となってきます [音楽] 仕上げ [音楽]
(11:57) 面楚がふわりこれは 穴の表面がガタガタしているということ です これはもうリーマーのヒレが悪い時 これは もう再建するしかないと思います また回転が 速すぎる場合 むしれるような感じになります 油がかかってないのも一つの要因です 送りが大きすぎないか 北穴径が小さすぎないかこれはもう 下穴径が リーマンの取り代がない場合どうしても 面相が悪くなってきます リーマーが折れたり 焼きつくときこれは 下穴がまっすぐ開いていない 下穴が小さすぎる
(13:04) リーマの 味噌が 浅すぎる これは不可能などの場合はどうしても 切りくずがたくさん出てきます この時にステップを踏むなどもしくは キリコを 貫通穴の場合シリコンを下げるそして 止まり穴の場合は 切り粉を上げるねじれ角のついたリーマー を使うなど リーマンの洗濯も必要となってきます 切削油が 十分に行き渡っているか もう 折れるとなるとかなり力がかかっています ので この 切削に十分にかかっているかここは一番 大事なところではないかと思います このほかにも様々な要因でいろいろな問題 ができ出ると思います
(14:09) これは実際にやってみてこの リーマーであればどのくらいの切り粉が出 て何ミリ以上は 開けれませんなど自分なりのデータを残し ていく必要があります また最近はかなりいいまで出てますので 根詰まりもしにくいに今かなりあります しかしこの基本をきちっとマスターしてい なければどんなに良いリーマーでも 使いこなすことはできないと思います 今日話したことは本当の基本のところだけ ですが 自分で 実際に 穴を開けて どのくらいの回転で送りがいくら 残し白がいくらの下穴を開ければいいか などなど様々な
(15:14) データを自分なりに残していただきたいと 思いますこれをしていると後々 素晴らしい リーマーも簡単に使いこなせると思います [音楽] もう一つどうしてもしておいて欲しいこと がありますこれは リーマーの 残し白下穴の残し白 先ほど ここに 目安として 出ています 例えば 豪快の リーマンの場合 コンマの2ですから [音楽] 4.8 もう少し [音楽] 狙って4.9 [音楽] このような時はどうしても
(16:19) ドリルの 表面刃先が リーマ下穴の穴を表面 硬化してしまいます ですから Kでコンマの1の場合 肩肉50ミクロンの 取り代しかないということになります [音楽] この50ミクロンをドリルの 表面硬化で 硬くしてしまうとその 50ミクロンをフリーマーが取りきれずに 穴が小さくなったり リーマーはの刃が傷んだりと 不具合が出ますですからこの 削りしろ 少なければいいというものでもなく 多ければいいものでもないその辺を きちんと自分で理解してデータ化して
(17:24) いただきたいと思います 今日は長々と話してしまいましたが 最終的には 経験ということで実際に 穴を開けて [音楽] リーマーを 炒めてもらって 失敗も 技術のうちということで 頑張っていただきたいと思います [音楽]

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