SPTE(ブリキ)電気メッキ鋼板
SPTE(酸洗いブリキ)電気メッキ鋼板は、鋼板に錫(スズ)をメッキすることで製造される素材です。主に缶詰や金属容器、電気機器の部品などに使用され、耐食性や溶接性に優れています。
製造過程は以下の通りです。
🔵酸洗い: 鋼板を酸で洗浄し、表面の酸化皮膜や油分を除去します。これにより、鋼板表面がきれいになり、メッキが均一に行われるようになります。
🔵電気メッキ: 鋼板を陽極、錫を陰極とした電気メッキ槽に浸し、直流電流を流して錫を鋼板に蒸着させます。これにより、錫メッキ層が形成されます。
🔵エッジトリム: 鋼板の端部をカットし、品質や寸法のバラつきを減らします。
🔵調質: メッキ後の鋼板を加熱し、クーリングや矯正処理を行います。これにより、素材の機械的性質や耐食性が向上します。
🔵表面処理: 錫の表面に油や樹脂を塗布し、耐食性や加工性を高めます。
SPTE電気メッキ鋼板は、厚さやメッキ層の厚さによって性能が異なります。一般的には、厚さは0.1mm~0.5mm程度で、メッキ層の厚さは2.8g/m²~11.2g/m²程度です。また、SPTE素材は、加工性や溶接性が良好であるため、様々な形状に加工されます。
このように、SPTE電気メッキ鋼板は、耐食性や加工性に優れた性能を持つ素材として、幅広い産業分野で利用されています。
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