第10回 表面性状【 MONOWEB(製図編)】

・表面性状(表面粗さ)とは
・旧JISの表面粗さ記号
・新JISの表面粗さ記号
・図面への指示方法

について学べます。

 

【書き起こし】第10回 表面性状【 MONOWEB(製図編)】 

(00:00) ん [音楽] ん 製図の基礎を学ぶ part 10表面性状このパートでは部品の表面をどのくらい綺麗に仕上げるのかを 図面で支持するために必要な知識となる 表面性状について学びます表面性状は古い実では表面粗さと言いますのでこの動画では り 情報の言葉を使っています 表面性状とは繰り返しになりますが 機械加工した表面の粗さを規定するものです 切削や検索によって加工した部品の表面を拡大して観察すると微細な凹凸が必ずれます この凹凸は目で見て違いがわからぬ レベルでも実用上問題になる場合があります 例えばパッキンなどが接触するシール面では表面粗さが荒いと内部の液体がリークする 危険性が出てきます
(01:06) このような場合に部品の加工表面に凹凸の基準を設けることで機械 や製品の品質を確保することができるのです 加工表面に現れる大きく波打つ音つをうねりと言いますかこう方向にできる筋の方向 筋目方向と言いますそしてこれら表面の肌の状態のことを表面性状 もしくは表面粗さといいます 次に表面粗さの記号について説明します 表面粗さの記号は実の変遷によって大きく変化してきています そこで古い jis の記号から先に説明していきます 古い図面には古いジスが使われています 現在でもフル with 磯を使って作図されている方もいますので理解しておいた方が良いです 1992年までの実においては表に示す三角の記号で表面粗さを指定していました 三角の数が多いほど表面が滑らかになります
(02:17) 3各一つを嵐上げ三角2つを波仕上げ 三角3つを微今日 面仕上げ三角4つを鏡面仕上げ 最後は波と読みますがこれが仕上げなしです 粗さの記号は2019年末時点の実質で規定されている記号に至るまで3度の改正を 繰り返しています その変遷を確認してみましょう 1971年から1992年の jis 記号です 記号と数値で規定しています1992年から2002年の jis 記号です 記号と数値で規定していますが数値の前に ra がつきます 最後に示したのが妻真実です この記号は2002年から使われています この動画では途中の記号の意味の説明は割愛し最新の記号について解説を進めていき ます
(03:21) 真実の表面粗さの記号永川いいには必要に応じて粗さを支持するために必要な基準など を入れていきます はじめに a の1ですがここに粗さの数値を記入します 例えば休日で三角2つのレベルの粗さを支持する場合 ra 6.3くらいの値を記入 しますここで ra について解説します a は算術平均粗さ古い実では中心線平均粗さといい 図に示すように山の凹凸を平均2ならした時の値を示します s 1と s 木を足して基準の長さ l で割ることで ra を求めることができ ます ra は値が小さい方が表面の粗さが滑らかになります ra の単位はマイクロメートルです 先ほどの例で示した ra 6.3の場合 6.3マイクロメートルです1マイクロメートルは1000分の1ミリですので
(04:31) 6.3マイクロメートルは0点0063ミリです 表面粗さで支持する高さはとても小さいということがは かかります a 以外にも加工の方法や筋目の方向など細かく指示することもできます すべて支持しなければならないわけではなく必要な箇所のみで大丈夫です例えば 加工方法を支持したい場合は c の位置に記入します 次に図面への指示方法を説明します 先ほどの繰り返しになりますが算術平均粗さの ra を支持する場合は図のように 記入します次に 外形線に配置する方法ですここでは旧 jis 記号を含めて説明します はじめに休日の三角記号です 三角記号外形線に対して指示する場合は面に対して垂直に配置します 図のように外見線に直接入れるのではなく 外形線の延長線上に入れても構いません
(05:40) このタイプの休日記号も同様の方法で配置します シンジ月号の場合には図面のした または右から記号の中の数字が読めるように記入します 図形の左の麺と上の面実は直接記号を配置することができますがそれ以外は引き出し線 を用いて配置しなければなりません 寸法線に指示する場合には図のように寸法の横に並べて配置します このように指示した場合ふぁい40の穴の面の粗さを指示したことになります 寸法補助線に指示する場合寸法補助線に直接指示するか 引き出し線を用いて指示する いうことができます ra 3.2は円筒の側面の粗さ ra 6.3は単面の粗さを 指示したことになります粗さの記号を部品全部に指示する場合には部品の正面図の近く 図面の上部または表題欄に記入します 図面の上部に記入するのが一般的です
(06:48) 図のように記入した場合すべての面の粗さを1.6で加工することを意味します 図のように部分的に異なる粗さを指定したい場合 全体の支持の横に格好を入れて記入します 以上このパートの説明は終了です この動画シリーズでは設計図面を読めるようになるために必要な基礎知識となる 次に示す内容を解説しています ぜひもの web にチャンネル登録をお願いします ん [音楽]

 

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表面粗さの書き方
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