カリウムイオン電池
カリウムイオン電池
カリウムイオン電池は、リチウムイオン電池に代わる次世代型二次電池の一種で、負極にカリウムイオンを利用しています。リチウムイオン電池に比べてカリウムは豊富に存在するため、コストが低く、また地球環境にもやさしいとされています。カリウムイオン電池の構造は、リチウムイオン電池と似ており、正極、負極、電解質の3つの要素から構成されています。ただし、負極には、カリウムイオンを吸着することができる材料が使用されます。また、電解質には、カリウムイオンを良く伝導することができる材料が使用されます。カリウムイオン電池の特徴として、リチウムイオン電池と比較して充放電時の電圧降下が小さく、高いエネルギー密度を持つことが挙げられます。また、カリウムイオンはリチウムイオンに比べて大きいため、負極の材料が膨張することが少なく、耐久性に優れています。