水切りブロー揺動機構【洗浄/乾燥/直動機構/回転による直動機構/シリンダ/リンク/リニアガイド/モータ/ベアリング/筐体/チャンバ/からくり】

水切りブロー揺動機構【洗浄/乾燥/直動機構/回転による直動機構/シリンダ/リンク/リニアガイド/モータ/ベアリング/筐体/チャンバ/からくり】　→　http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000492.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000492_2
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仕様
　目的・動作
　　製造ラインでのエアブローによる自動水切り

　環境・操作性
　　水洗浄されたワークを搖動するエアノズルにより水切りし、水はタンクで回収する
　　タンク上部は上昇してエアブロー時に水の飛び散りを防止する
　　洗浄するワークを別途機構にてチャックして搬送する

　対象ワーク
　　樹脂カップ
　　サイズ：L55×W40×t30[mm]

特徴
　動作仕様・寸法
　　ブローノズルストローク：75[mm]
　　ブローノズル移動速度：250[mm/sec]（インバータにて変更可能）
　　外観寸法：W638×D333×H296[mm]

　必要精度・荷重
　　ワーク質量：31[g]

　主要部品の選定根拠
　モータ
　　設計動力値に十分耐えられるモータの選定

設計ポイント
　主要部品の計算工程
　　モータ（ギアヘッド込）の許容トルクと比較し選定する
　　　クランク角速度：ω=1.667[rａｄ/s]
　　　可動部重量：m=29.4[N]
　　　クランク長さ：r=37.5[mm]
　　　連結シャフト長さ：L=152.5[mm]
　　　リニアガイド部摩擦係数：μ=0.05
　　　クランク最大慣性力
　　　F1=(m/g)・ｒ・ω²(1+ρ)、ρ=r/L =37.5/152.5=0.246　より
　　　=(29.4/9.8)×0.0375×1.667²(1+0.246)
　　　=0.390[N]
　　　ノズル可動力
　　　F2=m・μ=29.4×0.05 =1.47[N]
　　　総負荷トルク
　　　T=(F1+F2)・r
　　　=(0.390+1.47)×0.0375
　　　=0.07[N・m]
　　　モータ（ギアヘッド込）の許容トルク(3.23[N・m])と比較
　　　3.23＞0.07 よってOKとする

　構造の作り込みと設計の勘所
　　均一にエアブローする為に、制御によるノズルを搖動させる機構
　水が飛散する事を防止し、回収する為のタンク構造

　技術計算リンク
　　小型ギヤードモータ概要
　　小型ギヤードモーター可変速タイプユニットモータの概要・仕様

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