リューブライト処理

【リューブライト加工処理】

化成処理であり、リン酸マンガン皮膜処理のことです。
黒染加工処理よりも錆びにくく亜鉛めっきのクロメートと同等の耐食性があり、鋳物の材質に適してます。
表面状態は、「粒子が粗く」塗装の下地としてアンカー効果があり密着性を向上させます。
また、絶縁皮膜であり電気を流れ(厚膜:12,300Ω/cm2 薄膜:2,960Ω/cm2)
破壊電圧は、厚膜状態で、170~280V・薄膜状態で、140~220Vにくくします。
膜厚は、8〜15μm厚であり、寸法精度維持したい部分にも使用出来ます。
耐熱性は、250℃付近であり、それ以上の高温で使用すると変色します。
硬度も、モース硬度で5〜6程度あり、耐摩耗性を必要とする場面でも利用が可能です。
RoHS指令にも抵触しません。

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