ムダを見つけ出すための時間観測の仕方

作業の中には様々なムリ・ムダ・ムラが潜んでいます。
作業にかかる時間の内訳を計測して、整理することで、これらのムリ・ムダ・ムラを洗い出すことができます。
どのような作業、動作に時間を要しているのか、バラツキから不安定な作業・動作を明らかにすることで、改善点が見えてきます。
時間観測は、作業の中のムリ・ムダ・ムラを洗い出すことに役立つ方法です。

 

【書き起こし】(2) ムダを見つけ出すための時間観測の仕方 

(00:00) 作業者の動きには付加価値のある将棋作業 付加価値のない作業無駄という3つの要素があります 例えば組み立て作業において正味作業はビスナットで組みつきをする瞬間を指します 付加価値のない作業はビスネットへ交互を取りに行く動作や収容箱に保管する 動作などの付帯作業を指します 無駄はピスを間違えて組み付けやり直したり必要な工具を探したり 収容箱が離れていて歩いて保管したりする動作を指します この3つの要素のうちで村比率が高ければ一見忙しそうに動いていても付加価値の比率 は低くなります 無駄を徹底的に排除し村比率を低くして付加価値比率を高めることが必要です 付加価値の高い状態で作業させれば単に 動いている状態から身に働いて稼いでいる状態になります つまり人を生かすことにつながります
(01:06) 時間観測では作業者の動きを定点で観測することにより無駄が見えてきます まずは現状の無駄がどれほどあるのか見えるようにすることがスタートです 時間観測をするうえでの準備事項です 1作業者に時間観測の目的を説明します 作業者は自分の後ろで第三者にじろじろ見られることになるわけですから 本人にその狙いや首相説明し理解してもらう必要があります 2 作業者に章3時間を削減するものではないことを理解させます 正味時間の削減をさせるとビスナットで組み付けを急ぐあまり 不用品を発生させたり疲れを招いたりすることになります 狙いは無駄の削減であり間違いやり直し 探す歩くなどの付加価値につながらない動作を見つけることだという点を折り返させ ます3を観測者は作業者の作業内容を2から3回観察します
(02:14) 観測者は対象となる工程作業の内容をまずは一通り見ますにから3回繰り返し見ること で対象とすべき工程作業かを見極めます 4作業の回避県など作業順序を決めます 始業作業などのようにスタートが明確なものは良いですが繰り返し作業などではある 時点をスタートと決め ストップウォッチのゼロからタイムアップしていく瞬間をはっきりさせる必要があり ます 5て計測か midi を取りかなど観測方法を決めます て計測はストップウォッチと観測版を持って作業者と1対1で つきっきりで観測するやり方です ストップウォッチには60秒単位と100デジタルミニッツ単位の2種類があります 60秒タイプは単位が一般的で安価に入手できる反面60進法のため 計算が面倒なところがあります100デジタルミニッツタイプは100進法のため観測 精度が高く
(03:23) 計算が容易にできる反面放火ですビデオ撮り はビデオに収めて後から観測するやり方です ビデオ撮りが向いているのは繰り返し性が高く市西区理事官が短い作業観測の時 動作まで細かく分析するとき 長時間でインドの少ない作業のとき 改善前後の比較をするとき 多人数で議論するときなどです6 作業者の邪魔にならない観測位置を決めます 作業の邪魔にならず安全面からも問題なくなおかつ 作業者の動きがよくわかる位置を決めますてケース 曲であればそこに人が経ちビデオ観測であればそこに三脚を立てて観測できる位置と なります 7安全面に配慮しながら時間観測を始めます作業者の動きに集中してしまうと背後を 通るリフトや運搬具などと接触する
(04:27) 可能性もありますので周囲に目を配りながら行います それではて計測で60秒タイプの時間観測の演習を行います 時間観測用紙とストップウォッチを用意しましょう まず対象とする工程を選定し容姿の上段に対象校艇 観測がピ観測時刻分類板 もう観測者などを記入します まずは対象作業について一通り作業内容を観察してください 事例です作業者は材料を取り 加工機に移動します 加工機では加工するた完成品を払いだします 材料をセットし起動ボタンを押すと加工が始まります 作業者は完成品を取り完成品置き場に入れ 戻ります それでは時間観測の手順を説明していきます まずは要素作業を決定します
(05:34) 要素作業とは一連の流れの作業をいくつかの単位が分割した作業を阻止ます 小さな単位に分割することで要素作業単位での問題の把握ができ 改善の検討ができるようになります また特にばらつきの大きな要素作業には問題が多く潜んでおり 無駄を排除する足掛かりとなります要素作業分割を行う上では 次の点に留意します 1他の要素との区分が明確にできること 例えば音の発生ての方向転換など 区分を明確にします に同じ目的な動作のみを含むこと 例えば検査と取り置き動作は異なるので分けます 3位作業時間と機会時間は分る 例えば起動ボタンを押す手作業とその後の機械稼働時間は分けます 4サイクル外作業付帯作業は分けて観測する た
(06:38) 例えば組み立て作業などのサイクル作業と20回ごとの検査 16回ごとの箱の入れ替えなどのサイクルがい作業は分けます 5観測可能な程度の時間であること少なくともにから3秒以上ないとストップウォッチ のメモリを読み取ることが難しい なります 観測点を記憶します 観測点はストップウォッチを読み取る瞬間のことでその要素作業が終わった瞬間を指し ます 1の要素作業は左手で材料を取り 手元に持ってくるという作業ですこの場合では手元に戻ってきた瞬間が観測点となり ます 同様ににでは移動が終わった瞬間が観測点で荒んでは仮置きした瞬間が観測点 です 選んでは完成品を持ってきた瞬間が観測点です 後では収容箱に入れた瞬間が観測点です
(07:46) 6では戦闘に戻った瞬間が観測点となります このような観測点を記憶し次に ストップウォッチを使って計測します ストップウォッチの使い方は左手で持ち 右上のボタンを押せば計測が始まります もう一度同じボタンを押せば計測が止まります左上のボタンを押せばゼロにリセットさ れますストップウォッチは右上ボタンを押し 件 僕が始まればそのまま途中で止めずに回し続けます 回しながら作業者の動きを同時に見て観測点の時間を読み 観測用紙の観測時間記入欄の上代に黒字で記入します 時間観測では一度だけだと正確性が確保できませんので何度か計測します 計測回数は1サイクルの時間作業の性質などにより決めます時間のかかる作業は1日1 回を数回行いデータ取りをします
(08:56) 短い時間の作業はその場で10回程度行いデータを取ります さらに材料を落としたなど例外作業の内容時間はその都度矢印を書き 空欄に記入します 観測ミスがあった場合は m と記入します 手直し後症などの以上作業が入ったらその時間値をまるでくくり 備考欄にその具体的内容を記入し改善の手がかりとします 時間の観測が終わったら洋酒を仕上げていきます まずは1サイクルあたりの時間を求めます 求め方は最後の要素作業について 各サイクルの時間力前のサイクルの時間血を引きます事例では最後の要素作業は ナンバー あー6になります 一切久留米の35は再下段の1サイクル時間欄にそのまま35とあた字で記入します 2サイクル目では1分17秒は77票ですから77-35で42となります
(10:07) 同様に3サイクル目は111-77で34 4サイクル目は151-111で40 5サイクル目は189-151で 38となります計算した数値は 歳女団の1サイクル時間欄にあた字で記入します 次にサイクルタイムを決めます サイクルタイムは計測した中で一番速い1サイクルのて作業時間です 1サイクルあたりの時間の中で最小値を選び 要素作業時間欄の再下段に記入します 例では34から42の中で最小値は34となりますので 34と記入します 平均値ではなく最小値を選ぶのは一番早くできる値をベンチマークしながら ばらつきを排除し仕事を安定させるためです 次に格要素作業時間を求めます
(11:17) 要素作業の時間値を次の要素作業の時間力引いた値を記入済みの時間家の下の欄にあた 字で記入します 例えば1サイクル目について要素作業ナンバー1ではそのまま 号記入します 要素作業ナンバー2では中から 要素詐欺をナンバーワンの時間稚児を引いて 5 要素作業ナンバーさんは15-10でこっ 以下24-15で9 31-24で7 35-31で4となります 次は2サイクル目に移り要素作業ナンバー1では41から5つあい久留米の要素作業 ナンバー6の時間機35を引いて 6 要素作業ナンバー2では47-41で6となります 以下同様に計算していきます
(12:21) 全て埋めると各要素ごとのばらつきが見えるようになります バラつきが大きい要素は問題が潜んでいる証でもあります 次に各要素作業時間を決めます 各要素作業の最小値を借りで 要素作業時間欄に記入します 例えば要素作業ナンバー1は先ほど求めた 4から7ば8月の中で最小値は4です 要素作業ナンバーには後から7の中で 子が最小値になります同様に以下 4963となり全てを足すと31 になりますここで先ほど決めたサイクルタイムは 34でした各要素作業の最小値のはは必ずしも サイクルタイムと同じ与えになりませんので部分的にゲタを履かせ サイクルタイムにあわせますサイクルタイムに合わせるのは か
(13:22) 一要素作業の最速値では文すぎるためです サイクルタイム34に合わせるにはプラス3必要です そこで各要素作業の中で発生頻度の多い数字の要素に加算して 客様そ作業のはがサイクルタイムになるようにします 要素作業時間を修正すれば時間観測用紙は完成です 事例は時間の短い繰り返し作業を 人が現地現物で行うものでした動作をリアルタイムで見ながらさずとも ビデオに録画し早送りや巻き戻し所繰り返しながら 観測する こともあります時間の単位も秒ではなく 分単位で見れば十分な作業環境もあります 自社の作業内容によりどのような計測スタイルが良いのか考えて実践してみましょう

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