引き込みコンベヤ【コンベヤ/水平搬送/直動機構/シリンダ/リニアガイド/ローラ】 → http://jp.misumi-ec.com/ec/incadlibrary/detail/000192.html?cid=cid_jp_m_mech_20160318_8271_000192_2
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仕様
目的・動作
搬送する際、モータを使用せず、シリンダにて搬送を行う
NG品又は目視検査が必要なものが引き込まれてきて、不具合を確認する
基本的には手で台やテーブル等にもっていき、目視検査をする。
コンベヤ周辺は手が入りずらいことを想定して引き込み持ちやすい位置まで搬送している
環境・操作性
ワークの上からアクセスすることにより、省スペース化
引き込み前・引き込み搬送後は近接にて感知
対象ワーク
樹脂BOX
外形:W100xD100xH70[mm](2個)
パレット
外形:W240xD150xH95[mm]
重量:10[kg]
特徴
動作仕様・寸法
ロッドレスシリンダストローク:830[mm]
ガイド付シリンダストローク:20[mm]
外形寸法:W1140xD350xH352[mm]
主要部品の選定根拠
コロコンローラ
駆動をもたないコンベヤとして選定
リニアガイド
モーメント荷重が大きくない為、装置全体サイズに最適なものを選定
ロッドレスシリンダ
搬送をさせる為に選定
調整ねじセット
ワークを確実にホールドさせる為に微調整できるものを選定
設計ポイント
主要部品の計算工程
ワーク把持力とワーク搬送負荷から各シリンダ(ガイド付、ロッドレス)を選定する
ガイド付シリンダ
ワーク負荷に耐え得るシリンダを選定する
ワークをつかむのに必要な力=キャップの重量
=0.2kg=2N・・・①
シリンダ推力=負荷率×使用圧力×チューブ内径断面積
=0.5×0.4MPa×π/4×20mm×20mm
=62.8N>2N(=①より)
⇒よって、φ20mmのシリンダを選定する
ロッドレスシリンダ
搬送するのに必要な力=搬送されるのもの重量×コロコンローラの摩擦係数
=10kg×0.03
=0.3kg=3N・・・②
シリンダ推力=負荷率×使用圧力×チューブ内径断面積
=0.5×0.4MPa×π/4×25mm×25mm
=98N>3N(=②より)
⇒よって、φ25mmのシリンダを選定する
構造の作り込みと設計の勘所
ワークの上からのアクセスで搬送が可能。底面にスペースがない場合に有効
ロッドレスのセンサには、後づけの近接センサを使用し、作業性UPをはかっている。
ロッドレスの付属のセンサを使用すると左右にLMガイドがある為、センサを調整する時に調整しにくい
その際、近接センサをリニアガイドの外にすることによって、作業性UPをはかっている
技術計算リンク
ガイド付シリンダ概要
検索コード:#UL192
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